田町駅で居抜き物件を探すためのエリア情報
駅の特徴
JR山手線、京浜東北・根岸線が走り、都心部のほか、神奈川~埼玉方面へのアクセスが可能。芝浦口向かい側徒歩1分のところには三田駅があり、都営浅草線・都営三田線を利用することもできる
駅利用者
1日の平均乗車人員
JR:15万8839人(2019年度)
街の特徴
学生とビジネスマンで賑わい、大規模開発により住みやすい街としても進化を遂げる街。
田町といえば学生とビジネスマンが混在する街。駅西側の三田エリアを中心に、「NEC」や「森永製菓」といった数多くの名立たる大企業が本社を構える一方で、「慶応義塾大学」「東京工業大学」など学校や教育施設が集まっている。また、各国の大使館が多いことも特徴的。エリア周辺は、昭和から続く「慶応仲通り商店街」が田町駅と三田通りをつなぎ、下町情緒漂う街並みが広がっている。
対して、駅東側の芝浦エリアは昨今の大規模開発によりマンションが次々と建設され人口が急増。特に、「芝浦アイランド」と呼ばれる地区には総戸数4000戸、約1万人が居住する超高層タワーマンションが立ち並んでいる。東京湾に面した海岸地帯には、オシャレなカフェテリアや緑豊かな公園が点在し、都会的な景観が広がっている。
駅周辺の飲食店の傾向
田町の三田エリアには学生やサラリーマンにやさしいリーズナブルな飲食店が多数存在。終日人気の洋食屋「田村町キムラヤ」や鶏料理店「鳥一代」は、1000円以下の絶品料理が豊富でランチタイムのみならず夕方以降も行列をなすことがしばしば。また、立ち飲み屋やせんべろ居酒屋も多いことから平日休日問わず夜は大きく賑わっている。
古き街並みが続く「慶応仲通り商店街」では、へぎ蕎麦と越後の地酒がウリの「へぎそば村瀬」や都内でも貴重な宇和島鯛めしを提供する「瀬戸内水軍」など日本各地の料理が楽しめるほか、焼肉・洋食・アジア料理店と多種多様な業態が揃っている。こじんまりした居酒屋には、サラリーマンや地元住民が行きつけとして足繫く通う姿も散見される。
一方の芝浦エリアには、飲食店の数が少なく、ほとんどが商業施設・オフィスビルの一画で営まれている。東京湾沿いにはシーサイドビューが楽しめるカフェやレストランなどオシャレなお店が点在。高級住宅街として街の雰囲気も閑静である。
アクセスしやすい駅・エリア
JR山手線の隣駅である浜松町駅は、ビジネスの拠点として長年成り立ってきたが、再開発が進み観光地や居住地としても再度注目を集めている。駅北口至近の大門駅を含め交通の利便性が高く、歴史と自然にも恵まれた街並みには幅広い層の人口が集まっている。一方、反対側の高輪ゲートウェイ駅は、山手線で約50年ぶりの新駅として2020年3月に開業。巨大な吹き抜け空間にテラスビジョン、無人コンビニ、AIロボットの活用など、最先端技術を駆使した駅として脚光を浴びたが、商業施設やオフィスの高層ビルはいまだ整備中で発展途上にある。2024年に街開きを想定し、未来のグローバル拠点として今後が期待される。