物件の決め手

家賃の高騰や飲食店物件の競争率は想像以上! 苦労の末に小伝馬町駅近くの地下物件をご契約。

家賃の高騰や飲食店物件の競争率は想像以上! 苦労の末に小伝馬町駅近くの地下物件をご契約。
旧業態
居酒屋
※スケルトン
路線・駅名
東京メトロ日比谷線 小伝馬町駅
駅から徒歩
2分
面積
30.86㎡ / 9.34坪
所在地
中央区日本橋大伝馬町

家賃の高騰や飲食店物件の競争率は想像以上!
苦労の末に小伝馬町駅近くの地下物件をご契約。

今回は小伝馬町駅近くの地下物件をご契約いただいた方にインタビュー。
とある名の知れたお店を経営しており、規模縮小のための移転先を探していたというご契約者様。
家賃の高騰や飲食店物件の競争率は想像以上だったようで、かなりの苦労があったとのこと。
これまでと同様に地下の物件となったが、地下店舗ながらも如何にして人の目を惹きつけてきたかについても語っていただいた。

Q.まず、物件探しを始めた経緯を教えてください。

既存のお店を移転するための物件探しでした。
目的がはっきりしていて、前の店舗が広かったんです。
27坪以上あった店舗を8年前に始めて、その時は料理人が2~3人とホール2~3人でやっていていたのですが、ここ数年で人材の確保が厳しくなってしまいました。
ホールは何とか確保できても、キチンと長くやってくれる料理人の確保が非常に厳しくなってきたので、規模を縮小したほうが経営的にもよいのではないのかという結論に至り、移転することになりました。

Q.今回の物件探しはいつごろから始められましたか?

早くから始めていて、もう1年以上はやっておりました。
やっぱり長かったですね。

Q.この1年間で特に苦労したことは何ですか?

物件が見つからなかったことが一番ですね。
我々が思っている以上に家賃の相場が高騰していて、飲食店舗の需要も非常に高くて競争が激しいということが要因だったのですが…。
本当に想像していた以上のもので、それで難航していた感じですね。

Q.競争率が高くて物件を逃してしまったご経験は多かったですか?

最初にコツが分かってからはなるべくスピーディーに申し込むようにして、書類なんかもすぐ出すようにしていたのですが、最終的に審査で落とされたという経験は数回ありましたね。
大きな資本のところに負けたとか、もっとおしゃれな業態やカフェのようなところに負けたということもあります。

Q.結構苦労されてきたんですね。

そうですね。でも、やっぱり今は皆さんも同じなんじゃないかとも思っています。
どうやら私が苦労したことも特別なケースではないみたいですもんね。

Q.今回の物件に決めた一番の理由は?

中央区は私自身が馴染みのあるところだったんです。
また、融資についても中央区の融資課に相談していたので、そこから出たくなかったということがまず一つです。

二つ目は、今回の物件が馬喰町と小伝馬町の間なのですが、できるだけ人形町・日本橋に近いエリアが希望ではあったので、そのエリア内で家賃やスペースの兼ね合いがよかったところですね。

もう一つ加えると、火や電気をある程度使う料理をするためにインフラが不安でした。そういう意味では小さいながらもキチンと営業できそうだったのも決め手でしたね。

Q.駅近の物件ですが、そこは決め手ではなかったんですか?

実は駅から近いことは決め手ではなかったんです。
うちは8年間やっていて名前もほどほど知られているので、近いところでやるとイメージもつきすぎて同じ人が来てしまうと思ったんです。
なので、離れてもいいとは思っていました。

駅から近いのはありがたいのですが、今までの沿線とは若干ずれているので、そこは狙い通りに行くといいなと思っております。

Q.ということは、駅からの近さは希望条件にもなかったんですね?

あまりなかったですね。
前の店舗は銀座にあったのですが、人が住んでる街に行きたかったということが本音です。
そういう意味では、小伝馬という地は若い方から下町でずっと住んでいる方まで幅広い方が地元で住んでいるんですよね。
そういう活気がある感じがよかったと思います。

Q.前のお店が銀座だったということは、常連さんは来やすい位置の物件ですよね。

そうですね。
そういう意味では、結果的には駅から近くて良かったかなと思いますね。

もともと、すべてのお客様は入れ替えるつもりはなくて、一部のコアなファンは通える方がいいなと思って物件を探していました。
ただ、前は銀座駅や有楽町駅からも近かっただけに、全員の意見を聞いていると沿線がいろいろすぎて場所がまとまらないので…(笑)
あまりそこは考えないようにしました。

Q.条件的に「これは譲れない!」とお考えだったことはありましたか?

今までずっと地下でやっていたので、本当は日の当たる場所でやりたいという想いはありました。
しかし、やはり家賃の高騰などもあったのでそうもいかず、今回は地下で一番良いと思った物件に決めました。

Q.これまでも地下だったのですね。地下といえばなかなか目に付きづらいという課題もありますが、人の目を惹くための策などは講じていたのでしょうか?

うちが一番最初にやったのは、専門的なものでいうと日本酒に強かったのが名前が売れた一つの要因でした。
あとはファンドですね。うちはファンドで最初に資金を集めたので、それでインタビューが来たりしました。
そのおかげで自分が普段付き合っているようなお客様とは違う方たちが来てくれたんです。
あとはインターネットに情報が載っていくので、そこでの拡散があったのが意外な広がりでしたね。

Q.インターネットの拡散は効果的でしたか?

やっぱり一度露出されると申し込みが来ますし、食べログさんなんかも最初は全然書き込みがつかなかったのですが、一度よくレビューをされている方が書き込んでくれると相乗効果があったり…。
殺到もするので、良し悪しというところなんですけどね。
そういう意味では、ありがたいことに苦労はなかったですね。

名の知れたお店を長年経営されていた視点から、本当に為になるお話をたくさん伺うことができました!
物件探しの話はもちろん、地下店舗への興味の惹き方やインターネット拡散についても貴重なお話を聞かせていただきまして、本当にありがとうございました!


Written by 飲食店の居抜き物件なら!居抜き店舗ABC
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