第一章
自分にぴったりの物件を見つけるには

賃貸借契約を結ぶには

希望物件に申し込みを行い、貸主からの審査を無事クリアすることができたら、いよいよ賃貸借契約の締結となります。事前に不動産会社から賃貸借契約書の確認依頼がありますので、必ず内容に納得した上で契約書を交わしましょう。

ちなみに賃貸借契約書の内容やチェックポイントについては、次項の「賃貸借契約書の内容を確認する」で詳しくご説明していますので、そちらも参考にしてください。

ここでは契約締結にかかる時間や必要な持ち物、その他注意すべきことなど、店舗物件の契約締結にまつわる基礎知識をお伝えしたいと思います。

契約の場所と所要時間

契約締結の際は、仲介をしている不動産会社の事務所まで赴く必要があります。まず最初に重要事項説明書をもとに説明があり、それに納得した上で賃貸借契約を締結します。所要時間はだいたい1時間~2時間程度と個人差があり、意外と長丁場になるので集中が途切れて大事な部分を聞き逃してしまうことのないよう気を付けましょう。

契約時の持ち物

区(市)役所の営業時間内に事前に手続きに行く必要があります。数百円の費用がかかりますがその場で発行してくれます。印鑑証明は契約書に捺印された印鑑が本人のものかどうかを証明する書類になりますが、証明書を発行するより先に印鑑登録をしておく必要があるので注意しましょう。

印鑑登録をした印鑑をもって契約書に捺印します。この印鑑はできれば銀行の通帳印と別のものにするのが望ましいです。

会社勤めの方であれば源泉徴収票があれば大丈夫です。フリーや自営の方は、確定申告書や納税証明書を提出することになります。

本人に加えて、連帯保証人の住民票・印鑑証明・収入証明などの資料を求められる場合があります。

賃料を銀行などからの引き落としにする場合は、通帳と通帳印が必要になります。

事前に担当者から通知された金額を持参しましょう。物件取得時にかかる費用については「物件取得時に必要な費用の内訳」(※リンク)で詳しく説明していますのでそちらも参考にしてみてください。
 

契約時に注意すべきこと

契約時に注意すべきことは、やはり不安なこと、わからないことは包み隠さずに聞くことです。契約を結んでから疑問が生じても撤回することはできないので、恥ずかしいと思わず自分の納得のいくまで確認しましょう。

また基本的なことになりますが、今後長いつきあいになる不動産会社との契約なので、服装や言葉遣いなど社会人としての最低限のマナーは心がけておくとよいでしょう。