「北海道の自然とあたたかさ」がキーコンセプト
レンガと木材でぬくもり感じる内装に
店内
前店舗は広島お好み焼き店。カウンター奥の鉄板は撤去、吊り棚を付けてワインボトルを並べるなど、雰囲気たっぷりのバルカウンターに生まれ変わらせた。天井付近にはボードを設置、おすすめメニューや食材産地を書き込み、フランクさを演出する。暖かな色味の裸電球がノスタルジックなムードを生み、故郷に帰ったようなほっとした気持ちにさせてくれる。
カウンター席に加え、テーブル席、個室席でそれぞれデザインを変え、「次来たときはあそこに座りたい」とお客様を飽きさせない工夫をしている。なかでも、店内奥の個室スペースは美しい。壁一面に敷き詰められたレンガは、北海道に数多く近代化遺産の建築物を彷彿させる。会社の宴会、女子会、合コンなどにも人気の席だ。
レビュー
JR五反田駅東口徒歩2分の「【五反田北海道キッチン】Bakurico‐バクリコ-」は、2016年4月1日にオープンした北海道からの直送食材がお洒落に楽しめるバル。札幌の料理学校出身の3人が開いた活気に溢れる店だ。帯広の放牧豚「どろ豚」、紋別のズワイガニなど、その時々の山海の道産子の幸をオリジナルメニューで提供する。
オープンにあたっては、元・広島お好み焼き店の居抜き物件を大幅改装。店内デザインは知人のプロデザイナーに依頼。「北海道の自然とあたたかさ」をコンセプトとして、レンガや木材を贅沢に使用したこだわりの内装に仕上げた。
開店以来、予想を上回る来客に恵まれ、リピーターも増えている。店長の橘健太郎さんは繁盛の秘訣について、「この店が盛り上がっているのは、何より僕たち自身が楽しみながらやっているからではないか」と推察。リフォームには思ったより費用がかかったが、お客様もスタッフも笑顔でいられる空間づくりにはそれだけの価値があったと実感している。
Written by 飲食店の居抜き物件なら!居抜き店舗ABC
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