おしゃれで個性的なお店と閑静な住宅街が特徴の学芸大学エリアは、住みたい街候補にあがることも多い魅力的な土地です。今回は、学芸大学駅のアクセスや地域の歴史など、さまざまな面から学芸大学エリアについての情報をご紹介します。

大学のない街「学芸大学」

学芸大学駅があるのは目黒区鷹番という土地です。以前、このエリアには「東京学芸大学」の分校が存在していました。東京学芸大学は、1949年に東京都内の4つの師範学校を統合して作られた大学です。しばらくの間、学芸大学駅を最寄りとするキャンパスが経営されていましたが、1964年に小金井市に全キャンパスが移転。学芸大学エリアには附属高等学校が残るのみとなったようです。

学芸大学駅の名前の変遷

学芸大学駅ができたのは1927年のことで、開業当初は「碑文谷駅」という名称がついていました。当時、駅のあった一帯は「碑文谷(ひもんや)」と呼ばれていたためです。1936年、東京学芸大学の前身となる「東京府青山師範学校」が駅の近くに移転してきたため、駅の名称も「青山師範駅」となりました。その後、1943年に青山師範学校の学名が変更したのに合わせて駅名も「第一師範駅」となりました。

1949年に学芸大学が創設されたあと、駅の名称は「学芸大学駅」となりました。1964年に大学が移転したあとも駅名はそのままで、現在まで変わっていません。紛らわしいという意見もあったものの、1999年に行われた周辺住民へのアンケートでは、駅名変更に反対する方が過半数に達しました。そのため現在にいたるまで駅名変更は行われず、学芸大学駅の名前はそのまま残り続けています。

学芸大学駅のアクセス環境

東急東横線の通っている学芸大学駅からは、渋谷駅や池袋駅などのターミナル駅へ直通で行くことができます。渋谷までは電車で7分、池袋までは25分ほどで到着します。横浜へ行くのにも便利で、急行に乗れば24分で着きます。東京メトロ副都心線ともつながっているため、埼玉方面からのアクセスも良好な駅です。

学芸大学駅周辺は昔から続く繁華街があるほか、以前は目黒区役所が設置されていました。区役所は現在、中目黒駅近くへ移転しましたが、学芸大学駅の利用者は多いままです。そのため、学芸大学駅は乗換駅でないのにも関わらず急行列車が停車します。住民や通勤・通学者にとっては大変便利な駅です。

学芸大学エリアの地域の歴史

学芸大学駅があるのは目黒区鷹番ですが、かつてこの辺りは「碑文谷」地域の一部でした。碑文谷は、目黒区の南側一帯を指す地名として使われていました。碑文谷という名前の由来は、「鎌倉街道にあった碑文石のある谷」とする説や、ヒノキの加工品である「檜物(ひもの)」を作っていた土地であるためとする説などがあります。碑文谷という名前は鷹番の隣の町名に残されており、地域の中には学校や教会、大きな公園などがあります。

「鷹番」は、元々碑文谷村の中にある地域でした。地名の由来は、江戸時代に「鷹番屋敷」があったためとする説が有力です。ほかにも、「鷹場」ということばがなまって鷹番となったという説もあります。鷹番が現在の町域になったのは1966年のことです。目黒区のほぼ中央部にあり、世田谷区と隣接しています。

商店街の多い学芸大駅エリア

学芸大学駅の近くには、大小合わせて6つの商店街があります。駅を出てすぐの場所にある「西口商店街」は、下町情緒あふれる温かい商店街です。季節ごとに地元密着のイベントも行われています。反対側の「東口商店街」では、毎年10月末に「学大カーニバル」が行われ、露店やステージイベントでにぎわいます。ディープなお店の多い「学大十字街商店街」は、駅の近くの十字路にあります。おしゃれなイタリアンレストランや居酒屋、バーなどの個人商店が多いようです。

