日暮里駅で居抜き物件を探すためのエリア情報
駅の特徴
JR山手線、京浜東北・根岸線、常磐線が走り、一都三県をつなぐ日暮里駅。その他、日暮里・舎人ライナーは鉄道空白地帯であった足立区西部へのアクセスを可能とする唯一の路線であり、京成本線を利用して成田空港へも直通でアクセス可能となっている。
駅ビルの「エキュート日暮里」内にはカフェやベーカリー、スイーツショップ、おにぎり屋など、帰省や観光における待ち合いやテイクアウト利用を取り込む。
駅利用者
1日の平均乗車人員
JR:11万4420人(2019年度)
日暮里・舎人ライナー:2万7147人(2019年度)
京成本線:3万2131人(2020年度)
街の特徴
下町情緒が残る傍ら、駅前再開発の新地として一都三県へのアクセスが良好な街。
日暮里といえば「谷中銀座商店街」。昭和20年頃から駅西口側に近隣の憩いの場として商店街が立ちあがり、平成からは谷中~根津~千駄木の界隈を「谷根千」と称し、下町散策のスポットとして若者や遠方客からも注目を集めている。商店街は、全長約170メートルと短い通りでありながら60以上の店舗が立ち並んでおり、飲食から服飾雑貨、日用品まで業種も様々。
対して駅東口には、大きなロータリーが存在し周辺には飲食ビルがみられる。大通り(尾久橋通り)を渡ると歴史ある繊維街となっており、現在では日暮里中央通りを中心に90店舗が加盟している。デザイナーやアパレルメーカーをも含む、ものづくりを楽しむ多くの人々が材料を探しに訪れる街となっている。
駅周辺の飲食店の傾向
日暮里には隠れた名店が複数存在。古民家を現代風にアレンジした「カヤバ珈琲」やふわふわなかき氷が若者から大人気の「ひみつ堂」、手打ち拉麺と大ぶり餃子で有名な「馬賊」は時期を問わず連日行列をうんでいる。
また、谷中銀座商店街は食べ歩きの宝庫。TVやメディアにも多く取り上げられている肉屋が手掛ける惣菜店「肉のすずき」や猫のしっぽをモチーフにしたドーナツ店「やなかしっぽ」など、テイクアウトを主体とした専門店が多いのも特徴的である。
下町散歩として昼間の利用客が多いが、最近では地域住民をメインに個人が経営するカジュアルBARや立ち飲み屋、ネオ大衆酒場も多くみられようになり、若者からミドル世代まで幅広い年齢層を取り込んでいる。
駅近くにある大手チェーンのファストフード店やカフェには、成田空港を利用する旅行客や出張目的のビジネスマンが多く立ち寄る場所となっている。
アクセスしやすい駅・エリア
JR常磐線で10分足らずの上野駅や北千住駅は、昼夜問わず滞在人口が多く、飲み屋街を中心に飲食店が多数出店。日暮里よりも大衆的な店舗が多く、昼間は若者からシニアまで客層が広く、夜間はビジネスマンの飲み歩き・宴会利用が多くを占めている。
JR山手線の隣駅である西日暮里駅は東京メトロ千代田線が通り、日暮里からも徒歩圏内である為、交通の利便性が高いエリア。駅周辺は交通量が多い大通りとなっているが、山手線の中では比較的家賃相場が低く、スーパーや小学校等の施設も点在している為、少し離れればファミリー層を中心とした住宅地となっている。
東京都心部に通ずる山手線、埼玉・神奈川方面に通ずる京浜東北・根岸線、千葉方面に通ずる常磐線と、一都三県の分岐点として幅広いエリアへのアクセスが可能となっている。