開業ブログ

【第10話】京都 市場調査

山田 耕路さん

こんにちは、コージです。
先週に引き続き今週も怒涛のスケジュールでブログ更新も遅れていますと言い訳してみる今日この頃。。。

さてブログもついに10話目ですが、先週は店舗メニュー内容のブラッシュアップとファサードデザインの参考イメージ、販促のヒントをテーマに3泊4日で京都に行ってきました。
(6年以上働いた自分への慰安旅行も兼ねてますがw)

市場調査をする時には何を重点的に見るか『テーマ』を決めてから動かないと関心事が散漫になり、結果的に何も得られない場合があるので要注意です。

まずは1番の目的であるお店へ伺う為、朝5時起きで新幹線にて京都へ。
朝早くから向かったのは9:30から整理券を配り始める限定百食でランチのみ営業している大繁盛店視察の為。

書店で目を引いたこちらの1冊。

凄くないですか?!
これが可能なら飲食業の世界は劇的に変わりますよ!

9:40に店前に到着。
整理券は無事貰えました。
20番目くらいでしょうか。

入店時間を予約して一旦荷物をホテルに預け、再度お店へ。
流石の満席で、待ちのお客様がウェイティング中です。

テーブル席が先に空きましたが、順番を遅らせてもらいカウンター席に座り、店内のオペレーションをゆっくり観察しました。
使用食器、調理機具、作業導線、調理方法、店内配置、接客、オペレーショントーク、販促物、料理の盛付、味、etc。。。

着席とほぼ同時に事前予約していたアイデア溢れるステーキ丼が運ばれてきます。

追加で頼んだ限定20食のハンバーグも客単価の上積みと食材ロスを減らす仕組みが組み込まれていて勉強になります。
着席とほぼ同時提供で席回転率も向上させてますね。
なるほどなるほど。

本の内容とメニュー数と価格、食数が判るので大体のPLが計算出来ますね。
人件費と家賃にもよりますが、東京で10坪くらいのお店でやるなら60食以上毎日売れれば利益が出ますでしょうか。

翌日にはこちらの別業態(すき焼き)にもお伺いして調査。
この他にも、おばんざいのお店や焼鳥屋、洋食創作料理、湯豆腐専門店、茶蕎麦、酒造など食べ飲み歩き、飲食店街のお店の面構えを見て歩き、3泊4日で1日3万歩近く歩きました。

驚いたのは連日夕方から人で溢れている先斗町でさえ人が殆どいない。

コロナウイルスの猛威は、外国人観光客に依存している都市と同じく依存している様々な店舗に直撃していました。
政府も政策金融公庫から緊急の追加融資を決めたとニュースに報道されていましたね。

4日間で色々収穫も出来て、また東京へ。

実は1件、とある物件を申込み中で、内装・ファサードのデザインイメージのアイデアを求めていたんです。

次回ブログは先日終了した建築・施工の内見・打ち合わせについて体験した事、感じた事、参考になる事を書いてみますね。

そしてコージ自身は来週、いよいよ起業時の最大の難関、政策金融公庫の面接に挑みます!
果たして満額回答は通るのか!?

一気にバタバタと時が動き出しました!
そちらもまたブログでご報告出来ればと思います。

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記事を書いた人
山田 耕路さん

高校卒業1週間後、地元の北海道より役者になる為に上京。 大手劇団に所属するも、自分の目指す芝居と方向性が違う為、1年後に自分で小劇団を立ち上げ、約9年運営。 劇団運営中、知り合った別の劇団の嫁と結婚を機に飲食業の世界に就職。 自分の接客・料理でお客様が喜ばれる事が肌で感じられ、舞台のスポットライトとはまた違うやりがいを感じ、天職と思い20年以上勤務。 外食・中食・給食と様々な経験をして、残りの人生を「社会に飲食業で貢献する」仕事をしたいと独立を決意。 夢は「毎日オープンしているこども食堂」を開く事! 中板橋駅前にて、2020年4月20日に『焼鳥酒場 鶏のから騒ぎ』をオープン! もっと読む

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