街レポート

川崎市中原区|元住吉はどんな街?居抜きの物件で飲食店開業するための街情報

川崎市中原区|元住吉はどんな街?居抜きの物件で飲食店開業するための街情報

東急東横線の武蔵小杉駅と日吉駅に挟まれた元住吉は、生活利便性が高く住みやすさに定評のある街です。
そのため、単身層、ファミリー層ともに居住地としての人気が高くなっています。
大型ショッピングモールこそないものの、駅すぐの商店街は物価も安く、必要なものはすべて揃えることができるため、常に地元の人々で賑わっています。こちらでは、そんな元住吉の魅力についてご紹介します。

活気ある商店街のある街、元住吉

現在の元住吉駅付近には、かつて住吉村という村があったそうです。「住吉」とは海の神に由来する言葉のようですが、その名がついた経緯については定かではありません。
しかし、1925年にこの住吉村が中原町に合併されることで、住吉という地名は失われることになります。そのことに失望した地元住民の強い希望から、翌年に開業を予定していた東急線の駅名に採用され、元の住吉村ということで元住吉駅と名付けられました。

元住吉の駅を降りると、駅の高架を挟むように、西口と東口に活気のある商店街が続いています。
その名も「ブレーメン通り商店街」と「オズ通り商店街」です。いずれも元住吉を代表する商店街で、『ブレーメンの音楽隊』『オズの魔法使い』といった童話の世界を彷彿とさせるメルヘンなネーミングが印象的です。

「ブレーメン通り商店街」と「オズ通り商店街」

駅周辺に高層ビルが立ち並ぶ隣駅の武蔵小杉とは対照的に、元住吉駅を降りると広がっているのは、商店街のある庶民的な街並みです。
西口には、ドイツ・ブレーメン市にある商店街ロイドパサージュとの友好提携をしていることからその名がついた「ブレーメン通り商店街」があり、約550mにわたり180店もの商店が軒を連ねています。
また、駅の高架を挟んで反対側の東口にある「オズ通り商店街」には、約140店の商店が並び、公式ゆるキャラ「おずっちょ」も元気に活躍中です。

この二つの商店街は、チェーン店から個人店まで、飲食店のバリエーションも豊富です。
また、ここに来ればほとんどの生活必需品を揃えることができ、さらに物価もリーズナブルなことから、元住吉に暮らす人々には欠かせない存在となっています。連日多くの地元住民が訪れるため、商店街は常に活気に包まれています。

東京にも横浜にも出やすい街

元住吉を通る電車は東急東横線と目黒線のみですが、東横線では横浜駅と渋谷駅のほぼ中間地点に位置しているため、東京方面と横浜方面のどちらにも出やすいというメリットがあります。
所要時間は、渋谷へは20分、横浜へは18分、そして洗練されたショップやカフェなどで話題の自由が丘へは8分で出ることができます。

元住吉には、大型商業施設はありませんが、隣駅の武蔵小杉へ出れば、「グランツリー」や「ららテラス」で買い物を楽しむこともでき、周辺環境にも恵まれています。

ちなみに元住吉の駅は、2006年に高架化の工事が行われました。それまではエレベーターがなく階段を上らなくてはいけなかったり、開かずの踏切があったりと不便な点も多かったようですが、この高架化によってエスカレーターが設置され、また踏切の混雑も以前より緩和されるようになり、利便性は格段に高くなりました。
また、屋根の部分が太陽光発電になっていたり、雨水を再利用できるエコシステムを採用していたりと、環境への配慮も行っており、全体的に近代的な雰囲気の駅に生まれ変わっています。

渋川の流れに咲き乱れる、住吉ざくら

「花の名所100選」にも選ばれた住吉ざくらは、昭和26年に、地元の有志によって、元住吉駅のすぐそばを流れる「渋川」沿いに植樹されたものです。
見ごろは3月下旬から4月上旬にかけてで、細く流れる川の流れに沿って、約250本ものソメイヨシノが全長2kmにわたり咲き乱れる姿は圧巻の一言です。
また、すぐ近くにある「中原平和公園」も、元住吉の花見スポットとして有名で、4月上旬には「住吉さくら祭り」も開催され、毎年たくさんの花見客でにぎわっています。

住吉神社の例大祭

元住吉駅から2分の東横線の線路沿い、川崎市中原区木月にある住吉神社は、400年以上の歴史を持ち、木月の総鎮守として祭られている由緒正しい神社です。
かつては矢倉神社と称していましたが、明治42年に村内にあった10社の神社を合祀し、その時に村の名前をとって「住吉神社」と改名したそうです。
この住吉神社では、毎年8月下旬に例大祭が行われ、境内にお好み焼きや金魚すくいなどの屋台が並びます。

