麹町駅で居抜き物件を探すためのエリア情報
駅の特徴
麹町駅には、東京メトロ有楽町線が乗り入れている。
駅の利用者はビジネスマンが主。出口が複数あるが、どの出口を出てもオフィスビル群が広がっている。
駅利用者数
1日の乗降客数:43,592人(令和2年度)
有楽町線の乗り換え路線を持たない「単線駅」では最多の乗降客数を誇っている。
街の特徴
以前は日本テレビが本社屋を構え、麹町は「日テレのお膝元」として知られていた。
汐留への移転後も旧本社屋は機能を残し、長年に渡り稼働を続けていたが、2019年に撤退となった。
元来からビジネス街として発展していたため、日本テレビの移転後も街の活気が失われることはなく、ビジネスマンを中心とした通行が盛んとなっている。
日本テレビの旧本社屋があったエリアは再開発が構想され、麹町大通りと靖国通りを繋ぐ「日本テレビ通り」周辺を中心に、更なる変貌や発展も期待されている。
また、皇居方面の番町エリアには、治安が良く閑静な住宅街が広がっている。
江戸時代から武家屋敷街が広がっていた番町一帯は、現在では高貴な住宅が立ち並び、著名人や居を構える高級住宅街としても知られる。エリア内には数々の要人や著名人を輩出した小中学校があり、裕福なファミリー層の居住が主となっている。
駅周辺の飲食店の傾向
麹町全体では、和食や居酒屋業態が多い傾向にある。
ビジネス街エリアでは大衆的な価格帯の飲食店が多く、ランチ需要も高いことから居酒屋などのお酒をメインに扱う店舗でも多数がランチ営業を行っている。
ランチタイムは単価800円~1,000円の範囲で定食を食べることができる店舗が好まれる傾向にある。
落ち着いた雰囲気のビジネス街となっていることもあり、夜の酒宴需要はありながらも、都心の繁華街にあるような喧騒は殆どないことも特徴。お酒を飲むビジネスマンの客層は良く、酒に酔った飲食店利用客のトラブルも少ない。
高級住宅街エリアには、特出して数は多くないが飲食店がいくつかあり、大半が富裕層の住民、もしくは接待利用者をターゲットにした高級店となっている。
高級店の中には歴史ある飲食店もあり、創業100年以上の歴史を誇る老舗うなぎ店では、ランチタイムの定食でも7,000円の価格帯となっている。
アクセスしやすい駅・エリア
有楽町線沿線の駅であるため、永田町、有楽町や池袋方面からのアクセスが容易となっている。
有楽町線は西武池袋線・東武東上線に直通しており、埼玉のベッドタウンから通勤者も多い。
また、JR、東京メトロ、都営地下鉄の計5路線が乗り入れる市ヶ谷駅方面からも徒歩でのアクセスが可能となっている。