第四章
飲食店開業に必要な諸手続きとは

SNSの上手な活用法

インターネットを使った集客法の中でも、アカウント登録だけではじめられるSNSは最も手軽な集客ツールといえるでしょう。

しかしSNSといっても、Facebook、Twitter、Instagram、LINE@といろいろな種類があります。

ここではそれぞれのSNSの特徴と、メリットデメリットを踏まえた活用方法について考えてみたいと思います。

Facebook

10代が少なく、20代以降の比較的高年齢層のユーザーが多いSNSです。実名登録が基本なので、フォロワー同士が実際に知り合い同士であることが多く、「いいね!」やシェアをする場合は、比較的その投稿がユーザー間で有益な情報であったり、仕事がらみの内容であったりすることが多いです。

そのためFacebookの拡散機能を活かして集客につなげたいと考えるのであれば、砕けた内容よりも、ある程度真面目さを保った有益性の高い情報を投稿するのが効果的といえます。
また、Facebookクーポンなどの機能を活用して販促してみるのもよいかもしれません。

関連記事:飲食店の販促に活用できるFacebookの機能とは(ノウハウ)

Instagram

10代~20代の比較的若いユーザーが多いSNSです。主におしゃれな写真やおもしろい写真を投稿して共有する場として利用されていることが多く、インスタ映えと言われるように、いかにコメントや「いいね!」をつけたくなる写真を投稿するかが集客のカギになってきます。

例えばお店で周年キャンペーンを開催するなどの場合でも、キャンペーンのポスター画像を掲載するよりも、お店のコンセプトが伝わるような店内写真やこだわりの料理写真などを投稿したほうが、ユーザーからの反応も大きいという傾向にあります。

Instagramは、自分のお店の独特な世界観を打ち出し、そのコンセプトが伝わるようなおしゃれな写真を投稿することで、集客効果を発揮してくれるSNSといえます。できれば写真のクオリティにこだわり、魅力的なイメージを前面にだしていけるとよいでしょう。

Twitter

10代~30代の比較的若い世代のユーザーが多いSNSですが、特に10代20代の若年層に強いとされています。Facebookと異なり、実世界でつながりのないユーザー同士も多いため、投稿の拡散力も非常に高く、フォロワーのフォロワーなど不特定多数へ情報が瞬時に広がりやすいのが特徴です。しかしその分炎上しやすいというデメリットもあるため、投稿内容には充分注意が必要です。また、Twitterは140文字という文字数制限があるがゆえに、連投が気にならないというメリットがあるため、実況中継のような秒刻みの情報発信も可能にしてくれます。

Facebookとは対照的に、Twitterではキャラ立ちしたオモシロおかしい投稿が目立ちます。砕けた感じやオモシロさが拡散につながる傾向にあるようです。

LINE@

10代~70代の幅広い世代に、主に友人との連絡手段(=メールの代用)として使われることが多いSNSです。コミュニケーションツールとしては、現在日本で最大規模を誇り、利用頻度も高いです。実際の店舗などでは、LINEのメッセージ機能を使ってユーザーとの予約のやりとりをしている店舗もあり、より近い関係性を築いていくことができるツールという位置づけです。

このLINEのメッセージ機能を使い、お店の情報を流すことができるのですが、メッセージが届いたことを伝えるプッシュ通知機能のおかげで、従来のメルマガに比べて開封率が60%以上と非常に高くなっています。クーポン配信機能などもあるため、販促にも活用できるでしょう。