そのため、地元の人々にとっては夏祭りの会場としてもよく知られているようです。普段は厳かな雰囲気の神社も、夏のこの時期ばかりは、大人から子供まで多くの人が集まり、大変賑やかになります。

 

どんな飲食店がある?(500m圏内)

元住吉に最も多い飲食店は和食(112件)です。次いで多いのが、居酒屋(65件)となります。和食や居酒屋の中でも焼き鳥の割合が高めのようです。また、カフェ(29件)やバー(23件)も人気が高い業態のようです。

どんな業態が出店チャンス?

元住吉に出店チャンスがあると考えられるのは、『和食』や『居酒屋』の業態です。これらのお店は元住吉にたくさんあるため、地域と合っていると考えられます。和食や居酒屋を開店予定の方は、元住吉を候補に入れてみてください。

業態別 募集中の居抜き物件一覧

和食の居抜き
居酒屋の居抜き
カフェの居抜き

周辺の主なスポット

・住吉神社
・労働者健康福祉機構 関東労災病院
・中原平和記念公園
・川崎市平和館
・川崎市国際交流センター
・元住吉キリスト教会
・持経寺
・持経寺
・大楽寺
・カトリック中原教会
・川崎市役所こども本部 住吉こども文化センター

元住吉に似た地域

大山

大山には「ハッピーロード商店街」と「遊座大山商店街」という二つの庶民的な商店街があります。元気な商店街が地元を支えているところが、元住吉と似ています。
大山(板橋区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

大倉山

ギリシア風の白い建物が並んだ「エルム通り」が有名な大倉山も、元住吉と同じ東横線沿線駅です。各駅しか停車しない駅でありながら、乗降人数が多い点が、元住吉と共通しています。

東小金井

東小金井は東京都の中でも生活利便性の高い街でありながら家賃相場は安めのため居住地として人気があります。また、住吉ざくら同様「桜名所100選」に選ばれている「小金井公園」があり、毎年春になると花見客で大変な賑わいを見せてくれます。

類似地域 周辺の募集物件一覧

大山・大倉山・東小金井の居抜き物件一覧

 

どんな客層?

【平日/昼】
都心のベッドタウンである元住吉は、平日昼間は仕事に出かけてしまう方が多いため、昼間人口は少なくなりますが、働く人口も一定数います。子育て世代が多いため、お子さん連れやママ友会などの需要も高そうです。メニューは1,000円以下というお店が多数です。

【平日/夜】【土日】
都内近郊に通勤していた人たちが帰ってくる夜間は、人口が増加します。平日は、仕事帰りのビジネスパーソン、土日はディナーを楽しむファミリー層がメインになります。メニューは3,000~4,000円が平均的です。

人口特性

元住吉のある中原区の総人口は257,975人(2018年)です。その中でも、世帯数は130,657世帯となっています。子育て世代をはじめ、ファミリー層が多く住んでいるエリアです。男女比を見てみると、男性の人数が若干多い傾向にあります。

乗降人数

元住吉駅には東急東横線、目黒線が乗り入れています。東横線の2017年度の1日平均乗降人員は47,191人、目黒線の2016年度の1日平均乗降人員は19,318人で、各駅のみしか停車しない駅ですが、比較的乗降人数は多くなっています。

元住吉の賃貸相場

元住吉で部屋を借りる場合の相場は、ワンルームの場合6.29万円、1LDKの場合10.25万円です。また2LDKは13.10 万円、3LDKは15.58 万円となっています。隣駅の武蔵小杉に比べ家賃は安くなっており、穴場の居住地としても知名度をあげています。

元住吉の店舗賃料相場

元住吉の店舗賃料は、月に20~40万円という方がもっとも多くいらっしゃいました。こちらが全体の33%を占めています。次いで多いのが、20万未満で21%です。平均賃料相場の推移を見てみると2016年に一度大きく下がりましたが、2018年現在は、元の位置を少し超えるくらいまで戻ってきているようです。

元住吉(川崎市中原区)の居抜き店舗物件を見る


Written by 飲食店の居抜き物件なら!居抜き店舗ABC
物件のご紹介はもちろん開業までをサポートいたします!


簡単30秒で会員登録完了!

飲食店、物販、テイクアウトなどの店舗物件をご紹介します!

Copyright © 居抜き店舗ABC, All Rights Reserved.