地域住民の憩いの場「碑文谷公園」

学芸大駅から徒歩6分ほどの場所には、体育館や動物広場、テニスコートなどのある「碑文谷公園」があります。公園の中心にある「弁天池」は、かつて地域一帯の貯水池として使われていました。昔は「三谷の池」という名前だった弁天池は、周囲が開発されて住宅地になっていくと共に整備されていきました。1932年から池の周りに遊び場が作られ、1年後の1933年に碑文谷公園が開園しました。現在の弁天池には、大きな噴水が設置されています。貸しボートで池を散策することもでき、運が良ければ水鳥やカメなどと触れ合うことができるようです。

また、公園内には小動物と触れ合える「こども動物広場」があります。無料で犬やモルモット、うさぎなどと遊ぶことができる、動物好きの方にとってはうれしいスポットです。中学生以下であれば有料でポニーに乗せてもらうこともでき、公園内のおよそ150mを引き馬で移動できます。乗馬やポニーの世話などが学べる教室も定期的に開催されており、近辺の小・中学生が参加しているようです。年に一度開催される「ポニーまつり」では、模擬店や人形劇などのイベントが行われます。このときだけは高校生以上であってもポニーの乗馬が体験できるようです。

 

どんな飲食店がある?(1km圏内)

学芸大学周辺の飲食店は、閑静な住宅街の中にある個人商店が多いようです。もっとも多い業態は和食店で179件、その次に多いのが居酒屋の128件です。カフェは89件あり、個性的でおしゃれなスイーツを目当てに学芸大学駅へ訪れる方もいるようです。

どんな業態が出店チャンス?

店を新しく出店する際は、そのエリアで繁盛している業態がおすすめです。和食店の多い学芸大学エリアでは和食を扱う店の出店が適しています。また、駅のアクセスが良い学芸大学エリアはアルコールを出す居酒屋の需要が高いため、居酒屋をオープンするにも良いでしょう。

業態別 募集中の居抜き物件一覧

居酒屋の居抜き
和食の居抜き
カフェ

周辺の主なスポット

・碑文谷公園
・東京地方裁判所
・東京学芸大学附属高等学校
・カメルーン共和国大使館
・中央緑地公園
・十日森稲荷神社
・田向公園
・カトリック碑文谷公園(サレジオ教会)
・イオンスタイル碑文谷

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下北沢

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松濤(神泉)

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どんな客層?

【平日/昼】
学芸大学のある目黒区では、昼間人口293,382人、夜間人口268,330人となっています。目黒区外から通勤・通学してくる方がそれほど多くはないため、地元の方へ向けた店が中心となっていると見られます。学芸大学近辺のランチ平均単価は1,000円以内とリーズナブルです。

【平日/夜】【土日】
学芸大学エリアのディナー平均単価は3,000~4,000円の価格帯となっています。住宅街の中の落ち着いた場所で、食事やお酒を楽しめる店が多いようです。

人口特性

学芸大学駅のある鷹番1丁目~3丁目には、のべ8,772人の方々が住んでいます。世帯数は人口の半数を超えており、複数人でお住まいの家庭も多いようです。1丁目・2丁目・3丁目のすべてで女性の数が多くなっていることも特徴です。

乗降人数

学芸大学駅は、東急東横線の高架駅です。2016年度に集計した1日平均乗降人員は77,224人でした。乗降人員の計測がはじまった2003年は63,668人でしたが、それから微増を続けています。平均が下がる年もありましたが、大きな減少ではありませんでした。

学芸大学の賃貸相場

学芸大学の賃貸相場は、ワンルームで9万円前後、1LDKでは15万円近くになります。ファミリー向けの2LDKや3LDKになると、平均家賃は20万円を超えてきます。東急東横線沿いの物件の中では家賃が高いほうになるようです。

学芸大学の店舗賃料相場

学芸大学の近辺の店は、毎月40万円以下で借りることができる店舗が7割近くにのぼります。80万円以上の物件も全体の2%ほどしかありません。平均坪単価は微増と微減を繰り返しており、2018年のデータでは22,830円となっています。

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