街レポート

岩本町(千代田区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

岩本町(千代田区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

JR神田駅と秋葉原駅の中間に位置する岩本町。秋葉原への乗り換え地点として通り過ぎてしまうことも多いエリアです。ただ、岩本町は興味深い歴史が数多く眠っている街でもあります。
今回は、岩本町エリアのさまざまな魅力をご紹介します。

江戸時代から現在まで、数多くの歴史が眠る街

岩本町駅周辺には、岩本町一丁目、二丁目、三丁目、神田岩本町があります。エリア内にはオフィスが多く、貝印や山崎製パンなどの本社も存在します。徒歩圏内に多数の駅が存在するため、アクセスのよさを求める方にはおすすめの土地です。
平日は通勤する会社員の姿がみられますが、休日になると人通りが少なく、静かな街に様変わりします。

岩本町エリアでは、東京大学医学部発祥の地や数々の道場、塾の跡地、既製服問屋発祥の地など、興味深い歴史の名残をみることができます。岩本町にちなんだ歴史を知れば、街のことが身近に感じられるかもしれません。

徒歩圏内に鉄道駅が豊富! アクセスのよいエリア

岩本町エリアには徒歩圏内に駅が多く、アクセスに便利な土地です。岩本町駅は都営地下鉄新宿線が通る駅です。新宿線を使えば新宿駅まで乗り換えなしで13分、ビジネス街の市ヶ谷駅や九段下駅へも10分かからず到着します。線路は千葉方面へも延びており、本八幡駅までは27分です。

隣接する秋葉原駅とは連絡運輸を行っています。秋葉原駅にはJR山手線と京浜東北線、総武線が通っているほか、東京メトロ日比谷線、つくばエクスプレスも乗り入れています。岩本町駅から秋葉原駅へは徒歩10分程度です。

ほかにも、JR総武線と都営地下鉄浅草線の通る浅草橋駅や、東京メトロ日比谷線小伝馬町駅、JR総武本線馬喰町駅など、徒歩圏内の駅は多数です。都内をはじめ、関東各方面へのアクセスが便利な立地といえます。

岩本町と秋葉原をつなぐ「和泉橋」

神田川には140もの橋がかかっています。岩本町エリアにある「和泉橋」は、神田川上流から数えて136番目の橋です。名前の由来は、藤堂和泉守高虎の屋敷があったため、もしくは和泉守高虎が橋を架けたためと伝えられています。現在の橋は1916年につくられました。和泉橋を通って岩本町駅と秋葉原駅の乗り換えを行う方も多いようです。

東京大学医学部の前身「お玉ヶ池種痘所」

昔、岩本町には「お玉ヶ池」という池がありました。かつては上野の不忍池ほどの広さがあったといわれますが、年々埋め立てられ、いつしか消滅してしまったようです。お玉ヶ池の名前は、池のそばにあった茶屋の「お玉」という娘からとられたといわれています。
お玉は二人の男性から言い寄られ、苦悩の果てに池に入水しました。それから池は「お玉ヶ池」と呼ばれるようになり、お玉の魂を鎮めるために祠が建てられたようです。現在も祠は「お玉稲荷神社」として残っています。

また、お玉ヶ池が小さな池として存在していた頃、池のそばに「種痘所」が建てられました。種痘所とは天然痘の研究や治療などを目的に、江戸時代末期になって各所でつくられた医療機関を指します。
「お玉ヶ池種痘所」はもっとも有名な種痘所で、現在の東京大学医学部の前身となった機関です。伊東玄朴や大槻俊斎など83名の高名な蘭学者が集まり、資金を出し合ったとされています。
ただ、創設から半年で火事になり種痘所は焼失。建物は現在の神田和泉町のある場所に移ります。

1860年には幕府からの援助も得られるようになり、学校としての役割も充実していきました。その後何度かの改称や組織改編を行い、1877年には東京大学が誕生します。
現在、種痘所があったところには「お玉ヶ池種痘所跡碑」や「東京大学医学部発祥の地碑」がたたずんでいます。

お玉ヶ池の近くには、種痘所以外にも剣術道場や塾、詩社、吟社など、文武にかかわるさまざまな施設が建てられました。一時期は江戸を代表する学問の街となった歴史を持つ街です。

