東京を代表する観光地のひとつとして、国内に留まらず世界中からも多くの観光客が訪れる渋谷区原宿は、新しいファッションやカルチャーの誕生の場として、その名を馳せているエリアです。そんな原宿には、ファッション・雑貨・カフェ・レストランなどの店舗が多く、観光地としても有名な「竹下通り」は、いつもたくさんの人で賑わっています。しかし、反対に裏通りは意外と静かであり、住宅も見受けられます。今回は、“若者の街”として知られる原宿の魅力をご紹介します。

ファッショナブルで個性的な流行最先端の街

今や国内外問わずたくさんの観光客で賑わいを見せている原宿ですが、実はその歴史は古く、歴史を感じられる場所も多く残されています。そもそもこのエリアが「原宿」と呼ばれるようになったのは、江戸時代初期だと言われています。当時この付近は「千駄ヶ原」と称されていましたが、相模国から奥州へ行くための鎌倉街道の宿駅があったことから、原宿という地名が起こったのではないかといわれています。江戸時代の原宿は武家屋敷や寺院が並び、明治時代には華族の屋敷が多かったようです。

原宿に多くの観光客が来るようになったのは、1964年に開催された東京オリンピック以降だと考えられています。このイベントに近隣の「代々木体育館」などの会場を使用したことが影響しているようです。当初の原宿は日本人の若者を中心に賑わっており、「原宿族」が出現しました。その後、1970年代半ばに「竹下通り」が誕生したことで、その賑わいは一気に増すことになり、1980年代から1990年代になると「竹の子族」と呼ばれる若者で毎日大賑わいをみせるようになりました。こうして、しだいに原宿に訪れる人々の国際色が豊かになっていったと考えられます。

個性派ファッションが次々と誕生する“聖地”

原宿駅周辺は、おしゃれなショップが立ち並んでおり、ショッピングを楽しめるエリアとして人気です。原宿駅東側には、「東急プラザ表参道店」や「ラフォーレ原宿」など、街のシンボル的存在である商業施設があります。北側には観光の場所として有名な「竹下通り」があります。

2012年4月にオープンした東急プラザ表参道店は、日本初上陸の流行のブランドが多く出店しています。駅のほど近くにあるためアクセスも良く、若者はもちろん大人も楽しめるのが特徴です。屋上には「おもはらの森」と呼ばれる休憩スペースがあり、都会にそびえたつ高層ビルの屋上にいながら、木々に囲まれてリフレッシュできます。

「ラフォーレ原宿」は、原宿発のファッション・カルチャー・アートの発信地です。1978年に建設されてから現在まで愛され続け、今や原宿のランドマークとなっています。個性的なロリータファッションからトレンドまで、個性豊かなショップが入っています。この場所から多くのクリエイターや起業家が誕生しています。

表参道中心から南北にのびている「キャットストリート」は、原宿の中でも比較的にゆったりとお買い物を楽しむことができるスポットです。最先端のおしゃれアイテムを揃えたブランドや、ストリート系ファッションのショップ、セレクトショップなどが多くあります。

都内主要都市へのアクセスに便利な駅

原宿にはJR山手線が乗り入れおり、渋谷駅には約2分、新宿駅には約5分、品川駅には約15分、東京駅には約25分で行くことができます。明治神宮前駅にも徒歩でのアクセスが可能です。明治神宮前駅には東京メトロ千代田線と副都心線が乗り入れているため、どこへ行くにも便利な環境となっています。銀座線・千代田線・半蔵門線が通っている表参道駅にも、徒歩で無理なく行くことができます。

観光地としても魅力的なエリア

原宿の歴史を感じられる場所のひとつが、都内最古の木造駅として有名な「原宿駅」です。原宿駅の現在の駅舎は1924年に建設されました。幸いにも戦災から逃れることができたため、完成してから94年もの長い歳月を、昔ながらの外観を変えずに過ごしてきました。ショッピングで原宿駅を訪れた際は、ぜひ駅の建物にも注目してみてください。

また、JR原宿駅の西側にある「明治神宮」には、広大な森が広がっています。深い緑に覆われた敷地には、そこが都会の真ん中であることを忘れてしまうほどの迫力があります。都内有数のパワースポットとしても有名であり、中でも「清正の井戸」と呼ばれる加藤清正が造ったと言われている井戸や、明治天皇と昭憲皇太后の仲の良さから縁結びにご利益があるとされる「夫婦楠」などが有名です。

原宿周辺は、人気店がひしめき合うパンケーキの激戦区でもあります。季節のフルーツを使ったデザートパンケーキや、肉・魚・野菜を使ったお食事パンケーキなど種類も豊富です。自分好みのお気に入りパンケーキを見つけてみてはいかがでしょうか?

