【第59話】新店舗狂騒曲Part.4(第1部 完)
こんにちは、焼鳥酒場 鶏のから騒ぎ 中の人のこー爺(じぃ)です。
2023年1月度はスタートダッシュで稼いだお陰もあり、月末に1日臨時休業しましたが、月商売上としては開業以来過去2番目の最高額を叩き出しました!
もちろん12月の売上も超えています。この調子で今年も突っ走りたいですね!
さて、これまでお届けしてきた新店舗の経過報告【新店舗狂騒曲(第1部)】ですが、今回で一旦終わりになります。
前回の続きから、今回の最大の課題は「3000万円かかる物件に対して、2000万円の融資が通るかどうか」
創業時と同じく日本政策金融公庫 上野支店へアポを取り、大量の準備資料とともに担当者のもとへ向かいます。創業時はコンサル会社1社を通して融資面談を行い、最速の2日で内定を勝ち取りました。(※通常は、内定のお知らせまで1ヶ月かかります)
今回はその時の話を持ち出し、1週間で内定結果を教えて頂きました!
はい、ここ注目です!
面談して初めて知った事実ですが、
2号店目に受ける融資は、創業店の年商が影響します!!
忘れてはいけませんよ!
つまり、
1店舗目の年商が2000万円だったら、融資額は最大2000万円。
年商5000万円だったら、最大5000万円の融資になるんです。
どんなに立派な経営計画書を提出したとしても、それ以上の融資は受けられません。計画書はあくまでも皮算用です。
…知らなかった。
さらに!!
1店舗目の年商から割り出された融資額の最大から既に実行された融資額を差し引いた金額が今回借りられる融資額になります。
鶏のから騒ぎの場合は、創業時に1000万円借りており、現時点で280万円程返しています。なので、これから借りられる額はおよそ1300万円くらいでしょうか。
う~ん、微妙。
2000万円の融資を希望していたゆえに、1300万円程の減額融資だと判断を迷います。
そこで相談したのが、プロパー。
つまり、普段からお付き合いしている信用金庫です。
今回は、日本政策金融公庫とは繋がっていない融資申請をすることにしました。オリックスが保証する、無利子・無担保の商品です。
減額融資になるであろうことを想定し、1000万円を追加融資申請してみました。頼るべきは、やはり普段から仲良くしている地元の信用金庫ですね。
そうして、1週間後。
日本政策金融公庫から内々定を頂きました。
現在借りている分を一旦返済し、借り換えという形で1750万円を融資して頂けることに。結論的には1000万円の融資実行ということですね。
金額は微妙なとこですが、手元のお金と身内からお金を借りれば何とかなりそうですし、プロパー融資もこれからあるので、計500万円程度借りられればお金の心配は一旦大丈夫そうです。
さあ、残すは大家さんとの契約締結。
ですが、
でしたが、
融資の問題が解決した夜に、仲介不動産から連絡が来ました。
「大家さんがもう1社手を挙げているテイクアウト店に決めたい」と…
理由としては、以下2つ。
(1)大きな会社であること
(2)2階フロアを客席にすることに対し、耐震性の不安を感じること
いやいや、待ってよと。
前も大きな会社だったのに逃げられたんでしょ?
2階フロア含めて募集しているのに2階フロアを使ってほしくないとはどういうこと??
…一気に脱力感です。
はい、半年間準備してきたことがこれで崩れ去りました。
2021年から始まり、これで4連敗の2号店進出。
今回は特に気合が入っていただけに、非常に残念でした。
ただ、悲観していても前には進めません。
新入社員も来てくれた為、新店舗の立上げはいまや至上命題となっており、引き続き頑張りたいと思います!
…ここで最後にもうワンポイント!
融資実行前に不都合で希望していたテナントがダメだった場合でも、融資が決まるまで進める。
融資の決定は日本政策金融公庫内で実績として記録される為、新たに本命の物件が出たときに次の担当者の一つの判断材料となります。
本日も最後までお読みいただきまして有難うございました!
次もなるべく間を開けないように書きます!
がんばりますので応援宜しくお願い致します!
また、飲食業コンサルタントも始めました。
■開業支援
■店舗撤退支援
■FC加盟事業
■物件情報
■水光熱費のコストダウン提案
■厨房備品のコストダウン販売
■税理士紹介 など
サポート内容に少しでもご興味ありましたら直接こー爺(じぃ)までご連絡下さいね。
実際に飲食店舗を開業して継続運営しているこー爺(じぃ)の経験値を生の声でお伝え、支援しています。
物件情報はABC店舗さんでもご相談頂けます。
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