街レポート

西高島平(板橋区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

西高島平(板橋区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

東京都板橋区にある西高島平は、昭和40年代に建てられた高層団地をはじめとして低層の住宅街が広がる、都心にアクセスしやすい居住地域です。
埼玉県と最短で600mの近さであり、東京都と埼玉県を結ぶ街としても知られています。今回は、そんな西高島平の歴史や地域の特徴をご紹介します。

「高島平団地」の所在地として有名な住宅街

西高島平を含む高島平には、板橋区を代表する「高島平団地」があります。建設当時である昭和40年代には、“東洋一”ともいわれたマンモス団地として、全国的に有名になりました。
都心へのアクセスが良いため、当時は入居希望者が全国から殺到したようです。住宅街としてその名を知られるエリアであり、現在でも変わらずに多くの住人たちが暮らしています。

現在のこのエリアは、高齢者の方にもショッピングがしやすいように、高層マンションの近隣および内部にスーパーが設置されています。駅前や町中の飲食店の数は比較的少なく、いずれの業態にも需要が常あるといえるでしょう。時代のニーズとともに、住宅街として発展した西高島平エリアは、高層団地建設以来も、新たに発展をし続けている街といえます。

東京と埼玉を結ぶ良好な交通アクセス環境

西高島平駅は、都営地下鉄三田線の終点の駅です。都営地下鉄や東京の地下鉄で最北端に位置しています。
1976年には、都営地下鉄で初めての自動改札機が試験設置されました。都営地下鉄三田線が東急目黒線と直通するようになると、東京都や神奈川県の広範囲にわたり、西高島平の駅名が知られるようになります。

西高島平駅は都営三田線の終着駅であるため、都心のどの主要駅へ行くにも、座ってアクセスできる点が魅力です。通勤や通学で比較的遠方へ出る方にとっても、メリットを感じられるのではないでしょうか。

駅の南側には東京都と埼玉県を結ぶ重要路線である「新大宮バイパス」が通っており、こちらから埼玉県までの距離は600mとなっています。東京と埼玉を結ぶ、良好なアクセス環境にある街です。

生活するうえで事欠かない便利な街

高層の建物が並ぶ「高島平団地」は、西高島平エリアを語る上で欠かせません。建設された当時、団地といえば4~5階建ての高さが平均的でした。それに対して、最新の建設技術によって建てられた「高島平団地」は、11~14階の高層団地となっています。一時期は高層階ゆえの落下の危険性が問題視されたものの、1981年になると3階以上にフェンスが備え付けられることとなり、今ではセキュリティ面でもより安心できるようになったようです。

現在は団地内にスーパーマーケットが所在しており、住人たちの生活面でも便利な環境が整っています。
駅の南側には幹線道路を挟み、低層の閑静な住宅街が広がっています。また、緑豊かな「赤塚城址公園」の付近には「乗蓮寺」があり、有名な「東京大仏」もあります。
広々とした公園は、休日に外出するスポットとしても最適です。豊かな暮らしを送るために、良好な条件が整っているエリアだといえるでしょう。

西高島平エリアの歴史

江戸時代から1969年あたりまで、西高島平エリアは「徳丸」や「赤塚田んぼ」と呼ばれていました。高層団地が建設されて話題になるまでは、特に目立った特徴があるわけではなかったようです。
江戸時代には「徳丸が原」という名前で呼ばれていましたが、当時は幕府の直轄地・鷹場・入会地などが存在していました。1792年になると、このエリアには徳川幕府の砲術所が設けられます。1841年には、長崎で砲術を身につけた高島秋帆という人物が、日本で初となる西洋式砲術訓練を行いました。

そんな西高島平エリアですが、明治時代の1869年になると、周辺の村に土地が払い下げられたことで、水田・茶畑・桑畑が増えていきました。このうち、「赤塚村」と呼ばれた地域については、大宮県に所属することになります。その後1932年に板橋区が設立されると、赤塚村は併合されることになりました。
1941~1958年頃のこのエリアは、水田として次々と整備されていきます。
しかし、やがては水不足や生産性の減少などの要因から、この土地のうち168ヘクタールが、日本住宅公団へ売却されることになりました。この土地が、農地から宅地に転用されたことで、現在の「高島平団地」が生まれます。

