街レポート

住吉(江東区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

住吉(江東区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

東京都江東区にある住吉は、治安が良く住みやすい街です。
周辺には「猿江恩賜公園」や「東京都現代美術館」、「東京都江戸東京博物館」といったように、見どころある施設がたくさんあります。
都心の主要地へ行きやすいことから、都内の会社に勤務するビジネスマンが多く住んでいます。
こちらのページでは、住吉の特徴と、住吉にお店を出す際のポイントをご紹介します。

日本の歴史が感じられる街

住吉は、江東区の北部にある街です。北は毛利、東は大島、南は猿江、西は墨田区菊川に面しています。
1934年に深川猿江裏町の一部と深川東町の一部、深川本村町の一部が合併して作られました。当時は深川住吉町と呼ばれていましたが、1968年に住吉という名前に変わりました。

住吉は大変治安の良い街です。夜道でも明るく人通りが多いため、一人暮らしの方でも安心して暮らせます。
また、交通の便が良く、新宿や渋谷、池袋といった主要駅へ30分以内で到着します。

観光地としても注目のエリアです。
住吉には東京都江戸東京博物館や東京都現代美術館のように、日本の歴史や文化を知れる施設が数多く存在します。昔の時代について詳しく知りたい方におすすめです。

昭和天皇の成婚記念に作られた「猿江恩賜公園」

猿江恩賜公園がある場所には、江戸時代、幕府が官用材を貯蔵していました。
1924年に、昭和天皇の成婚記念として一部が東京市へ無償で渡され、公園として整備されます。そして、1932年に一般の方に向けて開園されました。

園内にはテニスコートや照明付野球場といったスポーツ施設に加え、「ティアラこうとう」というホールがあります。
「ティアラこうとう」の大ホールではコンサートやバレエの上演が行われ、小ホールではパーティーや研修が行えるようになっています。

また、園内には江戸幕府材木蔵の由来が記された石柱や時計台・タイヤシ・桜があります。散策するだけでもさまざまな発見がある公園です。

日本最大の広さを誇る「東京都現代美術館」

東京都現代美術館は、1995年に開館した現代美術専門の美術館です。
台東区上野公園にある東京都美術館が収集してきたコレクションを中心に、戦後の日本の美術を概観できる作品を展示しています。絵画・彫刻・ファッション・建築・デザインといったように、幅広い作品を扱っているのが特徴です。
面積は33,515平方メートルあり、分館を含めない日本の美術館としては最大のスペースを誇っています。

展示は1階と3階で行われています。
1階には第二次世界大戦直後の不安定な時代から、1970年頃の安定してきた時代までの作品が展示されており、3階には現存作家の作品を中心にさまざまな現代美術作品が飾られています。

展示のほか、美術図書館やミュージアムショップ、カフェもあり、一日中でも過ごせる美術館となっています。
2016年5月~2018年度中までは改装のため休館していますが、2019年3月下旬には大幅リニューアルしてオープンする予定です。

江戸時代の生活を知る「東京都江戸東京博物館」

東京都江戸東京博物館は、住吉の隣の墨田区にある江戸と東京の歴史について展示した博物館です。
国内のお客さんはもちろん、日本の文化が分かる場所として外国人観光客からも人気を集めています。

館内は5階と6階の2階構造になっており、大きく「江戸ゾーン」と「東京ゾーン」に分かれています。
「江戸ゾーン」には、約2,000点の資料に加え、原寸大の復元模型があり、江戸の暮らしをリアルに想像できる博物館となっています。現在のおすしの起源といわれる「江戸前ずし」のレプリカコーナーや、歌舞伎小屋を忠実に再現した模型も人気です。

「東京ゾーン」では、明治や昭和の様子を再現したジオラマや、戦争時代の資料がみられます。当時実際に使われていた家具やおもちゃといった貴重な展示もあります。昔の日本の生活を知りたい方におすすめの博物館です。

空襲から奇跡的に免れた「猿江神社」

猿江神社は、コンクリートの社殿を持つ神社です。
東京大空襲のとき、神社の周辺は焼け野原になってしまいましたが、猿江神社だけは奇跡的に焼失しなかったという歴史があります。
天照大御神と宇迦之御魂神を祭っている神社で、家内安全・商売繁盛・病気平癒・心願成就のご利益があるとされています。

