街レポート

有楽町(千代田区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

有楽町(千代田区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

千代田区の居抜き物件

東京都千代田区の有楽町は、オフィス街として有名なエリアです。毎日たくさんのビジネスマンが有楽町に通勤してきています。オフィス以外にも、よみうりホールや有楽町マリオン、出光美術館といったように、買い物や観光ができるスポットも数多くあります。こちらでは、有楽町の魅力や人気のスポットについてご紹介します。

大型オフィスが立ち並ぶ街「有楽町」

有楽町は、大手企業のビルが多く立ち並ぶ日本屈指のオフィス街です。さまざまな企業がオフィスを置いていますが、中でも外資系企業や金融機関の数が多くなっています。丸の内は非常に治安が良く、犯罪があまり起こらない地域であるため、誰でも安心して行動できます。交通アクセスも便利で、東京・新宿・渋谷・池袋・品川・飯田橋といった駅に短時間で行かれます。

ただし、便利で人気の高いエリアであるため、有楽町周辺の物件の家賃は非常に高くなっています。平均賃料は1Kで11.21万円と、都内でも家賃の高さはトップクラスです。スーパーのような生活雑貨を買えるお店も少ないため、住むのにはあまり適さない地域となります。
しかし、有楽町には大型商業施設や美術館が多くあり、買い物や観光に訪れる方は多くいらっしゃいます。住んでいる方よりも、仕事や遊びに訪れる方が多いエリアです。

映画や講演会が行われる「よみうりホール」

よみうりホールは、読売会館内の7~9階にあるホールです。馬蹄形に作られた座席には、最大で1,100名座ることができます。曲面を多用した独特な構造をしており、1階席と2階席の差をあまり感じさせません。映画・講演会・研修会・発表会といったように、さまざまな目的で使われています。

よみうりホール区画内の8階には、角川書店が運営する角川シネマ有楽町があります。もともとこちらには、日本テレビ放送網が使用していたスタジオがありましたが、1975年に日本映像カルチャーセンターが設置され、収集した映像記録資料を公開するスペースになりました。2004年にはシネカノン有楽町一丁目が開業しますが、2010年に閉館してしまいます。しかし、2011年に居抜きで角川シネマ有楽町が開業したことにより、再び映画館として利用できるようになりました。

鑑賞後にはゆったりくつろげる「相田みつを美術館」

相田みつを美術館は、東京国際フォーラムの中にある相田みつをの作品を展示した美術館です。館内は、相田みつをが毎日散策していた八幡山古墳群をイメージして作られています。
「美術館で疲れるのは、作品に触れて湧き上がった思いを消化せずに帰るからではないか」という考えのもと、作品を観た後は余韻に浸れるように、館内にはカフェを始めとしたくつろげるスペースが用意されています。

また、段差はスロープになっており、目や耳の不自由な方のために、係員による誘導も行っています。体が不自由な方でも安心して楽しめる施設です。
さらに、月に一度は文化人やタレントを招いてトークショーやイベントが行われます。相田みつをにあまり詳しくない方でも気軽に楽しめる施設となっています。

出光興産の創業者によって作られた「出光美術館」

出光美術館は、出光興産の創業者である出光佐三が、長年に渡って集めてきた美術品を展示するために1966年に開館した美術館です。出光興産本社や帝国劇場の入る帝劇ビルの9階にあります。

展示されているコレクションは、日本や東洋の古美術作品が中心になります。日本や中国の絵画や書跡、陶磁が系統的に飾られています。代表的なコレクションは、唐津焼、仙厓義梵の書画1000点などです。西洋美術のコーナーでは、ジョルジュ・ルオーやサム・フランシスの作品が観られます。
2007年には全面改装され、茶室朝夕菴や陶片資料室、ルオーとムンク専用の展示室が造られました。幅広い分野の美術品が鑑賞できる美術館となっています。

また、ミュージアムショップでは、出光美術館の展示品をモチーフにしたオリジナルグッズが多数販売されており、来館の記念にお土産を買うことができます。東洋の美術作品に興味がある方におすすめの美術館です。

