荻窪駅で居抜き物件を探すためのエリア情報
駅の特徴
荻窪駅はJR中央・総武線と東京メトロ丸の内線が乗り入れる。
JR中央線は快速が停車し、丸ノ内線は始発駅となっているため、地元住民にとっては利便性が高い。
駅利用者数
1日の乗降客数
JR中央・総武線:67,231人(令和2年度)
東京メトロ丸の内線:68,325人(令和2年度)
街の特徴
古くからラーメン店や居酒屋が多く、駅前には飲食店がひしめき合っている。
北口側には昭和の香りが残る商店街「荻窪銀座街」があり、戦後から続く老舗のラーメン店やディープな居酒屋が軒を連ねている。
また、駅周辺には閑静な住宅街が広がり、著名人も居を構える高級住宅街として知られる一角もある。
住宅街エリアには学校施設や公園も多く、治安の良さも相まって子育て世代を中心としたファミリー層に人気の居住地となっている。
駅周辺の飲食店の傾向
ラーメン激戦区
荻窪はラーメン激戦区として知られている。
古くからラーメンの街として発展し、駅周辺にラーメン店が軒を連ねた歴史は戦後の闇市ができた時代にまでさかのぼる。醤油味の魚介系スープを使用したラーメンは「荻窪ラーメン」と呼ばれ、駅周辺には昔ながらの荻窪ラーメンを提供する老舗店が多くある。
近年では荻窪ラーメンに限らず様々なジャンルのラーメン店も軒を連ねるようになり、人気の店舗は遠方から訪れるファンも多い。
昔ながらの荻窪ラーメン店は1杯650円などリーズナブルな価格帯の店舗もあるが、多くのラーメン店は1杯あたり1,000円前後となっている。トッピング付きなどのグレードの高いラーメンは1,200円~1,500円ほどの価格となることも珍しくはなく、中には1杯1,700円(大盛りは1,900円)のチャーシューワンタンメンを提供する人気店もある。
飲み屋の需要もある街
荻窪はラーメンだけでなく、居酒屋、バー、バル、スナックなどの「飲み屋」も多い。
個人店も多く、各店舗がコストパフォーマンス、雰囲気、名物などで特色を打ち出して勝負している。周辺には住宅街が広がっていることから、仕事帰りに居住地の荻窪まで戻ってから飲食をする人々も多く見受けられる。
単価が高めの店舗が多いラーメン店とは対照的に、荻窪の居酒屋はリーズナブルな価格で飲食できる店舗が多い傾向にある。串物は1串当たり100円以下、生ビールは1杯300円で提供する店舗や、1,000円でドリンク3杯におつまみが付く「せんべろセット」を主力とする店舗などもあり、リーズナブルな価格帯の店舗ほど好まれやすい。
居住者の利用も多いため、駅周辺の飲食店は深夜や早朝までの営業、もしくは24時間営業を行っている店舗も多い。
アクセスしやすい駅・エリア
新宿からは乗り換えなしで10分前後と都心部からのアクセスが良好であることが特徴。
駅周辺には青梅街道や環状八号線といった都内でも主要な幹線道路が通っているため、バスや自動車を利用しての移動も便利となっている。西武線や京王線沿線に直通している電車はないが、バスでは西武線沿線には石神井公園駅(池袋線)や上井草駅(新宿線)など、京王線沿線には高井戸駅などに直通している。