子どもと遊べる場所が多い

原宿駅周辺には保育園・幼稚園・小学校・中学校があります。加えて公園などの子どもと遊べるスポットもたくさんあります。たとえば「宮下公園」はスケート場・クライミング場・フットサル場などが新設された公園で、気軽にスポーツを楽しむことができます。「代々木公園」では自転車の貸し出しが行われているため、園内のサイクリングコースを親子で楽しむことができます。ほかにも、クレヨンハウス広場などのプレイスペースや授乳室など、子どもがいるご家庭に優しい施設がたくさんあります。

 

どんな飲食店がある?(1km圏内)

原宿でもっとも多い飲食店はカフェで、379件が営業しており、その次が居酒屋で185件が営業しています。和食は147件、イタリアン・フレンチは134件、BARは137件と、いずれも同じくらいの店舗数です。その他の業態は30~40件ほどの店舗数に落ち着いています。

どんな業態が出店チャンス?

原宿エリアで新規店舗をオープンするなら、若年層が多いこの地域の特徴から、人気の高いカフェや居酒屋がおすすめです。繁盛している店の近くには、同じように客足の途絶えない店が多くなる傾向にあることからも、これらの業態が有利だと考えられます。

業態別 募集中の居抜き物件一覧

居酒屋の居抜き
和食の居抜き
BARの居抜き

周辺の主なスポット

・明治神宮
・ラフォーレ原宿
・東急プラザ表参道店
・竹下通り
・代々木公園
・宮下公園
・MOSHI MOSHI BOX
・KAWAII MONSTER CAFE
・根津美術館
・カスケード原宿
・LINE FRIENDS STORE
・キディランド
・太田記念美術館
・キャットストリート
・ASOKO原宿店
・デザインフェスタギャラリー

原宿に似た地域

大崎

大崎は、原宿と同様に都内主要駅の近くに位置することから、アクセスが良好です。
大崎(品川区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

中野

原宿と同じくショッピング施設が充実している中野は、若者を中心として多くの人に愛されている街です。
中野(中野区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

下北沢

おしゃれな店舗が多い下北沢は、原宿と同じくファッションやカルチャーの発信地として知られています。
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大崎・中野・下北沢の居抜き物件一覧

 

どんな客層?

【平日/昼】
原宿エリアである神宮前の昼間人口は44,330人です。観光地として有名な原宿では、昼間人口のほうが高くなる傾向にあります。ランチ平均単価は1,000円以内で、若者にも利用しやすいリーズナブルな価格帯の店が中心です。

【平日/夜】【土日】
神宮前の夜間人口は11,188人。ディナー平均単価は、1,000~2,000円以内となっています。夜間人口の少ない原宿では、落ち着いた雰囲気の店舗で食事をする方が多いようです。

人口特性

原宿のある渋谷区の総人口は、2018年3月現在で22,5004人です。男性は108,088人、女性は116,916人と、男女の数にそれほど大きな差はありません。渋谷区内でもっとも人口が多いのは恵比寿です。夜間人口の少ない原宿は、比較的住居の少ないエリアとなっています。

乗降人数

原宿駅はJR山手線の駅です。2016年度の1日平均乗降人員は76,084人となっており、JR東日本全体では59位です。計測の始まった1990年代から7万人規模を維持しています。定期外の利用者が多いことから、観光客の利用が多いと考えられます。

原宿の賃貸相場

原宿の賃貸相場はワンルーム約12万円、1LDK約20万円、2LDK約37万円です。東京23区の中ではやや家賃の相場が高いエリアだと言えるでしょう。主要都市にアクセスしやすいため、このようなやや高い値段設定になっていると言えます。

原宿の店舗賃料相場

原宿エリアは賃料相場が高く、43%以上の店舗賃料が100万円以上に設定されています。80万円以内で借りられるのは全体の11%です。60万円未満で借りられるのは全体の24%。20万円以下の賃料が設定されているのは、全体の4%程度にとどまっています。

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