焼き鳥屋開業のメリット
サラリーマンの生活は毎月きちんとお給料がもらえるので楽といえば楽ですが、朝夕の通勤に時間を取られる、機嫌の悪い上司の顔色をうかがって仕事をしなければならない、自分の夢を実現する時間がないといったデメリットも多々あります。
自由に自己表現をしてみたい、一度しかない人生を思い切り生きてみたいというのであれば、独立起業して飲食店を経営するのも悪くありません。ただし、飲食店というのは仕入れの見込みを間違えると食材に大量のムダが出てしまうなどロスも多いものです。
飲食店の中でも比較的ロスが少ないのはラーメン屋や蕎麦屋、うどん屋、あるいはたこ焼き屋などメニューが煩雑にならないタイプのお店です。この点からいえば焼き鳥屋なども初めて飲食店経営をする人にはおすすめです。
薄利多売かブランド鶏か。コンセプトが重要
飲食店の経営というのは難しいもの。せっかく調子よくスタートしても、周囲の競合相手などに対応するために値段を下げ過ぎて採算が合わなくなり結局は閉店を余儀なくされるケースなども少なくありません。ですから開店する前に「どんな客層をターゲットにするのか」「何を売り物にするのか」を明確にしておくことが失敗しないポイントです。
一串200円以下の安い焼き鳥をたくさん売ってドリンク類で利益をふくらませる薄利多売タイプにするか、ブランド鶏を使用して価値観を持たせて客単価を上げるか。どちらを選ぶかは店舗の立地にもよるのです。