有楽町のシンボルとなっている「有楽町マリオン」

有楽町マリオンは、有楽町のシンボルタワーとして知られている複合商業施設です。正式名称は有楽町センタービルディングとなります。8階にはルミネと阪急メンズ東京、9階にはTOHOシネマズと丸の内ピカデリー、11階には有楽町朝日ホールといったように、さまざまな施設が入居しています。

現在、有楽町マリオンがある場所には、もともと朝日新聞本社や日本劇場、邦楽座といった施設がありました。しかし、朝日新聞本社は1980年に築地の新社屋に移転し、日本劇場も1981年に老朽化によって、TOHOシネマに歴史を引き継ぐ形で閉館してしまいます。邦楽座も老朽化により、1984年に取り壊されたため、跡地に有楽町マリオンが建設されることになりました。
現在は、日々買い物に来たお客さんや映画を見に来た方で賑わう、人気の施設になっています。

 

どんな飲食店がある?(1km圏内)

有楽町には、和食(2094件)・居酒屋(1538件)・BAR(1138件)・イタリアン・フレンチ(676件)といった業態のお店が多くあります。ビジネスマンが、お昼休みや仕事帰りに利用できるようなお店が人気のようです。

どんな業態が出店チャンス?

有楽町に出店するのに適しているのは、和食や居酒屋といった業態です。お店を出す際、業態に合ったエリアを選べるかどうかは、売上に大きく影響します。有楽町には和食屋や居酒屋がすでに多く営業しているため、同じ業態のお店であれば上手くいく可能性が高いと考えられます。

業態別 募集中の居抜き物件一覧

和食の居抜き
居酒屋の居抜き
BARの居抜き
イタリアン・フレンチの居抜き

周辺の主なスポット

・よみうりホール
・角川シネマ有楽町
・東京交通会館
・東京国際フォーラム
・有楽町マルイ
・相田みつを美術館
・ヒューマントラストシネマ有楽町
・南町奉行所跡
・出光美術館
・土佐藩上屋敷跡
・有楽町マリオン
・明治座
・有楽稲荷神社
・丸の内ブリックスクエア

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馬喰町は、徒歩圏内に馬喰横山駅や東日本橋駅があり、便利に移動できます。
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飯田橋は、有楽町と同じくオフィス街として有名なエリアです。通りにはたくさんのビルが立ち並んでいます。
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どんな客層?

【平日/昼】
有楽町のある千代田区は、昼間人口が853,068人であるのに対し、夜間人口は58,406人まで減少します。平日の昼間に飲食店を利用するのは通勤してきたビジネスマンが多く、ランチの平均単価は1,000円以下になります。

【平日/夜】【土日】
平日の夜の飲食店のお客さんは、仕事帰りのサラリーマンやOLが多く、土日は周辺の観光スポットに遊びに来た方が多くなります。気軽に利用できるように、ディナーの平均単価は1,000円以下になります。

人口特性

有楽町はオフィス街であるため、住民が非常に少ない街です。有楽町一丁目には住民が16人、有楽町二丁目には2人しかいません。お店を出す場合は、周辺住民ではなく、通勤してくるビジネスマンが主なターゲットとなります。

乗降人数

有楽町駅には、JR京浜東北線、JR山手線と、東京メトロ有楽町線が乗り入れています。2017年のJRの1日平均乗車人員は169,943人で、東京メトロの1日平均乗降人員は174,378人でした。各路線の中でも利用客数が上位に入る駅です。

有楽町の賃貸相場

有楽町の賃貸相場は、1Kでも11.21万円です。これは、葛飾区や足立区で2LDKを借りるのとほとんど変わらない金額になります。千代田区は東京23区の中でも港区に次いで2番目に賃料の高いエリアで、有楽町の家賃も大分高めとなっています。

有楽町の店舗賃料相場

有楽町の平均坪単価は34,907円です。東京23区の中でも、特に賃料の高いエリアとなります。毎月の賃料は60?80万円というのがもっとも多くなりますが、100万円以上も全体の24%あります。

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Written by 飲食店の居抜き物件なら!居抜き店舗ABC
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