ビフォーアフター

雰囲気ある居抜き内装を活かしつつ厨房を重点改装
セルフリフォームで経費節約も

雰囲気ある居抜き内装を活かしつつ厨房を重点改装<br data-lazy-src=

外観

Before

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After

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ビル階段を昇ると、カントリー調の木製ドアが迎える。ブラウンからグリーンへの塗り替えというシンプルなリフォームだが、印象を大きく変えることに成功している。

店内

Before

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After

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店内の椅子とテーブルは落ち着いたアンティーク調のものをチョイス。窓側のベンチ席は、自分たちでソファを購入して配置。スペースに余裕を持たせ、よりリラックスして過ごせる雰囲気となった。

Before

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After

希望営業スタイルに合わせて、厨房を2m拡張。冷蔵庫、コールドテーブルなどの設置スペースに充て、豚肉をメイン食材とする業態に対応させた。その分、カウンターも拡張。食器置き場として活用している。奥の壁にはフランス語メニューを書き込んだ大きな鏡を設置し、デザインのアクセントとするとともに、奥行き感を出している。

レビュー

JR吉祥寺駅北口徒歩6分「La Girouette(ラ ジルエット)」は、2016年4月オープンのフレンチ・ビストロ店。秋田の銘柄豚「桃豚(ももぶた)」の低温ローストをはじめとして、フランス・リヨンの郷土料理をベースとした本格的なビストロ料理が、厳選されたフレンチワインと一緒に楽しめる。

開業に際しては、元フレンチレストランの居抜き物件を活用。「アットホームであたたかみのある空間」をコンセプトに、椅子・テーブルはアンティーク調の落ち着いた色味で揃えた。店内の壁や床はそのままの状態で残しながら、こだわりの料理を提供するため、新たに厨房を2m分拡張して大幅改装。4面冷蔵庫、コールドテーブル、ダクトなど、必要機器を整備した。

その他の箇所では、セルフリフォームによりコスト節約。整然と配置されたベンチ席は、オーナーの中川昇さんとスタッフが、自分たちで寸法を測ってソファを調達し、設置したものである。厨房の拡張とともに、カウンター及びカウンター上部の壁(ブラックボードのように黒く塗られている)の長さも延ばしたが、その部分のペンキも自分たちで塗っている。プロに任せるのと遜色ない仕上がりは、手間を惜しまなければ予算を抑えながら様々なリフォームが可能であることの実例である。

「本場フランスのビストロ料理を広めていきたい」と中川さん。伝統と手作りの豊かな時間を大切にするフランスの精神は、料理のみならず、この店の成り立ち全体にも貫徹しているようだ。


Written by 飲食店の居抜き物件なら!居抜き店舗ABC
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