新宿三丁目駅の街情報
エリア概要
新宿駅(東京都新宿区)は、JR、京王電鉄、小田急電鉄、東京メトロ、都営地下鉄など、5社局が乗り入れる10路線以上が利用可能な日本有数のターミナル駅です。この駅からは、東京駅までJR中央線で約14分と、主要ターミナル駅へのアクセスも良好です。駅周辺は、大規模な商業施設やオフィス街、歓楽街、住宅地など、多様な顔を持つエリアが広がっています。多くの人が利用する新宿駅周辺では、様々なタイプの店舗が見られ、飲食店向けの居抜き物件も多く見られます。
出店環境
新宿駅周辺エリアは、5社局10路線以上が乗り入れる日本有数のターミナル駅であり、多様な人々が行き交う地域です。駅周辺には、大規模商業施設、オフィスビル、ホテル、そして文化施設などが集積しています。これにより、通勤・通学客、買い物客、観光客、ビジネスパーソンなど、幅広い層の通行者が見られます。
人々の流れは、駅を起点に多方面へと分散する傾向があります。特に、朝夕の通勤・通学時間帯には駅周辺の主要道路や地下通路において多くの人が移動します。日中は、商業施設やオフィスビル周辺での人通りが多く見られ、夜間には飲食店街を中心に人々の動きが見られます。
このエリアには、様々な業態の飲食店が多く立地しており、開業を検討される方にとって、居抜き物件の選択肢も存在します。周辺の施設構成や、時間帯による人流の変化を把握することは、飲食店の店舗戦略を考える上で参考になると考えられます。
店舗物件の傾向
新宿エリアの店舗物件は、比較的小規模な物件が多く見られる傾向があります。平均坪単価は、都心部であることを考慮すると、その特性に見合った価格帯となっています。階層別では、路面物件や地下物件が中心となっており、多様なニーズに対応できる物件が見られます。現業態としては、居酒屋をはじめとした飲食系の業態が多く見られ、特に「その他」と「居酒屋」が際立っています。このことから、新宿エリアでは多様な飲食店業態の出店が見込まれ、居抜き物件を活用した飲食店の店舗開業に適した環境と言えるでしょう。
出店のポイント
新宿エリアでの飲食店開業においては、多様な客層をターゲットとした業態が考えられます。例えば、オフィスワーカーや買い物客を想定したカフェ・ランチ需要の高い業態、また、多様な施設が集積していることから、夜間の需要に応える居酒屋やバルなども選択肢となります。立地選定においては、路面物件は視認性が高い一方で、地下物件や空中階でも駅からの動線や周辺の人の流れを考慮することが重要です。特に、時間帯による人流の変化を把握し、ターゲットとする顧客層が最も多く往来する場所を選ぶことが、店舗戦略の鍵となります。中長期的には、新宿エリアは継続的な開発やインフラ整備が進む可能性があり、多様な人々が集まる特性を活かした店舗展開が期待できます。居抜き物件を活用することで、初期投資を抑えつつ、このエリアでの飲食店開業の機会を探ることが可能です。
新宿駅で居抜き物件を探すためのエリア情報
駅の特徴
ギネス世界記録(2017年)にも認定されている、世界一乗降客数が多いターミナル駅。
JR、京王電鉄、小田急電鉄、東京メトロ、都営地下鉄の駅であり、うち京王線と小田急小田原線、都政地下鉄新宿線の起点でもある。
東京都多摩地区や神奈川県北西部、埼玉県南部などのベットタウンと結ぶ路線が多く、通勤・通学の乗り換え駅としても利用される。
これまでは東口と西口が分断されており、東西への移動は駅を迂回しなければいけないことや駅出口が多くあることなどから、「新宿ダンジョン」た「リアル迷宮」と揶揄されていたが、20年7月に新宿駅の東西自由通路が開通。改札内を通らなくても、東口と西口の往来ができるようになった。
駅利用者、昼間・夜間人口
1日の平均乗降人員(2019年度)
JR:77万5386人
京王線:78万8567人
小田急線:51万6876人
東京メトロ:23万7552人
