開業ブログ

こー爺(じぃ)は板橋区の食品配布会に協賛して思ったこと

山田 耕路さん

こんにちは、焼鳥酒場 鶏のから騒ぎ 中の人のこー爺(じぃ)です。

現在、焼鳥酒場 鶏のから騒ぎは緊急事態宣言中の為お休みしていますが、主に3つのプロジェクトを進めているため、意外と忙しく毎日充実しています。

新しいプロジェクトとは、
①新規事業の立ち上げ(飲食店事業再構築コンサルティング)
②2号店出店計画
③板橋区社会福祉協議会と連携して食品配布会協賛・参加

今回のブログはABC店舗さんの開業ブログにも関係している①の事を書きたかったんですが、③のプロジェクトが先ほど終わったので思ったこと書いてみます。

鶏のから騒ぎでは毎週月曜日16:00 ~ 18:00で子ども食堂を運営しています(現在は緊急事態宣言中でお休みしてます)
ランチ営業でご提供している濃厚鶏そばを子ども達に振舞っていて、その他の曜日は大人が寄付してくれた「子供食堂支援チケット(1口300円)」を使用して振舞っています。

全国に子ども食堂は約3000店舗あり、その殆どは月に1回程度の開催となり、毎日運営している子ども食堂は殆ど無いのが現実です。
月に1回の開催でも多くの色々な境遇の子供たちがひと時の居場所を確保し、ご飯が食べられる環境があるのはとても有難い事だし運営しようと思い立った食堂運営の責任者の方たちは素敵だと思います。

こー爺(じぃ)は子ども食堂をやるなら毎日開催出来ないのかと常々考えていました。
ただ、現実的に費用がかかる子ども食堂の運営は、毎日開催するとなると個人の力では限界があります。

先日、板橋区の子供食堂の助成金を申請してみましたが、1年間で最大36万円の助成金額でした。。。
ひと月3万円ですよ?
助成金を出してくれるだけ有難いのですが、この金額だと1日開催したら終わりです.。
さらに実施すると面倒な報告書の数々を区に提出しなければなりません。
NPO法人を設立して運営すると更に事務作業が複雑化します。

これでは面倒なだけで、多くの飲食店オーナーは子ども食堂の運営なんてやりたがりませんよね。
ましてやほぼ赤字です。

ですのでこー爺(じぃ)は20年以上外食業界にいたスキルを使って飲食店を経営し、その中から得た利益の一部と大人からの寄付を併用した上記のシステムを考案、現在に至ります。

どうぞ鶏のから騒ぎに飲食に来られた際には、子供達のために1口300円をご寄付いただけると有難いです。

さて、緊急事態宣言期間中で子ども食堂が8月に引き続き9月も開催出来そうにもありませんのでどうしたものかと考えていたら、板橋区が年に4回開催している食品配布会が9月にある事を確認しました。

募集要項写真

さっそく区役所の委託組織である社会福祉協議会の担当へご連絡。
鶏のから騒ぎがお付き合いある業者様も巻き込み、食材を協賛して、更に配布会にも参加する旨をお伝えしました。

配布会1か月前から準備を開始。
食材メーカーや飲料メーカー、食材問屋や飲料問屋の皆様も主旨に賛同してくれました。
何が喜ばれるか、各社の担当者が悩んで選び抜いた食材・飲料が続々とこー爺(じぃ)のもとに報告が入ります。

今回の食品配布会には150家族が事前申込制で参加されるとお聞きしましたので、協賛数量を確認し、足りない家族数分を鶏のから騒ぎが購入して補填する事にしました。

協賛いただいた食材数と購入分は合わせて1500品。
結構な数ですね。
ひと家族10品お持ち帰り出来そうです。

納品の段取りも組み、お休みしている鶏のから騒ぎの店内に続々と納品されます。
メーカーさんはわざわざ電車で運んでくれたり、会社の車を使用して時間外に運んでくれたりしました。
本当に感謝です。

積み上げられた写真①+(2)

こー爺(じぃ)も段取り確認のために板橋区社会福祉協議会に何度も行き、細かい情報を貰いに行きます。

配布会1週間前となり、社会福祉協議会に伺ったら、担当者は居たのですが忙しくて手が離せないので週中の食材保管場所についての打ち合わせが出来ず、あとでメールで頂く事になり、帰りました。
ですが、食材保管場所へ伺う当日までメールは来ず、こー爺(じぃ)の車では全部を一気に運ぶことは出来ないので、一旦半分積んで向かう事にしました。

