Before & After
前店舗からどのように生まれ変わったのか、実際の店舗写真を比較します。

外観

Before

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After

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前店舗はカジュアルな立ち飲み居酒屋店。外装のテントは丸ごと張り替えてイメージ一新を狙った。「女性やご高齢の方々に好まれる健康的な鶏白湯麺」というコンセプトに沿って、全体的にやわらかで洒落た雰囲気でまとめている。シックな外観は一見、ダイニングバーのようだ。

店内

Before

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After

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譲渡を受けたカウンターは一枚板の立派なもの。「張り替えるより、磨いて木目を出した方がいい」という内装業者のアドバイスを受け、4日間かけて削りなおしてもらった。

Before

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After

トイレは誰でも使いやすいように和式から洋式に換える予定だが、多忙の為、なかなか手が回らないまま1年が過ぎてしまったという。その分、清掃は念入りに行い、以前よりも清潔度は格段にアップしている。

レビュー

「麺や KICHŌMEN(きちょーめん)」は、JR・東京メトロ丸の内線荻窪駅南口徒歩10分、環八通り沿いに開くラーメン店である。駅からやや離れた住宅地立地ということで、女性・ご高齢の方をターゲットとして、こだわりの国産鶏スープによる健康的な鶏白湯麺を提供している。
前店舗は立ち飲み居酒屋店。設備は、譲渡を受けたフードとカウンター以外は一新した。「女性ひとりでもすっと入りやすい、食べやすい店づくり」をコンセプトに、内外装はお洒落でやわらかなイメージに統一。暖色のシックな壁、明るく清潔感あるメラミンの厨房壁、コート掛けの設置などの配慮をめぐらす。夜になると、店内の照明が映え、さらに雰囲気ある外観となる。

全面ガラス張りの店頭は見通し抜群の一方、通りからの視線を気にするお客様もいるかもしれない。そのため、目隠しの設置を検討中。「勘違いかもしれないけど、店の前で入りたい感じにしているけど、やっぱ行っちゃうみたいな人もいる気がして。もっと入りやすい工夫をしていきたいです」と店主様は語る。物件で惜しまれるのは付近に駐車場がないこと。環八通り沿いの1階角地路面店のため、パーキングスペースがあれば、車での来客をかなり誘導できたかもしれない、という。

内装のレイアウトはかなりの苦労が伴った。入居ビルの階段位置の都合上、L字が二つ続く間取りのため、2面冷蔵庫しか設置できず、食材のストックスペースが慢性的に不足しているのが悩みのひとつという。これには、仕入れの量・タイミングの調整によって対応しているという。カウンター一番奥のデッドスペースも備品の収納に充てている。

居抜き物件取得時の店主様からのアドバイスは、目に見える造作だけでなく、排水やグリーストラップなどの設備のチェックを欠かさないこと。特に重飲食ではこのことが重要だという。この物件でも、内装工事を進めるうちに、排水溝の老朽化により土まで油が浸みこんでしまっていた。放置すると悪臭やコバエの発生に繋がりかねないため、店主様がセメントやコーティング剤を自分で調達し、高校時代ぶりの三角関数の知識を駆使して、簡易的な溝を設置した。

小さなお子様でも食べられる優しい味の鶏白湯のため、土日の来客はファミリー層が特に多い。前店舗では8席使いしていたカウンターを、余裕をもった6席構成としているため、ベビーカーでの入店もできて喜ばれている。顧客とのコミュニケーションによりニーズを掴みだし、地域密着の人気ラーメン店を目指す。