調理師(調理士)免許とは
調理師法に定められた国家資格
すばり言うと、調理師免許がなくても飲食店で料理を出すことは可能だ。しかし調理師免許は、基本的な調理技術や知識を備えているという証明であるため、取得するとしないでは、お客に対しての説得力が違ってくる。
「調理師」と名乗れるのは、免許を持った者のみ。また免許を取得すると調理技術以外に、栄養や衛生、食文化などの知識が身に付く。
調理師免許の発行元
調理師免許の発行には、公益社団法人調理技術技能センターと、関西広域連合が実施する試験に合格する必要がある。
なお、試験の開催自体は各都道府県で年1回、神奈川県、京都府、大阪府のみ年2回開催される。
類似する資格
調理師免許取得者向けには「専門調理師・調理技能士」の他、フグを調理する人向けの「フグ調理士」、お菓子などを調理する「製菓衛生士」などがある。