やや高齢者が多い傾向にある地域

西高島平エリアの住民には、やや高齢者が多い傾向にあります。その理由のひとつとして、完成当時から30年以上が経過している「高島平団地」の事情が挙げられます。
そもそも西高島平エリアは、1966~1972年にかけて、日本住宅公団による土地整理事業が行われたことで発展しました。これにより、現在の高層団地が建て並ぶ姿になったのが、有名な住宅街としての始まりです。

ところが、街が成熟するのにともない若者が街を出ることで、人口が減りやすい状況にあります。同時に、団地の建物は老朽化が進み、住人も高齢化してきているのです。
飲食店を出店するのであれば、このような地域の特性について加味する必要があるといえるでしょう。

 

どんな飲食店がある?(1km圏内)

西高島平で一番多い飲食店の業態は和食であり、19件の店舗があります。次に多いのが居酒屋で10件です。3番目に多いのはラーメン8件、次いで中華が7件と、和食と居酒屋が人気だといえます。ただし、ほかの業態も一桁に留まり、そもそも飲食店自体が多くありません。

どんな業態が出店チャンス?

西高島平で需要があるのは『和食』と『居酒屋』の業態です。飲食店を新規出店する場合、周囲に繁盛店があったほうが人目にもとまりやすくなります。繁盛店の近くにあえて同業態で『和食』や『居酒屋』の店舗を構えれば、安定したニーズからより多くの客入りが期待できるといえます。

業態別 募集中の居抜き物件一覧

和食の居抜き
居酒屋の居抜き
ラーメンの居抜き
中華の居抜き

周辺の主なスポット

・UR高島平団地
・赤塚城址跡
・東京大仏
・赤塚溜池公園
・板橋区立美術館
・赤塚城跡
・フランネル
・板橋区立郷土資料館
・乗蓮寺
・赤塚諏訪神社
・赤塚氷川神社
・東明禅寺
・松月院
・光が丘公園
・板橋区立こども動物園 高島平分園
・熱帯環境植物園
・ボートレース戸田

西高島平に似た地域

阿佐ヶ谷

阿佐ヶ谷は西高島平と同じく交通の便が良く、都心へも簡単にアクセスできるという利点があります。
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江戸川橋

江戸川橋には西高島平同様、多くのコンビニエンスストアがあります。いつでも買い物ができ、利便性の高い街です。
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巣鴨

巣鴨は中高年用の店舗が多くあります。西高島平と類似して、高齢者が多いエリアです。
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どんな客層?

【平日/昼】
西高島平エリアがある高島平の昼間人口は、平成22年の時点で52,910人です。ランチ平均単価は1,000円未満。住宅街であるため、西高島平に住む地域住民がメインの客層といえます。

【平日/夜】【土日】
高島平の夜間人口は、平成22年度調査で50,193人です。ディナーの平均単価は、1,000~2,000円。家族連れや会社帰りのビジネスマンの利用が多くなっています。

人口特性

西高島平エリアを含む高島平の人口は49,268人です。このうち「高島平団地」があるエリアの人口は、高島平地域全体の約4割を占めています。高島平地域では、30~44歳の人口および60~74歳の人口がもっとも多く、板橋区の中でも高齢者人口が多いのが特徴といえます。

乗降人数

西高島平駅は、都営地下鉄三田線の終着駅です。2017年の平均乗降人員は、12,914人でした。1993年から2017年までの20年間で、1日平均乗降人員は概ね12,000人前後であり、現在も横ばい状態にあります。今後も目立って乗降人数が増える可能性は低いと考えられます。

西高島平の賃貸相場

西高島平エリアは交通の便が良く、家賃相場は低い傾向にあります。ワンルーム賃貸の家賃相場は5万円代、1LDK~2LDKは8万円代です。都営地下鉄三田線の終着駅であり、座ってゆったり移動できることを考慮すると、相場はお値打ちだといえます。

西高島平の店舗賃料相場

西高島平駅の店舗賃料相場における平均坪単価は、2015~2018年にかけて倍近く高くなってきています。2018年の段階での平均坪単価は13,563円です。一方で、現在も飲食店数が非常に少ない地域であり、物件を見つけるのにやや苦労するかもしれません。

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