開業ブログ

【第60話】へ?新店舗出店があっさり決まりました!

山田 耕路さん

こんにちは、焼鳥酒場鶏のから騒ぎ 中の人のこー爺(じぃ)です。

題名の通り、
1年半決まらなかった新店舗の出店先がなんとあっさり決まってしまいました!(笑)

結局、物件は巡り巡ってのご縁なんでしょうね。

場所は板橋区中板橋を離れて、北区東十条駅前にオープン予定です。

東十条は土地勘が無かったゆえにリサーチを繰り返しましたが、生活導線上にあるテナント且つ近隣にライバルとなる同業他社は少なく、今後2年で隣の十条駅前の再開発工事も行われるとのこと。であれば景気も上がっていくだろうと契約を決意し、晴れて2号店の出店が決まりました。

当然ながらこの物件に申し込んでいた同業他社はいました。
しかし、既にこー爺(じぃ)はこの1年半で4件不成約が続いていた為、物件を確実に取得するちょっとしたテクニックを使いました。

まずは、【今回の物件情報】について。

・東十条駅 前徒歩30秒
・1階路面店
・10坪
・家賃170,000円(坪単価17,000円/サブリース物件)
・造作募集価格3,000,000円
・敷金4ヵ月
・礼金2ヶ月
・仲介手数料1ヶ月
・企画料1ヶ月
※全て税抜き
※同業他社の申込み有

さあ、皆さんならどうやってこの物件を落としますか?

答えは簡単です。
業態説明の企画書の素早い提出は勿論ですが、

造作価格を3,100,000円で申し込みました!!

要するに、複数の会社が申し込んでいる場合には、ライバルよりお金をプラスでbetすればいいのです。

現テナントも不動産屋も同じ条件なら、より実入りが入る方が得ですよね。

今回の物件は、我々の他に2社申し込んでいました。

1番手で申し込んでいたところは融資審査でもたついており脱落。
実質、2番手の我々と3番手の新規開業者で一騎打ちでした。

そこで効いた施策が、上記の「造作価格にプラスオン」です。
中長期経営計画まで盛り込んだ用意周到な企画書と店舗イメージ図、それから与信。
断られた高井戸物件の資料をカスタマイズすれば良いだけだったので、迅速な資料提出が出来たのもラッキーでしたね。

他社と横並びで審査条件が同じなら、より大家様・不動産屋に資金に問題なく、イメージしやすい資料を提出できた方がアピール勝ちですよね。

過去ブログ内でも何度か書きましたが、
営業にせよ販促にせよ人と同じことをしても勝ち上がれません。

他人と違う視点で考察し、ちょっとした閃きを即時に実行できる人が勝ち上がっていくのです。


 

さて、ハコの問題は片付きました。
あとは概ね人の問題さえクリアー出来ればほぼ終わりです。

ただ、何事も段取り8割といいますが、こー爺(じぃ)はいつも段取り9割以上を考えて行動しています。

なのでとりあえず先に、前回政策金融公庫に申し込んだ高井戸物件の審査がストップしたまま、東十条に急遽シフトチェンジした為、(担当者には物件変更でご迷惑をおかけしますが、)稟議が通った1,000万円分の融資を今回の企画にスライド出来るかがこれからの資金繰りのポイント。全て迅速な対応が必要となりますので、漏れの無い様に進めていきます。

やるべきこととして残るは、

・内装
・厨房機器
・厨房備品
・求人
・販促
・食材・産廃業者手配
・助成金

といったところでしょうか。

@1ヶ月でオープンする為、既存店営業をしながらの準備になりますが、楽しみながら進めていきたいと思います。

さらに今回は、高井戸に投資予定だった3,000万円のコストを大幅にカットできた為、年内にもう1店舗出店する計画となりました!

業態開発のアイデアはまだまだ溢れているので、今度は鶏のから騒ぎとはガラッと変更した面白い業態を検討します。お楽しみに!


 

本日も最後までお読みいただきまして有難うございました!
次もなるべく間を開けないように書きます!
がんばりますので応援宜しくお願い致します!

また、飲食業コンサルタントも始めました。

■開業支援
■店舗撤退支援
■FC加盟事業
■物件情報
■水光熱費のコストダウン提案
■厨房備品のコストダウン販売
■税理士紹介 など

サポート内容に少しでもご興味ありましたら直接こー爺(じぃ)までご連絡下さいね。
実際に飲食店舗を開業して継続運営しているこー爺(じぃ)の経験値を生の声でお伝え、支援しています。
物件情報はABC店舗さんでもご相談頂けます。

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記事を書いた人
山田 耕路さん

高校卒業1週間後、地元の北海道より役者になる為に上京。 大手劇団に所属するも、自分の目指す芝居と方向性が違う為、1年後に自分で小劇団を立ち上げ、約9年運営。 劇団運営中、知り合った別の劇団の嫁と結婚を機に飲食業の世界に就職。 自分の接客・料理でお客様が喜ばれる事が肌で感じられ、舞台のスポットライトとはまた違うやりがいを感じ、天職と思い20年以上勤務。 外食・中食・給食と様々な経験をして、残りの人生を「社会に飲食業で貢献する」仕事をしたいと独立を決意。 夢は「毎日オープンしているこども食堂」を開く事! 中板橋駅前にて、2020年4月20日に『焼鳥酒場 鶏のから騒ぎ』をオープン! もっと読む

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