Before & After
前店舗からどのように生まれ変わったのか、実際の店舗写真を比較します。

店内

Before

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After

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前店とは全く赴きを変えた外観。元からある外壁部分は板で覆い、店名を表記した提灯をぶら下げた。昭和初期に使用されていたガラス戸を引き戸として利用。店内の目隠しに縄のれんを吊るし、和の雰囲気を打ち出した。

Before

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After

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厨房区画はそのまま活かすが、客席と厨房を区切る壁を取っ払った開放的な造りに。厨房を囲むようにカウンター席を配置し、青いタイルで装飾する。明るい印象のあった白壁を塗り替え、床材は剥がしてモルタルで塗り替えた。

Before

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After

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壁、床、天井すべてを替え、中華料理店のイメージを完全に払拭。落ち着いた和の色調に変更した。テーブルや椅子も人数に応じて可動できるよう一新。大衆酒場感を打ち出すため、簡素な丸椅子を使用する一方、座面にクッション性を持たせることで座り心地のよさを提案する。

レビュー

東京・五反田の人通りもまばらな裏路地に立地し、暗がりにポッと灯る提灯でお客を誘引するのが『大衆魚酒場 福松』だ。同店は店名の通り、魚介を看板にした大衆酒場。気軽な格好でふらっと立ち寄れる雰囲気で、近隣会社員を中心に賑わいを見せている。

店頭の看板は昔からそこにあったような重厚な雰囲気が特徴。そのまわりの提灯が、酒場であることを主張する。店頭の引き戸は、昭和初期に使用されていたガラス戸を再利用。古い素材を活用することで、どこか懐かしさを感じる入口を表現した。

店内は入口から奥の厨房まで抜ける、広がりのある空間。テーブルと丸椅子の簡素な什器が、気取らなさを助長する。厨房を囲むカウンター席は、一人客がしっぽりと飲める特等席に。着席すると正面がタイル張りの壁となり、厨房と目線がかち合わないため一人の空間が楽しめる。

「神奈川・三崎から直送するマグロ料理を中心に、全国から仕入れる魚介を楽しめるようにしています。独自ルートで仕入れる鮮魚は、なるべく安く値づけし、何度でも来店しやすいようにしました」と店長の村岡亮一さん。
鮮魚のクオリティの高さはもちろん、懐石料理店などで修業を積んだ村岡さんがいちから手づくりする酒肴などで、多くの常連客を獲得している。