開業ブログ

夢のスタートライン③

松井 政貴さん

皆さん、こんにちは!

只今開業準備中の松井です。

ようやく待ちに待った物件の引き渡しが終わり、まずは一歩進みました。
それに加えて、テントと看板イメージが出来上がり、段々と形になってきた事にとても喜びを感じています!

さて今回は、第三弾『物件探しは本当にご縁』の巻です。


 

昨年、独立を決めて退職届を提出後、休日を利用して物件を探していました。
その頃は新型コロナウィルスの第5波が収束し始め、そろそろ落ち着くだろうと。もちろん先々の不安はありますが、少しの安堵を感じていました。

そうした中で、不動産屋さんからご紹介頂いた10坪程度の物件2件。「これは!」という条件だったので、内見を依頼しました。(※ABC店舗さんとは別の不動産屋さん)
当時は2件とも営業中でしたが、「(コロナでこりごりで、)〇〇月に閉める予定」とのこと。知識不足の私は、「稼働しているお店であれば、引き渡し後にすぐ営業できる!」と短絡的に考えてしまいました。

そして、退職日直前に申込みを入れました。

しかし、再内見や何度か不動産屋さんと連絡を取り合うも、条件の変更などでなかなか契約までに至らず。当初お店を閉めると言っていた○○月に近づいているし、新型コロナウィルス第6波の影も…

「どういう事なのだろう??」と、自分の経験則からは状況が理解できず焦りを感じ始めていました。そして、「これはもう駄目だな」と思ったその時。
案の定、「(該当物件の)お店が続けることになりました」と不動産屋さんから連絡が…。

私は、その瞬間一気に熱が冷め「そんな事もあるのだな…」と冷静に。
もう理由や原因などモヤモヤ考えている時間が勿体ない、次を探さなきゃ…
そこから私は気持ちを切り替えてイチからリスタートさせました。
※その後の物件探しについては、ABC店舗さんHP『物件の決め手』をご参照ください。


 

物件が決まるまでの10ヶ月間は、良い機会をたくさん得られました。

まずは物件探しの知識や経験が少なく勢いしかなかった事に反省し、『私自身にとって良い物件とは?』をベースに再考。

具体的には、コンセプトとターゲット(立地ごとにペルソナ)を見直し、外部環境と照らし合わせた上で、お客様に求められるお店となるようパーパスを設定。つづけて、これから起こりうるリスクを踏まえ、柔軟なコストで身の丈に合った経営ができるように規模感を試算。そして物件探し外の部分で、少しでもお店の存在価値を高めるために野菜ソムリエの資格を取得しました。

じっくり考えることが性格的に良かったのか、こうした活動は「これだったら初めての開業でも長く運営できるのでは」という自信に。
※もちろんトライ&エラーで進めていくと思います。会社勤めの頃も絶望を感じるギリギリの失敗が多かったなー(内緒w)

また、見直しをしたからこそ、最初に申込んだ2件の物件が規模感・家賃ともに高く、どれも身の丈に合っていなかったことに気が付くことが出来ました。契約物件と比較すると、コストが3倍程で、今ではキャンセルになって良かったなと本当に思っています。

そして、物件探しでは身の丈に合った経営ができる規模感をベースに歩き回る日々。
そんなある日、たまたま「いいなー」と思った物件を発見し、中を覗くと女性が二人いました。「ああ、ここの物件は別の人で決まってしまったのか…」と。
それでも参考までに「ここの物件で何屋(業態)をされるのですか?」と聞いたところ、ABC店舗の営業の方でした。それが、今の物件(契約した物件)です。


 

私は、開業した知人の多くから『物件はタイミングとご縁だ』とご教示頂いていました。はじめは半信半疑でいましたが、今の物件と出会い、まさしくこれがそういう事だったのかと実感しています。

ご縁を結んで頂いたすべての方々には本当に感謝致します。
そして、皆さんに求められるようなお店を目指していきます!

次回は、真面目な内容ばかりでも疲れちゃうと思うので、『食べ歩き系のスピンオフな内容』で投稿します!これからも宜しくお願い致します!

こちらは冒頭でお伝えしたテントと看板のイメージ画像です。
形になってくるとわくわくしますね。

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