浅草駅で居抜き物件を探すためのエリア情報
駅の特徴
浅草駅は東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線、東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)の3路線が乗り入れる。
国内有数の観光地にあるターミナル駅という特性上、曜日に関係なく多くの利用者が行き交っている。
駅利用者数
1日の乗降客数
銀座線:57,513人(令和2年度)
浅草線:55,671人(平成31年・令和元年度)
伊勢崎線:55,671人(平成31年・令和元年度)
街の特徴
雷門がシンボルである浅草寺をはじめとする様々な寺院があり、昔ながらの雰囲気が漂っている。仲見世通り、伝法院通り、新仲見世通りなどの歴史ある商店街や、浅草演芸ホール、浅草フランス座演芸場東洋館といった演芸場など、様々な歴史ある観光スポットが多く残されている。
元来から観光地として有名であったが、2012年には東京スカイツリーや、そのふもとにある大型の商業施設「東京ソラマチ」が開業。近年は新たな名所も登場し、観光地として今もなお発展を続けている。
昔ながらの街並みが訪日外国人観光客からの人気を集めていることから、浅草は日本でも有数のインバウンド需要が高いエリアとしても知られている。近年は外国人観光客を主要ターゲットとしたホテルの建設も盛んとなっている。
駅周辺の飲食店の傾向
駅周辺は商店街から路地裏に至るまで、多くの飲食店が軒を連ねている。
雷門通りや江戸通りといった大通りに面した商店街は、有名チェーン店や古くからある有名店が中心。個人店は大通りから外れた路地裏に多く出店している。
浅草では路地裏にある個人店ほど、地元の人々を主要顧客として地域に密着しやすい傾向にある。一方で商店街は駅からのアクセスが良好であるため、観光客やビジネスマンが駅周辺で食事をとる際は、大半が商店街の路面店を利用している。
路地裏の個人店が観光客も取り込みたい場合は、自店舗ならではのウリなどの特色を打ち出し、商店街にある飲食店との差別化を図ることが重要である。
また、浅草は多数の外国人観光客が訪れるエリアであるため、大半の飲食店が外国語メニューを導入している。
世界的な旅行情報サイト「トリップアドバイザー」には、ホテルや観光地だけでなく飲食店の口コミも投稿されているが、浅草の飲食店は外国語の口コミも多く投稿されている。特に和食を扱うお店やラーメン屋は外国人ユーザーからの評価が高く、口コミが広がりやすい傾向にある。
インターネットでの口コミを見て、個人経営の小さな居酒屋を好んで訪れる外国人観光客も多く、チェーン店だけでなく個人店でも、英語や中国語のメニューを用意しておくことが推奨される。
アクセスしやすい駅・エリア
東京メトロ銀座線は渋谷までつながっているため、都心部からのアクセスが容易。都営浅草線は京成線の千葉方面、東武伊勢崎線は東京メトロ日比谷線を介して東武日光線の埼玉方面まで直通している。
また、東急東横線の神奈川方面からは伊勢崎線に直通する中目黒駅で降りたホーム向かいの電車に乗り換えるだけで到着できるなど、首都圏の様々なエリアからのアクセスが容易となっている。