巣鴨駅で居抜き物件を探すためのエリア情報
駅の特徴
JR山手線、都営三田線が走り、東京駅を経由して品川区~板橋区わたる東京北西部へのアクセスが可能な巣鴨駅。
駅ビルの「アトレヴィ巣鴨」には、ベーカリーやレストラン、医療・美容施設などが入っており、観光おわりの休憩利用を取り込む。
駅利用者
1日の平均乗車人員
JR:7万6212人(2019年度)
都営地下鉄:4万6801人(2019年度)
街の特徴
「おばあちゃんの原宿」から世代を超えて幅広い層から注目を浴びる街。
巣鴨といえば「巣鴨地蔵通り商店街」。駅正面口出てすぐの白山通りを跨いだ西側エリアに、和菓子屋や食堂、喫茶店、呉服店など昭和感漂う店舗が軒を連ねる活気あふれた商店街。参拝客や観光客で連日賑わっているが、八百屋や鮮魚店なども点在しており、安価でお買い物できる場所として近隣住民の利用も多い。
従来は「おばあちゃんの原宿」として名高く高齢者の集まる場所とされていたが、昨今古着や喫茶店などのレトロブームもあってか食べ歩き・参拝スポットとして若者も訪れる街へと変化している。また、交通の利便性、生活の利便性、山手線内における家賃の安さから「穴場だと思う街」にランクインし、独り暮らしの若者や女性の住む場所としても注目を集めている。
白山通り西側の庶民的な雰囲気と打って変わり、東側は政治家や実業家も多く暮らす都会的な住宅街となっている。周辺には、大規模運動施設の「三菱養和会 巣鴨スポーツセンター」やオリンピック選手を多数輩出している「東京スイミングセンター」など、スポーツ施設が充実していることに加え、「六義園」を代表とする自然スポットが多いことも特徴的である。
駅周辺の飲食店の傾向
巣鴨は「巣鴨地蔵通り商店街」を中心に、昔ながらの味がリーズナブルに楽しめる飲食店が多数存在。ビブグルマン選出経験のある「手打ちそば 菊谷」や人情あふれる定食屋「ときわ食堂」、素材にこだわった甘味処「甘露七福神」などは、地域住民のほか参拝客が多く足を運ぶ行列必至店である。
また、食べ歩きの宝庫としても有名。最近では若者向けにトレンドのスイーツ店がいくつかみられるが、大正5年創業のパン屋「喜福堂」、昭和48年創業の和菓子屋「元祖塩大福 みずの」といった老舗店舗が、創業時から変わらぬ味で人気を誇っている。
その他特徴としては、商業ビルが少ない為大手チェーン店は少なく、ほとんどが個人経営店である。高齢者、ファミリー層をターゲットに懐かしさ残るパン屋が多いこともひとつ挙げられる。
アクセスしやすい駅・エリア
JR山手線で隣駅の大塚駅は、オフィスビルやビジネスホテルが林立する「オフィス街」。昨今では下町情緒を残しながらも、再開発が進み住みやすい街へと変貌を遂げている。一方、反対側の駒込駅は、江戸時代からの由緒ある街並みと「六義園」「西洋旧古河庭園」といった自然に囲まれた閑静な住宅街。生活利便性の高さと治安の良さから住みやすい街として注目されている。
都営三田線で隣駅の千石駅は、白山通りと不忍通りが交差する地点として比較的交通量は多いが、巣鴨と対照的に駅前でも店舗が少なく人通りも少ない住宅地となっている。