物件の決め手
一週間で理想の物件に出会う。待望の4店舗目はワインとフレンチを気軽に楽しめる店に!【立川】【カフェ】
物件番号 | 56907 |
居抜き業態 | カフェレストラン |
路線・駅名 | JR中央線『立川』駅 |
駅から徒歩 | 8分 |
面積 | 63.6㎡ /19.23坪 |
所在地 | 立川市高松町 |
既存店が安定し、ベストなタイミングで臨んだ物件探し
>Q.物件のお探しはいかがでしたでしょうか。
今回は4店舗目の物件探しでした。いつオープンするかわからない状態で探すと、ずるずる長びいてしまうので、既存店の若いスタッフの成長具合を見て大丈夫そうだと思えたタイミングで物件を探し始めました。基本的に「探す=借りる」というのを前提に物件探しをするので、今回も本格的に探し始めてから1週間で物件を決めることができました。
2店舗目以降の物件探しではすべて共通しているのですが、坪単価2万以下で20坪前後を条件としました。というのも、うちは商材にお金をかけて営業しているので、坪単価2万以下でないと回していけないんです。その分、地下一階店舗や2階店舗も許容範囲にしていました。
幸い今回は1階店舗で、条件の良い物件を取得できラッキーだったと思います。ネットで見た時点で、よければ取得する心づもりで内見したんですが、懸念していた設備面もカフェの割には充分で少し買い足す程度の投資で収まりそうでしたし、取得金額も安いのでかなりお買い得だったと思っています。
オリンピックまでは、まだまだ立川は地価があがっていく街だと思うし、特に今回取得した北口側は、会社も多く再開発も進んでいて、立地としても申し分ないですね。南口にある既存店のドミナントとしてやるにも、良い距離感かなと思っています。
女性が一人でも気軽に楽しめる、ワインとフレンチ小皿料理の店
Q.新しくオープンをされるお店についてお話をお聞かせください。
立川南口に既存店があるんですが、そこはどちらかというとレストランのような雰囲気で、大皿料理をお腹いっぱいたべてもらうというコンセプトでやっているんです。今回取得した北口の店舗では、既存店との差別化もはかり、小皿料理をワインと合わせて楽しんでもらえるようなお店にしたいと思っています。フレンチというとかしこまっていただくイメージがありますが、肩ひじ張らずに気軽に楽しんでいただくというのが一番のテーマです。
そのために、誰がみてもわかるようなメニュー表記を心がけ、みんなが気軽に足を運んでもらえる雰囲気づくりをしていきたいと思っています。目指しているのは ”街のコミュニティ” のようなお店ですね。
ワインはナチュールワインを中心にそろえ、メインとなる肉料理は炭火で焼いたり、燻製で香りづけをおこなったり、基本的に香りを楽しんでもらえる店にしたいというこだわりもあるんですが、そういうコンセプトの部分はあえて全面に出さずに、食べてくれた人がそのおいしさを感じていただけるだけで充分かなと思っています。
メニューの中でも特にお勧めしたいのは、透明なショットグラスに魚介、鴨、豚、チーズなどさまざまなリエットをいれ、盛り合わせにした一皿です。リエットは10種類くらいあるんですが、それぞれに合うワインのペアリングなどもご提案し、ワインと一緒に楽しんでいただきたいですね。
女性一人でも気軽に来店でき、店のなかでコミュニティが広がっていくような、ワイン好きの集まる楽しい店にしていきたいです。
物件探しにおいても、飲食店経営においても経験豊富な中沢様へのインタビューは、いろいろな発見や気づきがあり、こちらも勉強させていただきました。4店舗目となる今回の店舗に加え、早くも5店舗目の物件探しを始められているとのことでしたので、そちらの展開も気になるところです。今後ますますのご活躍を心より楽しみにしております。
契約日 | 2018年 5月 28日 |
オープン予定日 | 2018年 10月 1日 |
業態 | カジュアルフレンチ |
店名候補 | 検討中 |
物件取得 実際の金額 |
約 300万円 |
予算の相違理由 | 良い物件に出会え、かなり安く抑えられたと思います。 |
物件探しで苦労されたこと | 特にありませんでした。 |
この記事で紹介された人
株式会社ソーシャルエピセ 中沢隆文さん
学生時代に青山のバーでバーテンダーとして勤務し飲食業のキャリアをスタート。その後、先輩に誘われ立川にオープンするカフェバーに転職し、立ち上げから関わる。そこで8年間バーテンやホールの研鑽を積んだのち、独立に向けレストランで3年間キッチンの修行を積む。31歳で立川のBistro flatcafe(ビストロフラットカフェ)、33歳で西荻窪のPetit(プティ)を開業。3店舗目に西荻窪にデリカテッセンをオープンし、現在に至る。
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