都営地下鉄:45万7182人
昼間人口:約77万人
夜間人口:約32万人 ※ともに2019年度
街の特徴
都内有数の繁華街であり、歓楽街、ビジネス街、ゲイタウン、学生街などさまざまなものが集中。外国人観光客にも人気の新宿歌舞伎町など、雑多で華やいだ雰囲気を持つ一方で、近隣には自然が広がる「新宿御苑」があるなど、多彩な表情を見せる。
駅西側は、東京都庁舎を中心とした新宿高層ビル群があり、駅前は「ヨドバシカメラ」や「小田急ハルク」「小田急百貨店」「京王百貨店」などがある。
新宿歌舞伎町やエリア最大の繁華街である新宿三丁目へ続く東側は、駅直結の「ルミネエスト」の他、駅前に「新宿アルタ」など、10〜20代向けのファッションビルが存在。20年7月には新宿東口駅前に、パブリック・アートを中心とした「新宿東口駅前広場」がオープン。7mの巨大モニュメントなど、アートを中心としたコミュニティスペースとなっている。
JR、小田急線の南口には「ルミネ新宿」や「ルミネ1」、「小田急ミロード」などが、JR東南口には駅直結の「Flags」がある。また南口の向かいには、16年春に「バスタ新宿」がオープン。駅西口周辺の19ヵ所に点在していた高速バス乗降場が集約し、1日の発着便数は最大1625便と、日本最大規模を誇る高速バスターミナルとなった。
また代々木駅寄りには「タカシマヤタイムズスクエア」や「新宿サダンテラス」が並んでおり、買い物客で連日賑わう。
新宿駅は再開発がまだまだ進んでおり、29年には新宿西口に高さ260m、地上48階の大型複合ビルが建設予定。新宿の新たなランドマークになりそうだ。
駅周辺の飲食店の傾向
都内有数の繁華街である新宿および新宿三丁目エリアは、すべての業態が揃っているのではないかというほど、多種多様な店が軒を連ねる。
新宿と言えば、駅近くにある「思い出横丁」や、歌舞伎町エリアの「新宿ゴールデン街」など、昔ながらの雰囲気を残す小規模店が密集するスポットも有名。“横丁飲み”を目指して、若い女性から外国人までを取り込む。
駅前は人気エリアのため、家賃が高騰していながらも空き物件も少なく、なかなか出店が難しい。一方で徒歩圏内である西新宿エリアや東新宿、新宿御苑、そして南新宿までエリアを広げると、出店余地はまだまだありそうだ。また新型コロナウイルスの影響により、大規模な宴会が集客できなくなったため、特に大箱店は苦戦を強いられ、退店した店も少なくない。
注目は、飲食店の出店が加速し、人気エリアとなった西新宿7丁目エリア。カジュアルイタリアン業態「VANSAN」や魚金グループ、鮮魚居酒屋「タカマル鮮魚店」など、チェーン企業も多く出店している。また炭火焼きの魚串を主力とした「炭火焼専門食処 白銀屋」、人気ラーメン店「麺屋 翔」、予約が取りにくい和食店「板前心 菊うら」などの有名店も多い。
新宿三丁目も、外食のために来訪する人の波がたえないエリア。1949年創業の老舗もつ焼き店「鳥茂」や、イタリア郷土料理店「ヴィンチェロ」、寿司店「匠 誠」などの高級店が出揃う一方、「SOBA HOUSE 金色不如帰」「らぁ麺 はやし田」「つけ麺 五ノ神製作所」といったラーメン店も乱立する。雑多な雰囲気のもつ焼き屋や串焼き屋、大衆酒場がある一方、シックな雰囲気のワインバーや、異国屋台の雰囲気を醸す多国籍料理店など、カオスな雰囲気が漂う。
●アクセスしやすい駅・エリア
JR新宿駅の隣は、コリアンタウンの新大久保駅。韓国好きの10〜20代女性が多く来訪し、休日はおおいに賑わう。食べ歩きグルメも多いのも特徴だ。
新宿西口駅、西新宿駅、南新宿駅、代々木駅の近隣駅は、徒歩圏内と捉える人も多い。また新宿三丁目駅は地下道でつながっており、その先の新宿御苑前駅まで足を伸ばす人も。新宿三丁目駅から新宿御苑前駅の間にも、飲食店が点在。わざわざ足を伸ばすだけのフックを持つ必要があるが、近隣の競合は少ないため勝負しやすいエリアでもある。