Before & After
前店舗からどのように生まれ変わったのか、実際の店舗写真を比較します。

外観

Before

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After

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前店舗は焼き鳥居酒屋。ほとんど手を加えていないというファサード部分は、扉と看板を変更したのみ。看板は赤と白の店のロゴを大きく配置し、以前の渋めの看板に比べ、建物の薄緑色とのコントラストでよく目立っている。

店内

Before

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After

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もとのカウンターを活かして表面を張り替え雰囲気を一新。装飾部分は木からモザイクタイルに、メニュー札のあった上部は、壁面を広く使った黒板に変更。物件取得の決め手となったというオープンキッチンはそのまま活かし、焼き鳥の焼き台を取り払って、同じ場所にステーキ用の鉄板を配置した。

Before

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After

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もともと7人掛けのテーブル席だったところを、4人掛けに。椅子は据え置き型から可動式に変更している。席数を減らした分、椅子の後ろに壁を増設することで、新たに小スペースを作ることに成功。そこに、厨房で場所をとっていたという大きな冷蔵庫を移動させ、お客様用のコートかけも設置。現在はクローク兼ストックとして活用している。

Before

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After

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掘りごたつだった小上がり部分はすべて取り払い、入り口付近にレジカウンターを増設。窓側には座面を開けると荷物が収納できるソファ席を、カウンター側には通常の椅子を配置した。ちなみに店内の椅子は少しでも省スペースになるようにと、もともと斜めだった椅子の脚を垂直になるようカスタムしている。

レビュー

五反田駅西口から徒歩5分、オフィスビルがひしめく桜田通りを2本裏手に入った穏やかなエリアに「ステーキてっぺい 五反田店」はある。創業40年の歴史を誇り、“知る人ぞ知るステーキ店”の異名をもつ「ステーキてっぺい」のフランチャイズ2号店だ。中学からの幼なじみである飯沼隆光さんと中江賢士朗さんのお二人が脱サラして開業に乗り出し、オープン直後から好調な売り上げを記録している。

融資で取得した400万をすべて投じて行われたというリフォームは、壁を増設し、クローク兼ストックを作ってしまうというドラスティックな改装から、椅子の足の角度など細かな微調整にいたるまで多岐にわたった。

中でも、もともと小上がりだった掘りごたつのテーブルを、通常のテーブル席に変えたことは英断だったという。10坪という広さのため、省スペースをとって小上がりを活かす手もあったが、そこは五反田のオフィス街、宴会需要を見越して思い切って変更した。実際オープンしてみるとパーティや宴会が多く、フレキシブルに配置を変えられるテーブル席はかなり重宝しているそうだ。

譲り受けた厨房には食洗器がなく、また冷蔵庫も足りていなかった。そんな厨房問題も、前述のクローク兼ストックの増設で万事解決。厨房には新たな冷蔵庫1台と食洗器を導入することができた。「ここの厨房はかなりタイトになっていて、図面をパズルみたいにして考えて、これが一番ベストだねってなったんです。」という中江さんの言葉からも、試行錯誤の片鱗がうかがえる。

飯沼さんと中江さんによる店舗づくりには、「お客さんにとって居心地いい場所を作りたい」というホスピタリティが溢れている。大胆な変更を加えながらも、細かい部分の気配りも怠らないのはそのためだ。

ちなみに、元車のディーラーという飯沼さんの前職のスキルを活かした接客は、同僚中江さんからの評価も高い。内装の良さもさることながら、別業界で社会人経験を積んだお二人からにじみ出る人間性が、「ステーキてっぺい五反田店」のアットホームな魅力の秘訣につながっているのだろう。