飲食開業マニュアル

プレスリリースの書き方

STEP5
  • 運用計画

前章の「宣伝会社に依頼する」では、PRを専門におこなっている会社に業務委託し、お店の広報を行う方法についてみてきました。今回は、自分自身で広報PRを行う場合を想定し、プレスリリースの書き方について考えてみたいと思います。

ちなみにプレスリリースとは、報道機関に向けた資料のことで、お店のセールスポイントを簡潔にまとめた情報のことを言います。

ターゲットとする媒体を想定して作成する

飲食店にとって最も効果的なメディアは、テレビです。音声のみのラジオや白黒写真の新聞などと比べ、料理の魅力を映像と音、コメントで魅力的にみせてくれるテレビは、その影響力も絶大です。それから比較的フットワークの軽いグルメ系WEBメディアや、グルメに特化した雑誌、料理系専門誌なども飲食店のオープン情報を求めています。

またもしも地域密着型の店舗であれば、ローカルな情報を発信している地域に根差したWEBサイトなども、地元客の呼び水となってくれ効果的でしょう。これらのメディアをターゲットに、お店の情報を発信していくとよいでしょう。

プレスリリースに掲載する情報量はA4用紙一枚分

そもそもプレスリリースは、A4用紙1枚ほどの情報量を想定して書きます。そのため、もちろんお店のメニューなど、すべての情報を掲載する必要はありません。むしろキャッチとなるお店のセールスポイントを厳選して伝えることが大切なのです。

情報掲載の仕方も、メディアが興味をもってくれそうな、取材に直結するポイントをおさえておく必要があります。あくまでも取材への「きっかけづくり」がプレスリリースの目的なので、あれもこれも盛り込みたいと思うかもしれませんが、優先順位をつけて発信しましょう。興味をもってくれたメディアがあれば、電話などで取材依頼が入ります。詳しい情報はその時に提供すればよいのです。

 

プレスリリースを書くときの注意点

では実際に作成するときにはどんな点に注意すればよいのでしょうか。プレスリリース作成にあたって気を付けるべきポイントをまとめてみました。

メディア担当者たちは、毎日大量のプレスリリースを目にしています。一日に何十件も目を通さなくてはいけないので、当然じっくりと読んでいる暇はありません。そのため、タイトルと見出しを見ただけでも興味を惹きつけられるようにしておかないとすぐにゴミ箱に捨てられてしまいます。印象的なタイトル、見出し選びはもちろんですが、デザイン的にも目立たせて、他のテキストとのメリハリをつけるなど視覚効果も工夫しましょう。

飲食店のプレスリリースで大切なのは写真です。上述のように忙しいメディア担当者に、一瞬でより多くの情報を伝えることができるのが写真の力です。飲食店の場合イメージが大切なので、写真は少し多めでも構いません。また掲載するときは適当に撮ったものではなく、メディア担当者がそのまま記事に使えるような見栄えのよいものを使用しましょう。重要なのは「この写真なら良い記事が書けそうだ」と思ってもらえるような写真を掲載することです。

あたりまえですが、必ず問い合わせ先を明記しておきましょう。せっかく担当者が面白い情報だと思ってくれても、どこに連絡すればわからなければ意味がありません。リリースの下部に「お問合せ」という欄を設け、担当者名、電話番号、メールアドレス、問い合わせ受付時間を記入しておいてください。
 

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