本格和食と手打ちそばを楽しむ！千鳥町『そば和食 風鈴亭』がオープン1周年【東京都大田区（和食/蕎麦/居酒屋）】

東京都大田区、東急池上線 千鳥町駅から徒歩2分ほどの「ライオンズマンション千鳥町」1階部分に店を構える『そば和食 風鈴亭』がオープン1周年を迎えた。

『そば和食 風鈴亭』は、日本料理の世界で35年以上働いてきたご主人が定年退職を機にオープンしたお店だ。季節の食材を使用した本格的な和食をお酒と共に嗜み、〆（シメ）に手打ちのそばを楽しむスタイルが主なコンセプト。
コンセプト通りの利用方法はもちろんだが、晩酌や居酒屋のような利用方法をはじめ、和食のみ・そばのみを目的とした利用も歓迎であり、そのような使い方をする常連さんも居るとご主人は語る。自分自身のスタイルに合った普段使いをし易いことが特徴的なお店である。

和食は季節に合わせてメニューを刷新

風鈴亭では、日本料理の世界で35年以上働き、懐石料理などを手掛けてきたご主人が作る和食を手軽に楽しむことができる。
和食は「定番メニュー」と「季節の食材を使ったメニュー」を提供。常連さんでも飽きさせないことを心掛けており、和食のメニューは月に2～3回ほどのペースで刷新される。

当記事が掲載される2019年5月上旬頃のメニューには『帆立と新じゃが ガーリックバター焼き』がラインナップ。帆立も新じゃがも、5月はちょうど美味しい時期だ。

どのメニューもお酒にマッチ

これまでに懐石料理も手掛けるなど日本料理経験豊富なご主人の腕が織りなす珠玉の料理は、どのメニューもお酒に合うように作られている。何を注文しても晩酌には最適だ。

取材に訪れたABC店舗スタッフの一押しは『豚トロの炙り』。お酒のつまみには最高の逸品である。

豚の首付近から取れた肉である豚トロは、読んで字のごとく豚肉版の「トロ」。柔らかく、とろけるような舌触りが特徴的な豚トロを炙りでいただく。
カウンター席の眼前で丁寧に炙られた豚トロは、炙りによる香ばしさと脂の甘みがベストマッチ。風味が豊かになる絶妙な炙り方からは、ご主人の腕と経験を感じることができた。

そのまま食べても十分美味しいが、添えられたマスタードをつけて食べると美味しさが増す。本来の炙りによる香ばしさと脂の旨味に加えて、マスタードの風味がとてつもないハーモニーを醸し出し、より一層洗練されたモダンな味となる。

豚トロといえば焼酎や日本酒に合うイメージがあるが、ワインなど西洋のお酒にもよく合う味であった。
風鈴亭では、アルコール類は日本酒・焼酎・ビール・そしてチリ産のワインを提供。日本料理の世界で35年以上の経験が織りなす和食は、どんなお酒にも合うことは言うまでもない。風鈴亭を訪れ、自分自身で独自のペアリングを編み出してみるのもよいだろう。

不動の人気メニュー そば粉100％使用『豚とニラのそばチヂミ』

風鈴亭の人気メニューは『豚とニラのそばチヂミ』。お店の公式サイトでは「食べるべき一品」と書かれている自慢の一品だ。
ご主人にこだわりのポイントを伺うと、通常のチヂミでは小麦粉を使うところを風鈴亭ではそば粉を100%使っているとのこと。

一番の特徴は、口に入れた瞬間から広がるそば粉の良い香りだ。芳醇な香りが鼻から抜け、続いて豚肉とニラの旨味が口の中を駆け巡る。『そば和食』を冠しているお店だからこそ食べられる珠玉の逸品であり、これまたお酒が進む美味しさである。
前述の通り、和食メニューは月に2・3回ペースで刷新されているが、人気のチヂミは不動の一品として君臨。通年で提供可能となっている。

手打ちのそばは〆に最適！

和食とお酒を楽しんだあとの〆に最適な風鈴亭のそばは、ご主人が毎朝打っているというこだわりの手打ちそば。そば粉は北海道産と会津産を使用。出汁は鰹、さば節、アゴで引き、かえしも自家製で作るという、ご主人のこだわりが詰まっている。

和食同様、季節に合わせたそばメニューも提供しており、当記事が掲載される5月頃からは『茶そば』の提供も開始される。もちろん、そばを食べるだけでの利用も可能。和食の世界で長年磨いた腕が織りなす手打ちそばをぜひ堪能してほしい。

店舗情報【そば和食 風鈴亭】

アクセス

【1】風鈴亭の最寄り駅は、蒲田や五反田方面からのアクセスに便利な東急池上線 千鳥町駅。

【2】蒲田方面のホーム改札口から出た場合は、そのまま正面の商店街を直進。
五反田方面ホーム改札口から出た場合は、目の前にある踏切を渡り、商店街をそのまま直進。

【3】商店街を直進すると、右手にタイル張りのライオンズマンションが見えてくる。
ライオンズマンション手前、「このこのリーフ」先の角を右に曲がる。

【4】ライオンズマンション1階の店舗エリアに沿って奥の方へ進む。

【5】到着