猿江神社の名前の由来は、平安時代の武将「猿藤太(さるのとうた)」です。
猿藤太は源頼義と義家の奥州遠征で数多くの奉勝を立てた人物でしたが、現在の猿江で力尽きてしまいます。地元の漁師たちは猿藤太を手厚く葬り、塚を建てました。
このことから、猿藤太の「猿」と、彼が力尽きた入り江の「江」を合わせて猿江神社と名付けられました。

猿江神社では、御朱印も人気です。
通常の御朱印だけでなく、お正月限定のものや例大祭限定のものといったように、期間限定の御朱印を授与しています。中には御朱印を集めに参拝する方もいます。多くの方から愛されている神社です。

 

どんな飲食店がある?(1km圏内)

住吉には、居酒屋(357件)・和食(355件)・BAR(120件)・中華(79件)といった店が多数あります。住吉周辺には猿江恩賜公園や東京都現代美術館といった落ち着いた雰囲気の施設が多く、飲食店もリラックスできるところが人気のようです。

どんな業態が出店チャンス?

住吉にお店を出すなら、居酒屋や和食といった業態がおすすめです。ビジネスの世界では繁盛店の近くには繁盛店があるといわれています。住吉には居酒屋や和食のお店が多いため、同じ業態の店を出せば好収益になる可能性が高くなります。

業態別 募集中の居抜き物件一覧

居酒屋の居抜き
和食の居抜き

周辺の主なスポット

・猿江恩賜公園
・猿江神社
・小名木川
・田螺稲荷神社
・扇橋閘門
・江東寺
・東京都現代美術館
・東京都江戸東京博物館
・深川江戸資料館
・すみだ産業会館
・西岸寺
・清澄庭園
・すみだトリフォニーホール
・錦糸公園
・ブレーキ博物館
・大横川親水公園
・すみだ北斎美術館

住吉に似た地域

藤沢

藤沢は、住吉と同じく自然が多い街です。癒やしを感じたい方におすすめとなっています。

千歳烏山

千歳鳥山は住吉同様家賃相場が安くなっています。都心へも出やすく、都内の会社へ勤務する方が住むのにおすすめの街です。

立川

立川は都内主要駅へのアクセスが良好な点で住吉と似ています。新宿へは25分、渋谷と池袋へは35分ほどで行けます。

類似地域 周辺の募集物件一覧

藤沢・千歳烏山・立川の居抜き物件一覧

 

どんな客層?

【平日/昼】
住吉のある江東区の昼間人口は、548,976人です。夜間人口よりも少し人口が増えます。飲食店を利用するのは、通勤して来た方や付近の観光地に来た方が多く、ランチの価格は1,000円以下が中心となります。

【平日/夜】【土日】
江東区の夜間人口は460,819人です。昼間に比べ、若干人口が減ります。飲食店を利用するのは仕事帰りのサラリーマンや地元住民が多くなり、価格は2,000~3,000円が平均になります。

人口特性

住吉1丁目の人口総数は2,373人で、男性住民は1,110人、女性住民は1,263人です。住吉2丁目は人口総数2,327人に対し、男性住民が1,167人、女性住民が1,160人となっています。男女比にあまり偏りのない地域です。

乗降人数

住吉駅には、東京メトロ半蔵門線と都営地下鉄新宿線が乗り入れています。東京メトロの1日平均乗降人員は54,658人で、都営地下鉄の乗降人員は42,528人です。東京メトロは開業前に乗降人員を16,000人ほどだと予想していましたが、実際はそれを大きく上回る利用率となりました。

住吉の賃貸相場

住吉の賃貸相場は、ワンルームで7.85万円、1DKで8.90万円、1LDKで12.71万円、2LDKで14.16万円となっています。都内の中ではそれほど家賃が高くなく、住みやすいエリアとなっています。

住吉の店舗賃料相場

住吉の店舗賃料は、1カ月20万円未満のものが80%にのぼりました。平均坪単価は16,825円と、比較的賃料が安いエリアとなっています。しかし、賃料相場は年々大きく上昇しており、住吉で店舗を借りる際には注意が必要です。

原木中山(千葉県船橋市)の居抜き店舗物件を見る


Written by 飲食店の居抜き物件なら!居抜き店舗ABC
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