ここから歯車がおかしくなります。

向かったのはいたばし総合ボランティアセンター。
普段、こちらを使用して食材保管しているらしいです。

板橋区ボランティアセンター

あ~あ~、食材が床に直置きだよ、大丈夫か、これ。。。

午前中10時からお手伝いのボランティアさんが20人くらい来て、配布会用の食材を袋詰め作業するとの事。
とりあえずこー爺(じぃ)は台車をお借りして食材を積み、会場へ。

集合時間前ですが、なんかピリピリした雰囲気で嫌な感じです。
打ち合わせしてきた担当者もいますが、あっちにこっちにバタバタしていて、食材をどこに置いていいのか指示が貰えない。
早く来たボランティアさんがこー爺(じぃ)をスタッフと勘違いされて、何か手伝いましょうかと声をかけてきました。

誰か仕切ってくれよ。。。

10時になるとリーダーぽい女性が、みんなを集めて段取り説明を始めました。
こー爺(じぃ)も挨拶に加わり、配布会当日に参加する子ども食堂だと説明しました。

挨拶が終わると、またしても放置でぽつん。。。

しょうがないので、忙しそうなリーダーに恐る恐る名刺を渡して再度ご挨拶して、食材の保管場所の指示を貰うことにしました。
ですが、ここでまさかの展開が!

担当者がこー爺(じぃ)とやり取りしていたメール文章を渡しただけで、細かく詳細を話していない!
1からご説明して本日は配布会当日に配る食材をお持ちしたと伝えたら、見てもらえばわかると思いますが倉庫にいっぱい食材があるので今回では配り切れないので11月の食材配布会と分けて配らせてもらいたいと言われる!?

1か月準備してきて、色々な人たちの想いを預かって今回参加したのに、2回に分けて配っておきますよとは何事か!
そもそもの主旨と全然違ってきます。

それは受け入れられないと伝えると、車が3台しか無いので運べないから持ち帰ってくれと言われる始末!

もうね、がっかりですよ。。。
ごめんね、ビールメーカーIさん、食材問屋Uさん。重い食材一生懸命運んでくれたのに、こんな事言われたよ。。。

でもこー爺(じぃ)、ここで引くわけにはいきません!
だったら運ぶのはなんとかするから、配布場所は用意してほしいと伝える。

すると、リーダーから、今回は配る食材が多いから大きい袋2つになって、来られる方達が持てなくてあなた方の分は持ち帰らないかもしれませんよと。。。

いちいち言う事か、それ?(怒)

ぐっと我慢して、それはお客様が決める事なので、そうなった場合はしょうがないとお伝えし、結局持ってきた食材は一か所にまとめてボランティアセンターに保管する事になりました。
食材がバラバラにならない様に社会福祉協議会の職員数名に念を押し、帰宅。
しかし、本当に残念な1日でした。

念のため、撮り忘れた保管場所の食材を写メで送ってくれるように担当者にお願いしたら、写真にはもうすでに動かされていて飲み物以外の食材無いよ。。。
あれほど動かすなと伝えたのに、もうダメだ、これは。。。

一抹の不安を抱えながら配布会当日へ。

あいにくの台風接近の為、雨でしたが、やる気みなぎるこー爺(じぃ)はこんな雨では心は折れません!
時間が無く、バタバタの準備時間ではありましたが、鶏のから騒ぎコーナーも無事出来ました。

から騒ぎコーナー

板橋区から嬉しいことに賞状もいただき、ご挨拶させてもらい、いざ本番です!

事前に90家族くらいが来る予定でしたが、あいにくの台風なので70家族くらいに減ったとの事。
時間前から数組お越し頂いてました。

各ブース
各ブースまとめ

鶏のから騒ぎはお客様がまわってくる1番最後のブースの為、嫌味言われたように荷物が重くて持ち帰らない人が出るかもと思いましたが、来られた皆さんが立ち寄られ、こー爺(じぃ)も一人一人に挨拶して食材を渡せました!

お渡し風景

口々に言われたのが、飲料を貰えて嬉しい。

たしかに、食材配布会場で飲料をお配りしているのは鶏のから騒ぎだけでした。
サッポロビール様、喜ばれてましたよ!!
つぶつぶみかん、大好評でした!

