第一章
自分にぴったりの物件を見つけるには

内見前の基礎知識

物件探しをしていると、よく「内見(ないけん)」という言葉を耳にすると思います。内見とは不動産用語で、物件の内部を実際に見学することをいいます。

ネットや図面などで物件を選んでみても、実際に足を運んで確認してみないことには、本当の物件の良し悪しはわかりません。もしも気になる物件をみつけたら、積極的に内見をしてみましょう

ここでは、現在店舗物件をお探しの方に向けた、内見にまつわる基礎知識をお伝えしたいと思います。
 

内見までの流れ

物件探しには、ネットで検索したり、不動産会社に足を運んだり、街をリサーチしながら探したりと様々な方法がありますが、気になる物件を見つけることができたら、さっそく内見の申し込みしてみましょう。申し込み方法は簡単で、その物件の管理をしている不動産会社に連絡をするだけです。

飲食店の場合、営業中の店舗か、すでに閉店した店舗かによっても状況は変わってきますが、もしも営業中の場合、内見はアイドルタイムに設定されることが多いです。しかしいずれにしても事前に申し込みをすれば、不動産会社の担当者がカギの手配などの家主さんとの調整をしてくれます。

内見当日は多くの場合営業担当者が立ち会ってくれますし、場合によっては家主さんや前テナントオーナーさんがいらっしゃることもあります。ただ見学するだけでなく、いろいろ質問もしてみるとよいでしょう。
 

 

内見に必要な持ち物は?

限られた時間の中で見なくてはいけないため、その場で確認できないことや気になったこと、質問事項などをメモしたりするために、筆記用具は必須となります。
 

実際に目で確認しても、時間がたったら「あそこってどうなっていたっけ?」とわからなくなってしまうものです。カメラを持参し、全体から細部に至るまで写真に残しておけば、あとから気になったときにもすぐに確認できて安心です。
 

具体的に搬入する機材などが決まっている場合は、搬入のために入口のサイズに問題がないか、設置スペースは充分かなど、サイズを測るためのスケールが必要になります。

スケルトンの場合や、すでに閉店してしまった居抜き物件などは、電気がつかない場合も考えられます。懐中電灯があると広い空間でも全体を明るく照らすことができて便利です。

今回は、内見前に知っておくべき基礎知識をお伝えしましたが、実際に内見となった際の注意事項については、次章の「内見で失敗しないために」や「居抜き物件のチェックポイント」などの記事も参考にしてみてください。