大塚駅で居抜き物件を探すためのエリア情報
駅の特徴
JR山手線が走る大塚駅。都電荒川線が走る大塚駅前駅へは北口から出て徒歩1分と、その名の通り大塚駅の駅前に位置している。また、東京メトロ丸の内線が走る新大塚駅にも徒歩8分で移動が可能。
駅ビルの「アトレヴィ大塚」内には、カフェやレストラン、雑貨店、書店など仕事帰りの利用を取り込む。
駅利用者
1日の平均乗車人員
JR:5万8882人(2019年度)
街の特徴
下町情緒を残しながらも、再開発で進化するディープタウン。
大塚といえばオフィスビルやビジネスホテルが林立する「オフィス街」。2018年に開業された「大塚のれん街」は、都電荒川線が通る道なりにある古民家を再生し、居酒屋やバルなどの飲食店を集めた飲み屋街である。はじめはビジネスマンの憩いの場であったが、いまでは若者も足を運ぶ人気の飲み歩きスポットとなっている。
「サンモール大塚商店街」「大塚銀の鈴通り商店街」といった商店街は、駅前の通りから細い路地まで長年営業する青果店や書店、飲食店など地域に根付いた個人店が多く軒を連ね、現代と昭和が入り混じった下町エリアである。商店街を抜けると、マンションが立ち並ぶ住宅街となっており、交通量の多い駅前大通りと比べて静かな街並みが続いている。
都市整備として2009年に駅舎をリニューアル。自由通路で分断されていた南北がつながったことを契機として、2017年には駅南口に駅前広場「トランパル大塚」がオープン。2019年からは、夜でも安全且つ安心してたのしめる”アフター・ザ・シアター“を実現させようと、駅北口の再開発事業が進められている。
駅周辺の飲食店の傾向
大塚は幅広いジャンルで名立たる飲食店が多数。大手チェーン店は少なく、個人店がほとんどである。焼鳥屋「蒼天」、餃子店「東亭」、インドカレー店「カッチャル バッチャル」などは食べログ百名店に選出され、専門性の高い料理が揃っている。おにぎり屋「ぼんご」もそのひとつで、開店直後から行列になるほどの人気店となっている。
また、ラーメン好きが集う人気店も多く点在。ミシュラン一つ星獲得の担々麵「創作麺工房 鳴龍」をはじめとして、「志奈そば田なか」「麺たつ」などシンプルで洗練されたラーメンが目立つ。
飲み歩きスポットとしては、ネオ大衆酒場が集まる「大塚のれん街」のほか、昭和漂う商店街沿いにディープな飲み屋が立ち並ぶ。1970年創業の「鳥政」や、日本酒の飲み比べができる「ぐいのみ大」「地酒や もっと」は、地域住民が集う酒場として連日賑わっている。
アクセスしやすい駅・エリア
JR山手線で隣駅の池袋駅は、新宿に次ぐ巨大ターミナルとして人口が密集。東側は大型商業施設が林立し、大手企業の激しい商戦が繰り広げられている繫華街。西側は劇場や映画館、古書店などが多く残る文化都市として、東西で異なる顔をもつエリアである。一方、反対側の巣鴨駅は、「おばあちゃんの原宿」として名高い街。駅北口には「巣鴨地蔵通商店街」と数多くの寺院が並び、お散歩スポットとしてファミリー層やお年寄りがこぞって足を運んでいる。また、最近では、交通の利便性、生活の利便性、山手線内における家賃の安さから、独り暮らしの若者や女性の住む場所として注目されている。
都電荒川線を利用して、早稲田~王子~三ノ輪橋までの下町エリアを巡ることも可能である。