物件の決め手

柔道一筋のアスリートが飲食業界へと転身その思いは、どこまでも謙虚であるという心【浅草橋】【焼鳥】

平田 侑城さん
柔道一筋のアスリートが飲食業界へと転身その思いは、どこまでも謙虚であるという心【浅草橋】【焼鳥】
柔道一筋のアスリートが飲食業界へと転身その思いは、どこまでも謙虚であるという心
物件番号
56322
業態
焼鳥
路線・駅名
JR総武線・浅草橋
面積
9.48坪 / 31.33㎡
所在地
台東区浅草橋
坪単価
 -
徒歩
1分
ご契約者様のプロフィール
平田 侑城 様
実業団に所属し、大学などのコーチングを行っていた柔道家。飲食業界への転身後、町田でも指折りの焼き鳥店に就職し、半年で店長を任されるなど新たなフィールドでも活躍される。6年の修行の末、思い出の地である浅草橋にて物件を取得し、独立を決められる。

 

【独立について】転身後は、苦難の連続・・・ 半年で店長を任され、培われた経験値

Q.本日はご契約ありがとうございます。これまで、どのようなご経験を積まれてこられたのでしょうか。独立の経緯と併せて、お聞かせください。

これまでずっと柔道一筋で、大学卒業後も実業団体に入りコーチングなどを中心に柔道に携わっていました。体育会系という事もあり飲みに行く機会も多く、結構な量飲みました。私自身も、人を呼んで、ご飯食べて、お酒飲んで、というワイワイとした雰囲気や場所というのが好きでした。それだったら、そういう場所を自分で提供できたらもっと面白いかもな、と思い、独立を考え始めました。実業団体を辞めた後、すぐに町田にある焼き鳥店で修業を始めて、だいたい6年ぐらいお世話になりました。正直、すごいしんどかったです。いろいろなタイミングが重なり、半年で店長に抜擢されて、なおさら大変でした。会社の代表が現場に任せるタイプの方だったので、お店の回し方、お客様の掴み方、コミュニケーションの取り方、集客方法など、何をどうすればいいか全くわからなかったです。もう自分で研究するしかない状況だったんですよね。繁盛店を食べ歩いてリサーチしたり、同業者の知り合いに教えてもらったり、店長始めてからあまり休みらしい休みはなかったです。心が折れて続けられない人も少なくないのですが、お店を持ちたいという信念があったため、乗り切ることができました。やっと自分の好きな焼き鳥とお酒でお店をつくる下地ができたので、独立に向けて動き始めました。

【物件探しについて】まさに〝ドンピシャ〟の物件と遭遇 思い出の土地で、即決取得

Q.物件探しはいかがでしたか?

2点だけ、絞って探していました。一つは、修行をした場所の近くではない、ということ。これは、競合をしないためというのもありますし、何より礼儀としてあり得なかったので、できるだけ離れた場所を意識していました。もう一つは、焼鳥屋の居抜きであること。費用面はあまり考えていなかったのですが、初期費用の部分は極力抑えたかったので、なるべくそのまま使える状態の物件を探していました。浅草橋は、昔から縁がある場所なんです。水道橋に大学、実業団体時代から共通して訪れる講道館という柔道のメッカともいえる場所があり、練習の後とかに浅草橋まで飲みにきていたんです。西口にある有名な焼き鳥店に先輩と通っていたこともあり、なんとなく運命めいたものを感じました。それで興味を持って内見をさせてもらったんですが、見に行ってびっくりしましたよ。理想としているお店のイメージ通りで、まさにドンピシャでした。すぐにこの物件で決めましたね。

【新しいお店について】誰にでも門戸を開く焼き鳥居酒屋を目指して

Q.最後に、お店についてお話をお聞かせください。

大衆的な雰囲気の中で、こだわりの焼き鳥を召し上がっていただくお店にしていきたいです。私が修業をしていたところは、社長が職人気質な方で、結構いい値段がするお店だったんです。もちろん値段に見合う味である自信がありましたし、実際、町田でも上から数えたほうが早いくらい人気のお店でした。それでも常連のお客様からはちょこちょこ、値段がなあ、という声がありました。そういう声にお応えしたいですよね。焼鳥は低価格でお求めになられやすい食べ物じゃないですし、なにより「俺の焼き鳥を食べてほしい」というのもあって、気軽に来て、たくさん食べてもらえるようにしていきます。それに合わせて、お店に入りやすい雰囲気つくりもしていきます。BGMや外観など通して、〝なつかしい〟〝おちつく〟をテーマに演出してく予定です。オススメメニューは、串メニューはすべてですね。その中でも一押しは、レバーです。仕込みから、焼き、そして提供まで徹底した管理を行い、レバーが苦手で食べられなかった人でも食べてもらえる自信があります。あと、お酒。特に、日本酒にはこだわっていきたいです。日本酒を飲むなら焼き鳥は塩、というのが定着して知っている人も多いので、おススメの日本酒を準備していきます。ただ、焼き鳥をたれで食べる時はワイン、というのも最近流行ってきているんですが、ワインに疎いので、今後 勉強しないといけないんですよね。

私の柔道の恩師である方がよく言われていた「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉で、強ければ強いほど謙虚になりなさいと教えてもらいました。自分を諫めて「いなほ」の様な謙虚な気持ちを忘れず、お店づくりをしていこうと考えています。

 

ご契約ありがとうございました! いろいろと勉強させていただけるインタビューとなりました。オープンを楽しみにしております。

 

物件公開日
2017年4月21日
内見日
2017年5月24日(物件が公開されてから34日)
申込日
2017年5月29日(物件の内見をされてから5日)
契約日
2017年6月23日(物件に申込をされてから25日)
オープン予定日
8月上旬
業態
焼鳥居酒屋
店名
炭火焼き鳥 ひらちゃん
物件取得 実際の金額
約470万円
予算の相違理由
中がこのまま使えるので、想定していた金額
物件探しで苦労したこと
焼鳥屋の居抜きが、出てこなかった。
この物件の担当者
名前
新井 拓也
紹介
本人は否定するが、情熱的な男、営業部 主任 新井。好きなものは、サ○リオ。
年齢に伴わない落ち着いた物腰で、後輩から羨望のまなざしを、会社からは期待のまなざしを受ける辣腕営業マン。

店舗情報


  • 住所: 東京都台東区浅草橋1-4-4 星野ビル 1F
  • 電話: 03-5825-4055
  • 営業時間: 16:00~23:00 (L.O.22:30)
  • 業種: 焼き鳥


Written by 飲食店の居抜き物件なら!居抜き店舗ABC
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この記事で紹介された人
平田 侑城さん

日本体育大学で柔道部に所属。大学卒業後も実業団に入り柔道を続けた。世界選手権やオリンピックに出場する精鋭が集まる実業団で思うような成績を残せず、夢半ばで柔道の道を諦める。その後町田の有名老舗焼鳥店で約6年間修行し、2017年8月に独立。浅草橋に「炭火焼き鳥 ひらちゃん」をオープンさせる。 もっと読む

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