Before & After
前店舗からどのように生まれ変わったのか、実際の店舗写真を比較します。

店内

Before

img_b01

After

img_a01

ケーキを陳列する大型のショーケースを撤去し、代わりにオーダーカウンターを新設。このカウンターは入口正面に位置するため、後ろの壁面にはアルファベットサインで店名をデザインし、インパクトを持たせた。壁には白とティファニーブルーのストライプという、印象的な色あいを採用。またカウンター下の装飾(持ち送り)は、インターネットで探したという。

Before

img_b02

After

img_a02

以前はピンクを基調に、簡易テーブルとカウンターを設置していたテラス席。改装後は壁面をコンセプトカラーの白に塗り替え、ゆったりと座って食事ができるよう、ベンチシートに造り変えた。床も雰囲気を統一させるため、レンガ調のタイルに張り替えた。

Before

img_b03

After

オーダーカウンター横の狭いスペースにあったテーブル席。前店のままではイメージにそぐわないため、白い丸テーブルと籐の椅子に新調した。壁面も上部は白、下はストライプに。ストライプの幅は、東京・原宿の竹下通りで見かけるピンクと白のストライプの幅を参考に考えたという。

レビュー

JR原宿駅から徒歩1分。駅近の裏通りに立地する「SINGAPORE HOLIC LAKSA(シンガポール ホリック ラクサ)」は、日本初となるラクサ専門店だ。海老出汁をはじめ、ココナッツミルクやスパイスをきかせたスープを米粉の麺で食べる、東南アジアで一般的な麺料理がラクサだ。
原宿を選んだのは、流行の発信地であったため。「ラクサ専門店」という抜きん出た業態を出店するにあたっては、感度の高いお客や女性客が多い場所が適していると考えたという。そこでインターネットで探し見つけたのが、ABC店舗が公開する現物件だった。10坪ほどと手頃な大きさであったことと、近隣に集客力のある施設やショップが多かったことが、契約の決め手となった。

前店は、大きなショーケースに簡単な軽食スペースがあったハワイアンケーキ店。厨房の機器は冷蔵庫や湯沸かし器、3口コンロなどをそのまま活用しつつ、ラクサの調理に必要な中華鍋用の火口を新たに導入した。また、ショーケースは必要なかったことから売却。10万円の資金となったという。
以前はピンクだった内装は、白とティファニーブルーに変更。店内のテラス席、テーブル席、厨房などの区画は活かしながら、色あいを変えることでまったく異なる印象の店に。この配色は、シンガポールの伝統文化「プラナカン」(西洋文化を取り入れた中華系末裔のこと)から着想。ホップな色あいのなかに、シンガポールの伝統を彷彿とさせるストーリーが隠されている。
現在、原宿に買い物に来る若い女性客をはじめ、遠方からわざわざやってくる目的客も集客。土日には1日100人を取り込むほどの人気店となっている。