第三章
お店のイメージの決め手!内装工事の上手な進め方

設計図ができあがったら

一般的に、内装デザインの設計プランができあがるまでには、依頼してからおよそ1か月程度の期間が必要です。といっても、この期間ですべての設計が固まるわけではなく、多くの場合、具体的なデザインを詰めていくのにさらに1か月程度の期間を要することになります。

ではそうしてできあがった設計図をもとに、次にすべきことは何でしょうか。

ここでは、店舗の内装設計プランができあがってからのおおまかな流れについてみていきたいと思います。

施工会社に見積もりを依頼する

設計会社に内装設計プランを依頼した場合は、設計図が完成してから、実際に内装を施工してくれる業者を選定することになります。ちなみにこの場合、設計者が普段から付き合いのある施工業者を紹介してくれるというケースが一般的です。少しでも良い条件の業者に依頼したいので、複数の業者に見積もりを依頼することをおすすめします。

ちなみに施工業者は、見積書と一緒に工程表も出してくれます。複数の業者から見積書と工程表がでそろったら、それをもとに業者選定をおこないましょう。

施工業者選定をおこなう

見積書の金額と、工程表のスケジュールを照らし合わせて、より条件のよい業者を選びます。いくら見積もり金額が安くても、工期が希望通りではなければ意味がありません。必ず金額面だけでなくスケジュールの確認もした上で、べストな業者を選ぶようにしてください。

ちなみにはじめから、設計~施工まで一括で請け負う業者に依頼した場合は、競争見積もりと業者選定の部分は省略されます。

プランの最終見直しをする

もしも「さらに金額を落としたい」など調整すべきことがある場合は、プランを見直すことになります。ただこの時点での大幅なプラン変更は、大幅な工期の遅れにつながり現実的ではありません。そのため変更するとしても微調整程度にしておきましょう。例えば、ちょっと高めの仕上げ材を使っていたのをワンランク下の材質に落としてみたり、不要な棚をなくしてみたりと、スケジュールに影響のない範囲でできることを、設計者や施工業者と相談してみてください。

ここまでできれば、いよいよ内装工事着工となります。その後の流れは、飲食店開業マニュアルの「工程表の確認と着工承認」を参考にしてみてください。