Before & After
前店舗からどのように生まれ変わったのか、実際の店舗写真を比較します。

外観

Before

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After

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入口の扉と窓枠をさわやかなブルーに変更。白と青をテーマカラーに用いることで、ヨーロッパの海沿いにある家をイメージする。造作はそのままに、色使いや店先に配置する植物などを変えるだけで、印象ががらりと変わる。

店内

Before

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After

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壁は白の板張りに変え、窓枠には青色を配色。窓の磨りガラスをクリアガラスに変え、採光のよい環境につくり変えた。床やソファシートは張り替え、明るい印象に仕上げた一方で、椅子やテーブルはそのまま使用。

レビュー

都営新宿線・東京メトロ有楽町線市ヶ谷駅より徒歩4分。靖国通りから1本入った通りにある「Una Casita(ウナ・カシータ)」は、ニンニクを多彩なヨーロッパ料理でアレンジした、ニンニク料理専門店だ。

爽やかな印象を与える外観は、イタリアの海沿いの家をイメージして配色されたもの。以前は中華料理店だった物件は、磨りガラスを多用した閉鎖的なデザインであったが、ガラスをクリアにすることで開放的に変更。誰でも入りやすい雰囲気に仕上げた。

元々クローズキッチンだったレイアウトは、厨房区画はそのままに壁の上部分を取り払うことでオープンな造りに。ダークブラウンや黒など暗い印象だった床や天井、壁も塗り替え、前店の雰囲気を払拭する。
一方で椅子はそのまま活用。テーブルは天板の色を塗り替え、ソファシートは張り替えるなど、既存什器を活かすことでコスト削減を図った。

特筆すべきは壁一面に塗られた青色の黒板塗料。黒板用の青色塗料は国内にないため、海外で買い付けたものを使用しテーマカラーを統一する。青色の黒板には、メニューや店のこだわりを描く。また天井部分には吊り戸棚を新たに設け、ワインボトルを配置。入店時に見えるようにすることで、ワインが楽しめることをサジェストする。

店内奥席の壁は、元々磨りガラスをはめ込んだ窓だったが、白板を貼ることで窓を閉鎖。開放的にした店内手前部分と、あえて外から見えないよう遮断した店内奥部分とで、空間にコントラストをつけた。

店名の「ウナ・カシータ」とは、スペイン語で「小さな家」の意味。家にいるような心地よさを提案するとともに、出窓に置かれたニンニクをイメージする小物や、店頭の観音開きの窓などで可愛らしい印象を与え、女性客からの支持を集めている。