八丁堀の隠れた名経営者 勝負勘と計画性をフル発揮の優れた飲食店運営術
間渕 敬司
平和台駅から徒歩3分の物件。
今回は初めて、スケルトン物件を内見させていただきました。
平和台駅は初めて降りたのですが、街を歩いた感覚…空の広さや、道を行き交う人の賑わいがとても気に入りました。
こんなに良い街が近くにあったのですね…!
物件は、住宅街にある日当たりの良い角地。
窓が大きく、自然光が店内に差し込む様子が想像できます。
お店の少ない住宅街エリアですが、さまざまな年代の方が常に歩いているので通行量が多く、安心できるポイントです。
店内は、壁や天井の配管、床もすべてむき出しのワイルドな状態。
ここまでの完全なスケルトン物件を拝見するのは、今回が初めてです。
居抜き物件とは違う、一からお店を作り上げていくワクワクした楽しい気持ちが膨らみます。
とはいえ、お手洗いもない状態の本当に完全なスケルトン…。
どれだけ費用が掛かるのか、見当もつきません。
ということで、以前より飲食店開業についてたくさんアドバイスをいただいていた先輩に、内装業者さんをご紹介いただき、立会いのもと再内見をさせていただきました。
内装業者さんと一緒に内見したのは初めてで、教わることが非常に多くありました。
配管やガス管の位置、換気口の位置などを考慮したうえで、何が出来るのか何をしなければいけないのか…本当にたくさんのことを教わりました。
また、内装業者の立場から、この物件をどう思うのかをお聞きしたところ、
「重飲食でない店舗形態としては、トイレから作らなければならないほどの完全なスケルトン物件である必要はない(負担が大きすぎる)」とのアドバイスを頂きました。
これは実際に私も感じたところなので、スケルトン物件の自由さに舞い上がった気持ちを一度冷静に落ち着かせることが出来ました。
現在は、店舗レイアウト図とお見積りをいただいたところ。
それらを拝見したところで、自分がこれからやらなければいけないことが明確になってきました。
①予算を超えた部分の費用を賄うための助成金/融資の調査
②予算を超えないような居抜き物件(造作譲渡費を考慮)を再考する
③職人に依頼せず、DIYで作業できる範囲と技術の確認
④店内飲食と物販の割合(実際には物販売り上げに頼る部分が大きくなると予想)
⑤別業者様に相見積もり
知りたいことが急激に増えて、メモ帳が一気に増えました。
忙しくなってきたけれど、これが楽しい!
内装業者さんと一緒に内見できて感じたことは、ビジネスパートナーが増えていくことの心強さ。
ロゴを作成したときにデザイナーの方と店舗HPについてなどデザイン以外の部分もたくさん相談させていただいた時にも、相談出来る方がいるということの心強さと、確実にリアルに一歩前進しているという実感を覚えました。
個人事業主として起業するということの一番の利点は、自分のしたい仕事や自分の思う価値を提供することが出来るという点に尽きると思っていましたが、実際にはこうして自力でビジネスパートナーを開拓していき、人との繋がりによって自分自身が前進していることを感じられるという点なのかもしれない…と思わされました。
今週はまた別の内装業者さんとの内見と、区の起業支援・融資について中小企業診断士の方とのオンライン相談を予定しています。
新たな出会いがまた楽しみです!
間渕 敬司
山口直樹
針ヶ谷祐介
間渕 敬司
山口直樹
針ヶ谷祐介
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