Before & After
前店舗からどのように生まれ変わったのか、実際の店舗写真を比較します。

外観

Before

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After

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新規開店にあたって、基本的な造作はそのまま活かしつつ、色合いや素材を替えることで外観・店内ともイメージを一新させた。グレーに真紅のテントのシックなデザインの外観は、さながらフランス現地のビストロのよう。狭い路地裏にある店舗の視認性や存在感を高めてくれている。左右の窓はシンプルな木枠のものを用い、店内の様子が通りから窺えるようになっている。

店内

Before

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After

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店舗デザインはフランスのビストロをコンセプトに、木の重厚感とクラシカルなアンティーク感を出した。キッチンデザインは実に印象的。壁面をモザイクタイルから木製に替えて、ガラスを入れ、完全に厨房と客席の空間を区切った。オーナー・加藤木さんの「キッチンはきちんと厨房を演出して、異空間のイメージを出したかった」との発想からこのような形となった。

Before

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After

コンセプトに従い、店内は床のタイルを木材に張り替え。ブルーだった壁はアイボリーホワイトに塗って、あたたかい雰囲気を演出した。イメージ統一のため、テーブル・椅子も総取り替え。夜はテーブルクロスを張り、より「フランスらしさ」を高めている。

レビュー

Les pif et dodine(レピフエドディーヌ)はJR浜松町駅北口徒歩2分、文化放送メディアプラス裏側エリアにある一軒家フレンチビストロ店。大門「Aux delices de dodine」の2号店として、2014年11月にオープンした。1号店と同じくハイコストパフォーマンスな本格派ビストロ料理とこだわりの自然派ワインが特色の繁盛店。オーナーの加藤木裕さんは人気で予約が取れなくなった1号店の客の受け皿として浜松町の2号店を開いたが、こちらも予約が取りづらい状況が続いたため、16年2月には大門に3号店をオープンさせた。

前店舗も同業のフレンチビストロ店。人気店だったが前オーナーの引退により惜しまれつつ閉店したという経緯を持つ。加藤木さんは「予算の関係上、当初から居抜きに絞って物件を探していた。この物件の決め手は、フレンチの居抜きで、前の店もきちんとお客様が入っていたこと」と語る。飲食店において最もコストがかかる厨房機器は状態良好でまったく交換の必要がなかったため、一軒家丸ごとのこだわりのリフォームを行いながら内装費は500万ほどで抑えられた。

改装に際しては、先述の店舗イメージの刷新とともに、2階建ての一軒家物件をより使いやすくするための工夫にも取り組んだ。例えば、階段。旧い住宅のように急だったため、顧客の安全を考え、手すりと滑り止めを設置した。円滑な接客のため、2階には常時1名の専任スタッフを配置。前店舗から譲り受けたダムウェーター(小荷物専用昇降機)も活用して、迅速なオーダー受付と料理・飲み物の提供に努めている。