五反田に新業態を増店！早期開業を最優先に条件を取捨選択しながらの物件探し【五反田】【鉄板焼き】

3か月前から物件を探し始めたんですが、とにかく早く開業したかったというのがあったので、理想の物件を探すというよりも、許容範囲内であればというのが念頭にありました。
中でも重視していた条件が、「20坪以下」で「365日営業ができるエリア」の２つです。そのため五反田に限らず、浅草橋や日本橋などいろんな物件をみてきました。五反田はオフィス街でもあり繁華街でもあるので、立地は理想に近いんですが、今回の物件の内装や造作面は理想からは遠っかったんです。今回はとにかく早く開業したかったというのもありますが、すべてが理想通りという物件はそうそうないと思うので、ある意味妥協も必要ですよね。
エリアを広げて、王子に立地・広さ・取得費用面などどれをみても好条件の物件をみつけたのですぐに申込をしたんですが、競合に負けてしまい、そのあと今回の物件にであいました。物件探しをするうえでポイントにしてきたのが、立地・坪数（20坪くらい）・家賃だったんですが、今回の物件は坪数と家賃面が想定よりもオーバーしてしまっています。でも、広さがある分、本店の仕込みを担うことができますし、その広さあっての家賃というところなので、そう考えると問題ないのかなと思えました。
物件探しはつくづくタイミングかなと思います。もしかしたら、この後池袋にすごくいい物件が出てくるかもしれないし、反対にずーっと出てこないかもしれない。でも今は、2店舗目開業に向けて、とにかく頑張るのみです！

実は、増店の一番の目的が、今いるスタッフを育てていくための新しいビジネスモデルを作ることだったんですが、そのモデルとなるプランは複数あるので、決まった物件に一番マッチする業態を手持ちのプランの中から当てはめていくという作業をして業態を決めたました。今回は、五反田という街にあわせて「炉端焼き」です。
既存店は魚に特化した店なんですが、仕入れや調理など専門知識がないと難しいということもあり、自分がいないと成立しない店になってしまっているんです。仕事の難しさはスタッフにとって負担になってしまっているとも感じていました。その問題を解決するために、もう少しハードルを低くして、少し経験をつめば任せていけるようなビジネスモデルをつくり、スタッフを育てていけるような環境を整えていきたいと思っているんです。
今回はその第一歩になるんですが、これまで飲食業界に長くいる中で経験したことを活かして、今後も様々な業態で店舗を増やしていけたらと考えています。
一言でパスタといっても、タリアテッレ、アニョロッティ、チャンソンス、ガルガーティなどいろんな種類があるんです。30種類以上ある生パスタと、それに合わせたソースを組み合わせで、月替わりで7種類くらいをご提供していく予定です。じゃがいもをたっぷりつかったうちのニョッキは口の中で溶けるような食感でファンもおおいんですよ。あとはポルチーニのタリアテッレは、メニューから外すことができないくらい人気です。
イタリアンレストランなので、パスタ以外にもお酒にあう前菜やメインディッシュも取り揃えています。今は秋鮭のシーズンなので、前菜に秋鮭のエスカベッシュなんかを出したり、その季節ごとにおいしい食材を厳選して提供していく予定です。価格的には、お酒をいれても3000円台のリーズナブルなお店なので、是非肩ひじ張らずにカジュアルに楽しみにいらしていただきたいです。