フランスのサロンを表現　お客様を引き込むこだわりの世界観

外観

建具とオーニングを緑から赤へ。店内のパステルグリーンの壁と合わせて、店名のRose（薔薇）の色合いにかけている。周りにはあまりない色なので、目立ちやすくなっている。

店内

カウンターのみだった部分は厨房として生まれ変わった。壁面のレンガや、天井の暗い色を明るい色へ。全体をほぼ一色に統一することで、生活感を無くし、特別な空間を作り上げている。

店内に入ると、爽やかなパステルグリーンが広がる。さまざまな色を混ぜ合わせてオリジナルの色を作ってもらったという壁面。可愛らしい色だが、床の白が大人な雰囲気も漂わせている。

レビュー

上北沢。オシャレで個性的な店が立ち並ぶ、独特な雰囲気がある街。そこに新しくオープンした「La vie en Rose」。店内に入ると、タルトやシフォンケーキ、さまざまな種類の紅茶の甘い香りが鼻をくすぐる。全体的にパステルカラーの内装が、日本ではないどこかの国の喫茶店に入り込んだような気持ちにさせる。その理由は、フランスにて家庭料理とお菓子作りの講師をしていたオーナーが営む、本格的なサロンだからだ。甘い香りを大切にするため、完全禁煙の店内。生活感を感じさせないパステルグリーンの壁に白い床。視覚と嗅覚に一気に入り込んでくるフランス風の店舗は、すでに多くの人々がその世界観に魅了されている。