小さなお子さんを連れられた方。
ダウン症の子を連れたお母さん。
学生さん。
お年寄り。

色々な方たちが鶏のから騒ぎのブースに立ち寄られます。

嬉しいのは感謝の気持ちを皆さんが言われていたこと。

今回参加して本当に良かったと思います。

しかし

しかしですね。

運営には一言では足りないくらい言いたいことがある!

やはり、実際に子ども食堂を運営している人や無料支援している団体と、社会福祉協議会とは決定的に違いがあります。

それは、普段から人と接していない、机でデスクワークしている人にはわからない事。

想いの温度差です

運営は子ども食堂(NPO法人)を中心に進めて、社協は黒子に徹するべき。
多くの方から色々な想いが詰まった食材が届いているのに、一緒くたに物扱いにしている事。
リスペクトがまったく見受けられない。

社協のスタッフに何人、子ども食堂で実際の運営に携わったことのある方が居るのか。
毎回開催しているであろうに、行き当たりばったりの対応。
事前にタイムテーブル、段取り表も用意していない。明確に仕切れないので最初集まったボランティアさんも戸惑っている。
本気で食材支援をやるなら、板橋区に本社を構えている大きな企業が沢山あります。支援の声はかけたのか?
板橋区の子ども食堂や無料学習塾などを記載した「子どもの居場所マップ」が、そもそも板橋区内の公共施設の各階に貼られていない。
区内の支援機関の連絡網すらない。
集まった食材の棚卸をして賞味期限管理をしっかりしていないので、結局賞味期限切れにしてしまい無駄にする。

誰が悪いのか。
板橋区の社会福祉協議会ですよ。

怒りついでにもう一つ(Twitterに書きました)

板橋区の区議会議員、一人くらい手伝いに来いよ。
苦しい人達の生の声が聞ける絶好の会だろ?
板橋区を良くしたいから区議会議員になったんじゃないのか?

2日間出店し、訪れた色々な方達とお話しできたのはとても有意義な時間でした。
両日連れて行ったアルバイトの鶏から娘たちにも良い経験になったことでしょう。

最後に2日目の撤収後、締めの挨拶があり、リーダーが賞味期限間近のお菓子があるのでボランティアスタッフに持ち帰ってくださいと言われました。

みんな嬉しそうに持ち帰っていましたが、ちょっと待ってください!
それ、お菓子メーカーの企業が食材配布会に来られる方達のために協賛してくれた食材でしょ?!

飲食店でもこういうケースってよくあるんです。
バイト歴が長くなってくると店の食材や備品を自分のものだと勘違いして使ってしまう子。
店の食材や備品は店長やアルバイトの物では勿論なく、大切なお店の所有物(資産)です。

そのお菓子は社会福祉協議会が企業から託されたものであり、社協のものではありません。
ましてやお菓子ならこの二日間、多くの子供たちが来られたわけですから、渡せば凄い喜んでくれたはず。

仮に配れなかったとしても、緊急事態宣言下でも運営している子ども食堂や板橋区のフードドライブに渡して配ってもらえば大いに役に立ちます。

如何でしょうか。
こー爺(じぃ)が今回参加して残念な思いをした社会福祉協議会の実態です。
勿論、他の区の社会福祉協議会についてはこんな事が無いと願いたい。

今後、年に1回外部も招致した社会福祉協議会開催の会議があるみたいですので、出席してそもそもの間違いを正したいと思います。
熱く書きましたが、綺麗事ばかり発信しても本質が伝わらないと変わるきっかけにもなりませんので、あえて今回は知ってもらいたく書いてみました!
次回こそは開業ブログに絡めたお話を記載しますね。

出店をご検討されている方、色々ご相談に乗りますよ!
分からないことが判らない状態だと思いますので、お気軽にご連絡下さいね。
物件はABC店舗さんにご相談ください!

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記事を書いた人
山田 耕路さん

高校卒業1週間後、地元の北海道より役者になる為に上京。
大手劇団に所属するも、自分の目指す芝居と方向性が違う為、1年後に自分で小劇団を立ち上げ、約9年運営。
劇団運営中、知り合った別の劇団の嫁と結婚を機に飲食業の世界に就職。
自分の接客・料理でお客様が喜ばれる事が肌で感じられ、舞台のスポットライトとはまた違うやりがいを感じ、天職と思い20年以上勤務。
外食・中食・給食と様々な経験をして、残りの人生を「社会に飲食業で貢献する」仕事をしたいと独立を決意。
夢は「毎日オープンしているこども食堂」を開く事!

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