第三章
お店のイメージの決め手!内装工事の上手な進め方

内装業者の選び方

無事、念願の物件を手に入れることができたら、次に待ち構えているのは内装工事です。

ひとことで店舗の内装といっても、デザインを考えてくれるデザイナーさんがいたり、実際に施工してくれる施工業者さんがいたり、厨房機器等の専門知識が必要になる飲食店舗の内装工事では、厨房機器専門の業者さんなども存在します。

はじめてお店をオープンさせるオーナーさんの中には、誰にどのように頼めばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

今回はそんな疑問にお答えするべく、飲食店の内装工事を依頼する際の、選択肢についてご説明したいと思います。

より詳しい内装業者の選定方法については次項の「複数の業者から選ぶには」をお読みください。

設計者に依頼する

店舗の内装工事をするためには、まず図面が必要です。図面にしたがって、電気ガス水道、レイアウトなどの内装をつくっていくことになるのですが、その図面をひいてくれる人のことを、デザイナーないしは設計者といいます。ただしその人たちは、図面をひくことはできても、実際に水道を引いたり壁紙を張ったりという作業ができるわけではありません。そのためデザインがきまり工事の段階に入る時点で、施工業者に依頼する必要がでてきます。

ちなみにこの場合は、設計者が付き合いのある施工業者に施工をしてもらうというやり方が一般的です。慣れている間柄で進めてもらうほうが任せる側としても安心なので、まず設計者を決めたら、その人がいつも仕事をしている施工業者を紹介してもらうようにするとよいでしょう。

店舗専門の施工業者に依頼する

もう一つのやり方として、先に施工業者に依頼し、その施工業者が普段から仕事をしているデザイナーないしは設計者に、設計をしてもらうという方法もあります。その際、施工業者は飲食店の施工実績が豊富な業者を選ぶことをお勧めします。もしもその施工業者が施工した店舗が近くにあれば、実際に足を運んでみるのもイメージがわきやすいいのでおすすめです。

トータルでお願いできる業者に依頼する

上記の方法以外には、飲食店のプロデュースをトータルで請け負ってくれる業者に依頼するというやり方もあります。設計や施工はもちろんのこと、融資の申し込みや物件探しなど、店舗がオープンするまでのあらゆる作業をフルでサポートしてくれるため、初出店、初開業の方で何から手を付ければよいなかわからないという方にはとても便利なサービスです。

これらの依頼方法の中で、予算との兼ね合いも含めて、ご自分に最も適した方法をよく考えてから依頼するようにしましょう。