浅草橋駅で居抜き物件を探すためのエリア情報
駅の特徴
浅草橋駅は、JR総武線と都営地下鉄浅草線が乗り入れる。
JR総武線は各駅停車が乗り入れている。快速電車に乗るためには2つ隣の錦糸町から乗り換える必要がある。
なお、駅名に「浅草」が入っているが、浅草寺・雷門や仲見世通りなどがある浅草の中心地からは1.5kmほど離れている。中心地の最寄り駅は浅草線で2駅隣の浅草駅であり、徒歩では20分ほどの移動時間がかかるため、駅には注意を呼び掛ける看板が設置されている。
駅利用者数
1日の駅利用者数
JR総武線の乗車人数:60,380人(平成31年・令和元年度)
※JRは乗車人数のみ発表
都営浅草線の乗降客数:53,911人(平成31年・令和元年度)
街の特徴
浅草橋駅周辺は古くから続く問屋街が広がる。また、中小規模のオフィスを中心としたビジネス街も形成されている。
問屋街は服やお茶から、皮製品、アクセサリー材料、ウレタンといった素材、さらには文具や塗料に至るまで、様々なジャンルの問屋が出店。古くからの街並みや歴史ある老舗店が残っており、歩くだけでも楽しめる観光地として人気が高い。日本古来の街並みが広がっていることから外国人観光客にも人気があり、周辺はインバウンド向けのビジネスホテルの建設も盛んとなっている。
浅草橋駅周辺のオフィス街は中小企業が中心。オフィスビルの規模も中規模以下が大半を占めている。古くから浅草橋にオフィスを構えている企業も多く、コロナ禍であってもリモート化をせずに出勤しているビジネスマンも多い。
駅周辺の飲食店の傾向
駅周辺に中小企業が多数あることから、飲食店は大半がビジネスマンを主要ターゲットに営業している。
特にJRの高架下は居酒屋激戦区となっており、大衆的な価格帯が殆ど。中でも1,000円で飲食を堪能できる「せんべろ」をウリにした店舗が増加し、夜遅い時間までビジネスマンを中心とした活気がある。
ビジネスマンをターゲットにした飲食店は、多くがランチタイムも営業。浅草橋駅周辺はコロナ禍でもリモート化を果たしていない中小企業が大半を占めているため、常に多くのビジネスマンが出勤。そのため、コロナ禍でも一定のランチ需要が保たれている。
また、問屋街エリアにも飲食店が出店している。問屋街の飲食店はチェーン店から個人店まで様々な業態が出店。高架下同様、比較的大衆的な価格帯の飲食店が多いが、せいろ1枚千数百円となる老舗蕎麦屋などの高単価店もいくつか出店している。
なお、問屋は早い時間に締まるため、問屋街エリアの飲食店は夜遅くまで営業している店舗は少ない。
アクセスしやすい駅・エリア
総武線の1駅隣は秋葉原駅となっており、山手線・京浜東北線エリアから乗り換え1回でのアクセスが可能。千葉方面からは総武線一本で到着できる。
浅草線はエアポート快特こそ停車しないが、押上方面から新橋・大門・五反田方面まで乗り換えなしでアクセスすることができる。