ビフォーアフター

料理との統一感を持たせ、和と洋を組み合わせた空間

森山 和彦さん
料理との統一感を持たせ、和と洋を組み合わせた空間

店内

Before

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After

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かつて入口だった場所は、バス通りを駅に向かう方向からは見えるが、駅からの通行では入口が見えなかったため変更。元の入口は壁で塞ぎ、勝手口を入口として利用した。裏路地が間口となったが、大きな提灯を吊るすことで遠くからの視認性を高めた。

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現在のエントランス部分

Before

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After

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厨房が広く、客席が20席しかなかったことから厨房を縮小。Before写真の奥をテーブル席にし、35席を確保した。厨房及びカウンター席部分の床を一段上げ、テーブル席との目線を外すことで心理的距離感を遠ざける工夫も。また天井板を外すことで、圧迫感のない空間に仕上げた。

レビュー

和洋折衷の創作料理を提供する「和ビストロ TORETATE」。東京・三鷹で2017年2月にオープンし、30〜50代の会社員や近隣住民を中心に常連客を獲得している。
外観は和を、内観は洋をそれぞれイメージ。料理の和洋折衷と照らし合わせた空間に仕上げた。店頭には大きな提灯を下げ、和食店であることを暗に提示。横に設置した黒板でメニューを表記し、具体的に何が食べられるかを提案する。
店内は厨房を囲むカウンター席に、一段下がったテーブル席。バス通りを臨む大きな窓からは採光がよく、明るいナチュラルな雰囲気を生む。また、もともとあった天井板を外すことで開放的に仕上げた。
「椅子は以前勤めていたところからもらったりと、小さなところでコストを抑えました。一方でデザイン会社を入れることで、居心地のよさをはじめ、料理との統一感のある空間づくりを実現しました」と話すのは、㈱ドリームフーズカンパニー専務取締役の森山和彦さん。
大人数にも対応できるレイアウトにすることから、ママ会や会社の宴会など、幅広い利用シーンを取り込んでいる。


Written by 飲食店の居抜き物件なら!居抜き店舗ABC
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この記事で紹介された人
森山 和彦さん

1970年、東京生まれ。高校卒業後、マスコミ関係を目指し働きながら大学に進学。途中アルバイトで入った飲食店でやりがいを感じ中退、大手イタリアンで5年修業を積む。高尾山のビアガーデンに入り、料理開発から現場まで、現在大人気を博すビアガーデンの土台を築く。以降も大手外食企業の料理開発から物件開発などを経験。2014年4月に法人化し、同年7月「とれたて食堂」で独立を果たす。 もっと読む

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