Before & After
前店舗からどのように生まれ変わったのか、実際の店舗写真を比較します。

外観

Before

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After

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2階店舗ながら、通りからも視認性の高い窓面とベランダを利用し、店のコンセプトが一目で伝わるような、釣り竿や大漁旗といったオブジェを飾り付けることで、人目を惹いている。ちなみに、このベランダ部分のイメージは、海釣りで使う釣り船のヘリの部分をイメージしてつくったそう。

店内 窓側

Before

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After

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店内の窓側半分には、小上がりとテーブル席が配置されている。小上がりに琉球畳を敷き、船宿情緒を演出。既存の窓には障子を取り付けることで、和の雰囲気をいっそう強めている。

店内 厨房側

Before

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After

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店内のもう半分には、厨房とカウンターを配置。厨房の左手はトイレになっているが、トイレと厨房の間には壁を作り空間を仕切った。もともと1つだったトイレは奥の壁をすべて打ち抜いて2つに増やし、男女別に。元あった扉は奥のトイレに取りつけ、元のトイレは空間の関係で引き戸に変更した。

レビュー

門前仲町のビジネスパーソンが、足繁く通う人気店「居酒屋 釣り人」は、屋号の通り、釣り魚が食べられるというコンセプトのもと、新鮮な魚介類を提供する居酒屋だ。釣り好きのオーナー 稲葉 聡さんが、ほとんどすべてをDIYでつくりあげたという店内は、大漁旗や釣り竿などが各所にちりばめられ、まるで船宿にいるような楽しい雰囲気にさせてくれる。

今回は居抜きからのリフォームではないため、一つ一つの変化を見ていくものではないが、設計から施工まで、ゼロから理想の空間を作り上げ、大々的に変わっていく空間の様子が写真からもみてとれるだろう。

もともとトイレなどの水回りのみで、それ以外はほとんど何もないスケルトンに近い状態からの改装となったが、完全なスケルトンとも違ったため、強いて言うなら、残っていたトイレや窓、厨房の基礎などをそのまま活用していることがポイントとしてあげられる。そして、稲葉さんならではだが、DIYの精神でほとんどすべての設計・施工をご自身で行ったところも特筆すべき点だろう。そうすることで、厨房機器の導入も含め、たった1000万で仕上げることができたというから驚きだ。