古着市場からはじまったファッションの発信地

岩本町3丁目には、「既製服問屋発祥の地」の看板があります。明治初期の1881年に古着商が集まり、「岩本町古着市場」を開いたのがはじまりです。時代とともに人々が和装から洋装に変わると、岩本町の古着市場も洋服問屋に変わっていきます。
全国各地の百貨店に安い既製服を卸し、東京の繊維産業の中心地となります。ここの問屋が源流となった衣料品メーカーも多いようです。

岩本町は現在も繊維問屋の集まる土地として知られ、年に2回「岩本町・東神田ファミリーバザール」という衣料品セールを開催しています。
主催は地元の繊維問屋です。どんなに安くても粗悪品を売らないのが信条で、厳正なチェックを潜り抜けた質の高い商品ばかりが並びます。東京のみならず関東各地から衣料品を扱う問屋が集まり、格安の値段で洋服が販売されています。フォーマルなスーツや毛皮のコート、本革のシューズなどの高級品が安く手に入るため、大変人気の高いバザールです。
もちろん、普段使える価格帯の製品も数多く取りそろえられています。衣料品以外にもキッチン用品や食品などを購入できます。

 

どんな飲食店がある?(1km圏内)

岩本町エリアの飲食店でもっとも多いのは居酒屋で、1,327件が軒を連ねています。和食店も1,253件と、同じくらい多くの店が岩本町で営業しています。そのほかの業態は居酒屋や和食店ほど多くはなく、もっとも少ないのは39件の韓国料理店です。

どんな業態が出店チャンス?

飲食店をオープンする際は、エリア内ですでに繁盛している業態と同じジャンルの店を出店すると、集客しやすいメリットがあります。居酒屋と和食店の非常に多い岩本町では、このどちらかの出店に繁盛のチャンスがあると考えられます。

業態別 募集中の居抜き物件一覧

居酒屋の居抜き
和食の居抜き

周辺の主なスポット

・神田明神
・柳森神社
・岩本町馬の水飲広場
・柳原土手跡
・お玉ヶ池種痘所
・秋葉原
・金山神社
・美倉橋公衆トイレ
・万世橋
・草分稲荷神社
・アトレ秋葉原
・和泉公園
・西澄寺
・十思公園
・伝馬町老屋敷跡碑
・2k540 アキオカ アルチザン

岩本町に似た地域

京橋

東京駅や日本橋からも近い京橋。オフィスが多く、平日は会社員であふれるところが岩本町と似ています。
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馬喰横山

馬喰横山駅をはじめ、東日本橋駅や小伝馬町駅周辺エリアは、徒歩圏内に複数駅がある点で岩本町と似ています。
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赤羽

会社員向けの飲食店が多い岩本町。赤羽も個人経営の飲食店が多数オープンしています。
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どんな客層?

【平日/昼】
2015年のデータでは、岩本町のある千代田区の昼間人口は853,068人です。夜間人口は58,406人のため、通勤・通学者の非常に多いエリアといえます。岩本町エリアのランチ平均単価は1,000円以内です。

【平日/夜】【土日】
夜間人口の少ない千代田区では、区外の会社員や学生、観光客向けの店が多いようです。ディナー平均単価は3,000円~4,000円です。

人口特性

岩本町エリアがあるのは、千代田区岩本町一丁目、二丁目、三丁目、神田岩本町です。2018年10月現在の人口総数は3,486人となっています。ビジネス街であるため、この周辺に住居を構えている方の数がたいへん少ない地域といえます。

乗降人数

岩本町駅は都営地下鉄新宿線の駅です。すぐ近くの秋葉原駅との乗り換えを行っています。2017年度の1日平均乗降人員は53,741人でした。2003年の35,158人と比較すると、利用者が年々かなりのペースで増加しているのがわかります。

岩本町の賃貸相場

岩本町の賃貸相場は、ワンルームで10万円から11万円程度、1Kで約13万円、1LDKで約20万円、2LDKで約25万円、3LDKで32万円ほどです。相場はやや高いものの、駅から徒歩11分以上になると、これよりもさらに少し安い値段で借りられます。

岩本町の店舗賃料相場

岩本町駅周辺の店舗は40万円以下の物件が半数以上にのぼります。もっとも多い価格帯は20万円から40万円で、40%ほどの店が当てはまります。都内のほかのエリアと比べても相場はそれほど高いわけでなく、月々の賃料が80万円を超える店は、全体の10%にも満たない数です。

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