神田駅で居抜き物件を探すためのエリア情報
駅の特徴
JR山手線、中央線、京浜東北・根岸線が走り、都心部のほか、東京23区外へのアクセスが可能な神田駅。浅草まで通じる東京メトロ銀座線を利用すれば、東京都内の東西を横断することも可能である。
駅利用者
1日の平均乗車人員
JR:10万6658人(2019年度)
東京メトロ:6万2320人(2019年度 ※乗降人員)
街の特徴
オフィスやビジネスホテルが林立するビジネス街である傍ら、古き伝統を受け継ぐ歴史ある街。
神田といえば新橋に並ぶ「サラリーマン天国」。数多くのオフィスが存在する中、駅周辺はとにかく飲食店が豊富で、ランチタイムには行列をなす店舗も多い。居酒屋やバーなどの飲み屋が多い為、夜間は男性サラリーマンを中心に大きな賑わいをみせている。
一方で、多くの神社や教会が点在し、古き伝統を受け継ぐ歴史ある街でもある。江戸総鎮守として信仰を集める「神田明神」があるほか、昭和28年からつづく全長300メートルの「神田駅西口商店街」も健在。秋葉原駅との間にある赤レンガの万世橋は、70年にわたり東京屈指のターミナル駅とされていたが2006年に閉業。その後、シンボルであった赤レンガをそのままに、2013年から「マーチエキュート神田万世橋」として嗜好性の高いショップやカフェが並ぶノスタルジックな商業施設へと生まれ変わっている。
駅周辺の飲食店の傾向
神田は時代をまたぎ古くからつづく老舗の名店が勢揃い。明治創業の「神田まつや」や「かんだやぶそば」は蕎麦の名店として名高く、うなぎ屋「明神下 神田川」は江戸時代より200年以上受け継がれる伝統の味で現在も人気を誇っている。
また、カレーの激戦区としても有名な神田。毎年11月には出店数日本最大級の「神田カレーグランプリ」が開催され、カレーの頂点を目指し熱戦が繰り広げられている。「欧風カレーボンディ」や「ビストロべっぴん舍」といった受賞歴のあるカレー店舗は連日行列が絶えないほか、インド・タイ・バングラディシュ・和風などジャンル問わず数多くの人気店が集結している。
江戸情緒が残る「神田西口商店街」には、老舗鶏料理店「伊勢ろく」や定食屋「和風らーめん海人」など、お手頃価格でコストパフォーマンスの高いランチが食べられる飲食店が多数。また、「みますや」「若竹」といった古くからある大衆居酒屋から「常陸野ブルーイング・ラボ」「YONA YONA BEER WORKS」といった最近のおしゃれなバルまで広く飲み屋が軒を連ね、夜間はサラリーマンで賑わっている。
アクセスしやすい駅・エリア
JR山手線の隣駅、秋葉原駅は、家電量販店が密集する世界有数の電気街である傍ら、「オタクの聖地」として観光客が多く訪れる街である。また、再開発が進み「IT拠点」としても発展している。一方、秋葉原駅と反対側の東京駅は、複数路線が乗り入れる巨大ターミナルであり、多くの大手企業が本社を構える高層エリアである。東京駅構内には地下街が存在し、数多くの飲食店とお土産ショップが出店。丸の内側では駅自体がライトアップされ、東京を代表する観光スポットの役目も果たしている。
東京メトロ銀座線の隣駅である三越前駅は、高層オフィスビルや老舗百貨店が多く、江戸時代から城下町として栄えてきた高貴なビジネス街である。また、近年の再開発によって、大型商業施設の「コレド室町」や「日本橋室町三井タワー」といった大型複合施設が次々と建ち並び、歴史ある江戸の情緒と近代的な新しさが混在するエリアへと発展している。