開業ブログ
【第38話】こー爺(じぃ)、新型コロナウィルス特別融資を申請してみる
山田 耕路 さん

こんにちは、焼鳥酒場 鶏のから騒ぎのこー爺(じぃ)です。
12月は居酒屋業界は1年で1番売り上げをあげる時期ですが、残念ながら東京都は感染拡大のニュースが連日報道され厳しい状況に晒されています。
TVで連日報道で煽られているので、お店側がどんなにコロナ対策を実施していても、深層心理でお客様は飲食店へ足を運ばれません。
素人考えですが、中途半端な施策を行わないで、いっそのことロックダウンで1ヶ月なら1ヶ月、徹底的にコロナを封じこめるなど大胆な手法を披露してこの状況を回復させてほしいものです。
さて、現実は苦しい状況でして、鶏のから騒ぎもあの10月・11月はなんだったのかというくらい売り上げが冷え込んでます。
アルバイトにも協力してもらい、通常毎日アルバイト2名雇用しているところを1名でこー爺(じぃ)と共に営業してもらってます。
今後、時短営業の協力金が40万円入ってくる予定ですが、はたしてそれを加えても先月と同程度の売上になるか微妙なところ。
またニュースで、政府の分科会が今後、感染拡大地域の飲食店に夜8時までの更なる時短要請案を検討しているとか。
こー爺(じぃ)の勝手な予想では12月17日までの時短期間の延長はあるなと思っていましたが、さすがに更なる営業時間短縮は想像していなかった。。。
果たして休業と補償はセットで用意してくれるのでしょうか。
ネットニュースでは、首相は来年度も小規模事業者持続化給付金を否定しなかったみたいですね。
今年4月以降にオープンしたお店は対象外でしたので、来年度も給付金を出してくれるのなら非常に有難いです。
悲観していても前には進めません。こー爺(じぃ)は更なる攻めに入ります。
今回、メインバンクの信用金庫の担当さんのご提案で、「コロナ緊急特別融資」を申請してみました。
前にも少し書きましたが、銀行はお金を貸すところですが、お金を持っていない人には貸しません!
お金が無いからお金を借りに行くわけですが、返済能力無しと判断し、お金を貸してくれなくなります。
矛盾しているようですが、これが常識なんですよ。
「お金があるうちにお金を借りる」
これ、鉄則です。
お金があれば、厳しい資金繰りをしなくて済みますし、必要なければ返せばいい。
お金が回ってるところにはお金が集まってくるんです。
こー爺(じぃ)も自分で商売してみて、初めてお金持ちがどうやってお金を増やしているのか、片鱗に触れた気がします。
今回、担当さんより1000万円借りて、日本政策金融公庫から借りている1000万円を借り換えしませんかというご提案でした。
たしかに、メインバンク1本にするのもありですが、起業前に学んだのは、
「早期返済はやってはいけない」
要するに、貸す側は返済期間中に利息を取るが前提で貸すわけで、それが早期返済されると、入ってくる予定だった利息がほとんど無くなり、担当者の営業成績がダウンします。
後日資金繰りが悪くなった時に、果たしてまた貸してくれるでしょうか。
このコロナ融資は本来今年出店した新店は対象外でしたが、このご時世、貸す範囲が広がり、鶏のから騒ぎも対象になりました。
秀逸なのは、
お金は、あれば投資にも資金繰りにもなんでも使えます。
ここは駄目もとで大きく1500万円で申請しました。
開業から11月までの損益計算書を信用金庫の担当者に渡し、稟議書を作成してもらいました。
本来、売上が厳しい会社が借りる制度。
鶏のから騒ぎは11月まで増収増益なので、辻褄が合いません。
信用金庫の担当者がだいぶ掛け合ってくれ、500万円ならという相手側の回答を700万円まで引き上げてくれました。
1500万円には程遠いですが、折り合いをつける金額としては上出来だと顧問税理士の先生も仰ってました。
さあ、来年はこの資金を有効に使って、更に攻めますよ!
何を行うかは、またこのブログの続きで発表したいと思います!
本日も最後までお読み頂きまして有難うございます!!皆様の応援コメント、励みになっています!

経営
山田 耕路さん
高校卒業1週間後、地元の北海道より役者になる為に上京。
大手劇団に所属するも、自分の目指す芝居と方向性が違う為、1年後に自分で小劇団を立ち上げ、約9年運営。
劇団運営中、知り合った別の劇団の嫁と結婚を機に飲食業の世界に就職。
自分の接客・料理でお客様が喜ばれる事が肌で感じられ、舞台のスポットライトとはまた違うやりがいを感じ、天職と思い20年以上勤務。
外食・中食・給食と様々な経験をして、残りの人生を「社会に飲食業で貢献する」仕事をしたいと独立を決意。
夢は「毎日オープンしているこども食堂」を開く事!
中板橋駅前にて、2020年4月20日に『焼鳥酒場 鶏のから騒ぎ』をオープン!
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