イニシャルフィー

イニシャルフィーとは前払い金を意味する英語で、飲食店やコンビニエンスストアなどのフランチャイズに加盟する際に支払う料金を指します。
その料金には加盟料や保証金、手続きに伴う事務手数料の実費に加えて、店舗を整備するための費用が含まれているケースもあります。
イニシャルフィーは初回に支払うとその後のサポートに関わる経費として相殺されるケースや、脱退時に事務的手数料を差し引いた分が返還されるケースもあります。

フランチャイズの経営側はイニシャルフィーを得る事で収益となるだけではなく、フランチャイズに加盟したい事業者の加盟意思を測りながら明確化できるのに加えて、受け取った資金を店舗の整備や従業員の教育など開業の準備をするためのイニシャルコストに費やす事ができます。
また、加盟する側は開業にあたり全面的なサポートを受け、経営ノウハウを伝承を受けたり店舗の増改築などの準備をしてもらいフランチャイズ店としてスタートする事ができます。
 

イニシャルフィーでアドバンテージを得る

イニシャルフィーを支払ってフランチャイズに加盟するメリットは、そのチェーンの名前や看板を背負ってオープンするため、それが有名であれば尚更のこと顧客から既に一定の知名度と信頼感があるアドバンテージを得てスタートできるのが大きな点です。

顧客からすると初めて名前を聞く見ず知らずのお店に入るのは躊躇するものですが、誰もが知るあの有名店ならばちょっと寄ってみようという気にもなります。
また、同時に店舗の整備や経営や運営のノウハウも伝授されるので、未経験者で全くのゼロからスタートする方でも経営が軌道に乗るまでプロの手によるコンサルティングやサポートを受ける事も可能で、過去に成功をおさめた実績のあるシステムで確実に収益をあげる事ができます。

土地の有効活用や余剰資金の投資先としてイニシャルフィーを投じてフランチャイズに加盟して店舗を運営する方法が新たなビジネスモデルとして大きな注目を集めています。