街レポート

和光市(埼玉県)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

和光市(埼玉県)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

埼玉県南部にある和光市は“都内に一番近い埼玉”として密かに人気のあるエリアです。単身者向けの物件が多く、賃料もお手軽な価格となっています。
なおかつ都内へのアクセスが良いため、とても住みやすい街です。周辺には公園も多いため、ファミリー層にも需要があります。今回はそんな和光市の魅力についてご紹介します!

密かな人気を誇るアクセス環境の良いベッドタウン

和光市は埼玉県南部に位置し、東京都練馬区と板橋区に接しています。東京23区に隣接していることから、戦後急速にベッドタウンとして人口が増えました。
2016年に行われた“住みたい街ランキング”では、前年度の116位から57位へと躍進したようです。現在も注目を浴び続けている街といえます。

和光駅前は商業施設や飲食店などが建ち並び、日常の買い物に不便さを感じることはまずないでしょう。一方、駅周辺を少し離れると埼玉県らしいのどかな風景が広がります。和光市は単身者向けの物件が多い一方で、ファミリー層からも人気のある街です。
街中には公園も多く、雑木林や湧き水など自然と触れ合えるスポットもたくさんあります。そんな恵まれた環境から、子どもからお年寄りまで人口構成のバランスがとれているのもこの街の特徴です。
池袋のような派手さはないものの、都会と田舎のバランスが取れているのが和光市の最大の魅力でしょう。

「和光市」という市名の由来

和光市は1970年までは「大和町」でしたが、市制施行にともなって名称が変更されました。そのとき、「大和市」がすでに神奈川県に存在していたため、区別するために新市名を一般公募し、同年10月31日に「和光市」となりました。
和光市は、大和町の「和」と栄光の「光」を組み合わせ、“平和・栄光・前進を象徴として明るくて住みやすい街に躍進するように”という想いが込められています。

都心部へのアクセスがスムーズにできる!

和光市駅には、東武東上線・東京メトロ有楽町線・副都心線の3線が乗り入れています。和光市駅は東武鉄道が管轄していますが、東京メトロと駅内を共用している共同使用駅となっています。
東京メトロの駅としては、最北端最西端に位置している駅であり、東京地下鉄全体でも最北端に位置しています。さらには、唯一埼玉県内に所在する駅です。

しかし、都心部へのアクセスはとても良好で東武東上線快速を利用すれば池袋に約13分で行けます。都内ターミナル駅へのアクセスもスムーズです。副都心線を利用すれば新宿へは約33分、渋谷へは約36分で行くことが可能です。
さらに副都心線Fライナー急行を使えば横浜に約56分で行けます。通勤・通学にはもちろん休日のお出かけにもとても便利な路線が乗り入れています。

さらに、和光市は路線バスがとても充実していて使い勝手が良いのも特徴です。和光市駅の北口と南口にそれぞれ停留所があります。近隣の駅や研究所方面に行く一般路線バスのほか、羽田空港・成田空港まで行く空港連絡バスが運行しています。
ほかに、京都駅や大阪駅などを経由して最終的にユニバーサル・スタジオ・ジャパンまで行く高速バスなどが定期的に運行しています。

独自の子育て支援制度と高齢者介護

和光市は独自の子育て支援制度と高齢者介護に力を入れている街です。
和光市では、安心して妊娠・出産・子育てできる社会を実現させるために、フィンランドの育児支援システムを参考にした「わこう版ネウボラ」と呼ばれる事業を展開しています。「ネウボラ」とはフィンランド語で「アドバイスの輪」を意味しています。
事業内容は、身近に子育ての不安な気持ちや悩みを相談できる場所を用意し支えることで、安心して出産や子育てを迎えられるように支援するというものです。

2014年10月にスタートして以来、多くの子育て世帯をサポートしている制度です。さらに和光市は子どもたちの食育にも力が入れられています。
学校給食で使う野菜の約25%に、地元で作られた食材を使用。給食センターで作られた給食ではなく、各学校の給食室で調理された給食であるため、採れたての新鮮な野菜を調理して子どもたちに提供しています。

それだけでなく、和光市は高齢者介護にも熱心な取り組みを行っています。
介護の“予防”を第一に考えて、要支援・要介護にならないために必要なサポートを提供。お年寄りが歩いて行ける範囲に筋力トレーニングができる施設を設けたり、お年寄りが孤立したり引きこもりになったりしないようにコミュニケーションがとれる機会を定期的に用意したりしています。

いずれも、幅広い世帯がバランス良く暮らしている和光市ならではの取り組みといえるでしょう。

豊かな緑と湧き水に恵まれた街

和光市は駅周辺こそ賑わいを見せる街ですが、郊外に行くにつれて畑や雑木林が多くなり、自然豊かな埼玉らしさを感じられます。各地にある公園も整備されているため、休日には都内の喧騒を忘れてベンチに座ってゆったりとした時間を過ごすことも可能です。
また和光市は昔から湧き水が豊富にあるスポットとしても有名です。「柿ノ木坂湧水公園」では湧き水が流れるのどかな風景が楽しめます。白子地区にある「清龍寺不動院」では、湧水に打たれながら滝修行が体験できます。

どんな飲食店がある?(1km圏内)

和光市周辺でもっとも多い飲食店の業態は居酒屋で49件です。次に多かったのは和食店で39店でした。和光市周辺は飲食店が少ないようで、その他の業態は20件にも満たないところがほとんどです。このことから、和光市では居酒屋と和食店の需要が多いことが分かります。

どんな業態が出店チャンス?

和光市で出店するなら需要のある『居酒屋』か『和食店』がおすすめです。街の需要に合った業態なら、最初から多くの客入りが期待できるはずです。

業態別 募集中の居抜き物件一覧

居酒屋の居抜き
和食の居抜き

周辺の主なスポット

・新倉ふるさと民家園(和光市指定文化財)
・和光樹林公園
・陸上自衛隊広報センター
・柿ノ木坂湧水公園
・柿ノ木坂児童公園
・不動ノ滝洗場の前の庚申塔
・うけら庵
・日本キリスト教団埼玉和光教会
・和光市総合児童センター
・和光市図書館
・イトーヨーカドー和光店

和光市に似た地域

西葛西

西葛西には専門学校などが多く、和光市と同様に単身者向け物件が多い地域です。
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八王子

東京都多摩地域南部にある八王子は和光市と同じく比較的リーズナブルな家賃のエリアです。
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川崎

神奈川の玄関口である川崎は渋谷まで約27分の距離にあり、アクセスの良さから人気がある点では和光市と似ています。
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どんな客層?

【平日/昼】
和光市の昼間人口は68,447人です。和光市は都心へのアクセスが良いことから都内へ通勤・通学する方が多く暮らしています。そのため、昼間人口は夜間人口よりも少なくなります。ランチは地元の主婦でも気軽に入れる単価1,000円以内のお店が多いようです。

【平日/夜】【土日】
ベッドタウンとして人気の和光市は、夜間人口が80,745人であり、ファミリー層だけではなく単身者にも住みやすい街です。ディナーは一人でも気軽に入れる値段設定の店舗が多く、平均単価は1,000円以内でした。

人口特性

和光市の総人口は平成27年3月時点で、80,089人でした。世帯数は38,499人で、男女の割合は男性41,312人、女性38,777人とやや男性が多い傾向にあります。埼玉県に属していながら都心へのアクセスが良いため、幅広い年代が住みやすい街となっています。

乗降人数

和光市駅には東武鉄道と東京メトロの2駅が乗り入れています。2017年度の東武鉄道の1日平均乗降人員は176,557人、東京メトロの2017年度の1日平均乗降人員は185,865人です。計測が始まってからというもの、利用数は年々増え続けている傾向にあります。

和光市の賃貸相場

和光市の家賃相場はワンルーム約5.8万円、1K約6万円、2K約7万円、2DK約8万円です。都内へのアクセス抜群なエリアですが、埼玉県に属していることで都内よりも安い家賃相場となっています。ファミリー向け物件よりも単身者向けの物件が多い傾向にあります。

和光市の店舗賃料相場

和光市周辺の店舗賃料相場は20万円未満です。他のエリアに比べて断然安い賃料相場です。最高坪単価は65,000円、最低坪単価は6,694円であり、地上1階の物件が多くなっています。環状道路を挟むと賑わい方が変わるため、物件の雰囲気と出店業態の兼ね合いで検討しましょう。

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Written by 飲食店の居抜き物件なら!居抜き店舗ABC
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